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VLC Media player 音が切れる場合の対処

その動作の軽さ、対応フォーマットの多さ、再生品質の高さなどから、恐らく一番人気のあるフリーの動画再生プレイヤーである「VLCメディアプレイヤー」。
しかしフリーであるが故に、不具合や動作不良にも自分で対応しなければならない。

さて、最近私の環境で起きた動作不良について。
動画の最後で音が切れるというもの。
動画はまだ終わってないのに、音だけが終わってしまったかのように出なくなるのだ。

原因は、デフォルトの設定だとVLCは音声出力に「Windowsマルチメディアデバイス」というのを使っているらしいのだが、これが非常に反応が遅く、プレイヤーを閉じても1秒ほど音の再生だけが続く。
これが嫌で、反応が早いと思われる「DirextX出力」に変更したのだが、これがダメだったらしい。
プレイヤーを閉じると同時に音の再生も中断されるようにはなったが、まだ動画が終わってないのに音の再生を中断するという余計な先回り処理をしてくれてしまっているらしいw
ちなみに、動画再生のパフォーマンス自体は、どちらでやっても変わらない。
ただプレイヤーを終了させた時に、ピタっとすぐに音を止めてくれるかどうかだけ。

従って、沢山の動画から目的のものを探すなどで、次々と再生しては閉じを繰り返すような場合は、VLCプレイヤーのオーディオ出力設定は「DirextX」にした方が良いが、きちんと最後まで鑑賞するなら、デフォルトの「自動」のままか「Windowsマルチメディアデバイス」にした方が良い。

本当なら、VLCが「ASIO」というWindowsでの音の再生でもっとも質が良いと言われているドライバに対応してくれてれば良いのだが、標準状態では対応してないのかリストに出てこない。
一応ネットで検索したら、VLC用のASIOプラグインのようなものを作って公開してるらしき人は居るようだが、英語で読めないし、それらを日本語で使ってみたと解説してる人柱(w)も居ないようなので、止めたw

なお「ASIO」は質の悪いWindowsのオーディオデバイスドライバ等を通さずに、独自の質を重視したドライバでそこを置き換えるものである。
従って、CPUのパワーは食うし、Windows側の音量調整が効かなくなるというデメリットもある。
ただ同時に、最適な設定をしてやれば、むしろWindows搭載の様々な音声再生機能プログラムよりも、高速・高反応になったりもするのだ。
音量調整機能へデータを渡して通す処理をすっ飛ばしているので、その分処理が簡素化されて速くなるのは、当然わかると思う。
そもそも音量なんて、ヘッドフォンで聞く場合はアレだが、スピーカーで再生してるなら、スピーカー側で調整すれば良いわけだし。

話が逸れたが、もし同じ現象で苦しんでる(?)人が居たら、参考までにどうぞ。

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