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パラレルワールドとは何なのか?

某2chまとめサイトで、オカルト系を中心にしていて面白いので良く見に行くサイトがある。
そこで久しぶりにパラレルワールド関連の話題があったので。

まずパラレルワールド自体は、科学的には証明されていないオカルト分野だ。
しかしながら、「無い」という証明もできていない。

仮にパラレルワールドというものが存在したとして、それはどういうものなのか?

最近の若い人はやった事がない、知らない人も多いかも知れないが、コンピュータゲームの最初の頃のゲームの1ジャンルに、「アドベンチャーゲーム」というのがあった。
アドベンチャーゲームというのは、いわゆる小説などの物語に読者が選べる行動の選択肢を設けて、それによってストーリーが分岐していくタイプのゲームである。
一昔前に話題になった「ひぐらしの鳴く頃に」も、もともとは同人アドベンチャーゲームだ。
また、最近だと「Re:ゼロから始める異世界生活」(通称 リゼロ)という人気アニメも、形態的にはアドベンチャー小説と言えよう。

コンピュータゲームだけでなく、欧米では今でも存在し、それなりに人気らしいが、ゲームブックというのもあった。
アドベンチャーゲームを本の形で再現したもので、所々に選択肢が出てきて、例えば「あなたの前に2つに分かれた道がある 右へ進む→5ページへ 左へ進む→8ページへ」みたいな形でハッピーエンドというか正解のエンディングに辿り着くのを目指すゲーム本である。

さて、なぜアドベンチャーゲームの話をしたかと言うと、パラレルワールドというが存在するとすれば、それはアドベンチャーゲームの別の選択肢の先にある物語、あるいは複数の分岐ストーリーが収められた本と同じ理屈が通用するからだ。

アドベンチャーゲームでも、ゲームブックでも、選ばなかった選択肢の先に書かれているストーリーはプレイヤー・読者にとっては「存在」しない世界であるが、実際はコンピュータプログラムの中や本の別のページにしっかり存在している。
われわれは、アドベンチャーゲームのように時間を遡って人生をやり直したりできないので、パラレルワールドの存在が見えないし、信じられないだけなのではないかと。

これはタイムマシンで過去に行って自分の親を殺すか、殺さないまでも結婚を阻止したら自分は消えてしまうのか?という問題や、未来から実際にタイムマシンに乗って人が来ていない事が、人類がタイムマシンを発明できない証拠であると言われたりするのと同じような事だ。

タイムマシンで過去を変えて現在に帰った場合、パラレルワールドの未来へしか帰れなくなるだけである。
タイムマシンに乗って来た人が居ないのは、われわれの現在の世界線が「タイムマシンが存在しない」世界にあるからである。
未来にタイムマシンが開発されたとして、誰かを過去へ送って何か過去を変えるような事をさせる実験を行っても、そのタイムマシンや人間は、この世界には帰ってこないだろう。
なぜなら、過去にタイムマシンに乗ってやってきた人が、何かをしていったという別のパラレルワールドの世界線上の現代に帰る事になるからだ。

このように、パラレルワールドというのは実は無数に存在している。
歴史の改変を許さない神的なパワーによって強制的に存在を消されたりする事は無く、アドベンチャーゲームのようにあらかじめ存在している、改変されたと人間が思っているだけの世界に飛ばされるだけだ。
人間ごときがいくらがんばろうとも、どんなに奇抜な事をしようとも、その結果のストーリーの世界というのは必ず既に存在しているという事だ。
アドベンチャーゲームで選ばなかった選択肢の世界が、コンピュータプログラムや本のページから消えないのと同じように。

これがこの世界の真実だと思う。

ちなみに同様に、この囚われた世界から抜け出せない理屈は、現実世界にもあると思う。
例えば、過去に人間は地球には果てがあると思っていた。
突然海や大地が途切れて、宇宙へ水が落ちているような昔の人が思い描いた地球の創造図とか見た事があるだろう。
しかし実際は地球には果てなどない。
ずーっと東へ一直線に進めば、元の場所に西方向から戻ってくる事になるだけなのは、現代人なら誰も知っていると思う。

同様に、宇宙の果ては無いと考えられる。
例えば北極点から真っ直ぐ垂直に宇宙に飛び出して、そのままずーっと真っ直ぐ進めたとして、最終的に宇宙の果てにつくかといえば、そんな事はなく恐らくは南極に着陸する事になるだろう。
時間という概念も同様だ。
ずーっと未来へ進んだとして、最終的に辿り着くのは現在である。
つまりぐるっと1周して戻ってくるという事だ。
宇宙も時間も「輪」のようになっていて、そこから抜け出すのは不可能という考え。
既にこういう説を唱えてる人や考えている人は、私以外にも居るであろう。
ただパラレルワールドと同様に、現代の人類の科学力ではそれが正しいとも間違っているとも証明はできない。
もしかしたら人類は、それらを解明する前に滅亡してしまい、永遠に分からないままかも知れない。

いずれにせよ、そういう考え方を持っていれば、この考察を書くきっかけになったネットに投稿された話の投稿者も、最悪の結末を迎える事はなかったであろうにと思った次第。
いつものように朝起きて、親に兄を起こしてくるように頼まれ行ったら、兄がパラレルワールドから来たかのようになっていた。
兄の頭がおかしくなったと思って病院とかにも行かせたが、原因も病名も分からない、というか医学的には脳に特に異常も無くわからないし治せなかった。
最終的に、絶望した兄は首を吊って死んでしまい、家族も崩壊したというものだった。

本当にパラレルワールドから何らかの、この世界の不具合で入れ替わってしまったのか、あるいは何か精神的なもので演じていただけなのかは、本人にしか分からないだろう。
だが私が先に述べてきたこの世界の仕組みのような思想を持っていれば、あるいはその方の兄を自殺にまで追い込む事はなかったかも知れない。
元の世界に帰れないかも知れないが、家族も本人も気持ちを入れ替えて新しい関係を築いていけたかもしれないのだ。

現代人が信じている、科学で証明されたとされている事象で、実際には人間の目に見えなかったり耳で聞こえなかったり、あるいは体験できない事は山ほどある。
もちろん、人間の身体能力では見れないが、道具を使えば事象を確認できるようになるから、それらの事柄は証明されているわけだ。
つまり今現在、オカルトとして信じられてないものも、単にそれを証明するための道具が無いにすぎず、実際にはあるかもしれないのだ。

霊とか魂とかって言われるものは、目に見えないし感じることもできない(一部見える人は居るらしいですがw)が、それらを感知できる機械がいつか開発されて、証明される日が来るかもしれない。

STAP細胞は、本当はあるかもしれないw

そんな事を考えた次第ですw

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