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チンギスハン4時代のフランスの強さ

イギリス・ドイツ(神聖ローマ帝国)と渡り合えるほど強いよね、チン4時代のフランスは。

第一次・二次大戦ともに、早々に降伏に追い込まれた弱小国家とは思えないほどにw

ではなぜかつての強国、フランスはこうも弱くなってしまったのか?

原因はフランス革命にあると私は思う。

イギリスや日本のように、王室を残したまま議会制民主主義に移行しなかった。
強力なリーダーや権威を捨て去ってしまった。
だから国難に際して、意思統一が出来ない。
右翼・左翼、又は右派・左派って言葉は、フランスで生まれたものだが、これがあるから弱体化した。

民主主義とは、国民全員が責任を負う政治形態であるが、同時に誰も責任を取らない政治形態でもある。
絶対王政や独裁国家では、君主は失敗したり失脚すれば、命まで失うわけだ。
親族も含めて。
選挙で負けようが、政権を失おうが、今の日本をはじめとした民主国家では、死ぬことはないのと対照的だ。

だから死ぬ気で、それこそ命かけて国家という人間の群れを運営していた。
それを忘れれば、反乱が起きて滅亡し、新たな王朝が出来る。
中国の歴史なんか、それが顕著だよねw

失敗しても「俺のせいじゃない」「俺は悪くない」とか左翼みたいな事言ってる連中が蔓延るのが、民主主義なのだよ。
だからフランスは二度の世界大戦で、ロクに戦えずに降伏するはめになった。
自分たちが属した側の勢力が、たまたま運よく二度とも勝利したから、フランスという国が残っただけ。
そうじゃなければ、とっくに地図からフランスという名前は消えていただろう。

なお革命以降、一度だけフランスがかつての強さを取り戻した時期があった。
ナポレオンの時代。

ナポレオンがいくら優秀でも、某銀英伝のヤンみたいに文民統制に頑なにこだわって、いち軍人のままだったら、弱小フランスのままだっただろう。

イギリスがEUを離脱した理由も、この辺にあると思うよ?
お花畑な理想論で移民・難民を大量に受け入れさせられた結果、弊害があちこちに出てきてるのに、それを推進したEUを牛耳ってる左翼連中は誰も責任を取らないし、対応しない。
「差別だ!」と論点すりかえて批判封じしかしない。
衰えたとはいえ、英語を事実上の世界標準語にするまでの、ナチス・ドイツなんぞより遥かに世界征服・侵略をかつてやったイギリスは、このままじゃダメだと行動にうつせるだけの気概がまだあったということ。

チンギスハン4のシナリオ1の有名なイギリスのイベント、ジョンが兄を売って「ふっはっはっは」とかやってる時に、リチャードが帰ってきて「おいふざけんな!」ってやったのが、EU離脱と被って見えるw
さす英(さすがイギリス)w

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