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リトルウィッチ アカデミアに見る欧米と日本のアニメの違い

リトルウィッチ アカデミアは日本製のアニメではあるが、欧米で非常に評価が高い。
日本でもそれなりに評価はされているが、欧米ほどではない。

リトルウィッチ アカデミアがここまで欧米で高評価なのは、
1.世界観やストーリーが欧米で大人気のハリー・ポッターを彷彿とさせ、馴染み深い
2.キャラクターデザイン・動き・色使いが欧米のアニメに近い

というのが理由だと思われる。
過去にも日本でより欧米(の主に大きなお友達w)で人気が高かったアニメには、
☆エルフェンリート
☆進撃の巨人
☆ワンパンマン
などがある。

これらとリトルウィッチ・アカデミアとは、「欧米人が好みそうな世界観・ストーリー」というのが共通している。
日本のアニメは大人でも楽しめるものとして、海外のそれとは大きく異なると言われている。
しかし日本のアニメは大人でも楽しめるが、変なリアリティ重視や、暗い世界観・ストーリーのものは少なく、あくまで見ていて良い気分、楽しい気持ちになれるものが好まれる傾向にある。
そのため欧米人の好む血しぶきブシャーのグロい表現とか、絶望しかないような世界観とか、そういうのはあまりないのだ。
また、ワンパンマンのように最初から最強で、敵をどんどん簡単にぶっ飛ばす系も少ない。
なぜなら日本のアニメには日本的な道徳観が深く根付いている(これは漫画からしてそうだが)ため、努力してこそ強くなれるという少年ジャンプの王道的なストーリーが多いためだろう。

エリフェンリートや進撃の巨人のように、グロ表現が多い、人が簡単に死んでしかも生き返られないなどのリアル設定。
これらの日本人にはあまりウケないが、欧米人には非常にウケるのである。

これらリアルグロ路線と、リトルウィッチアカデミアは異なるが、別の意味で欧米的なのである。
いわゆるディズニー路線とでも言おうか。
欧米的ファンタジーアニメに非常に近い。
キャラクターの表情の変化や、動きの演出、映像の色使いなど非常にディズニーのような欧米アニメを意識していると思われる部分が多い。
そこが逆に日本人にとってはあまり評価されない、人によっては糞アニメだと思われてしまう部分だと思う。

ただ最近は、特に萌えアニメや日常系アニメは欧米人も日本人も好みの差がなくなって来ているとも感じる。
萌えアニメの代表である「ごちうさ」など、欧米でもブヒブヒ言ってるのは沢山おり、ロリキャラなどをピーしたいとか言ってる「海外の俺ら」も増えているらしいw

アニメの影響というのは、日本人が考える以上に世界の人々に与えるものは大きい。

ちなみに世界的にも評価の高い「宮崎駿アニメ」も、キャラクターの動きという点では日本より欧米ディズニーに近いものがある。
こういった馴染み深いものと、日本独自の世界観やストーリーが日本アニメの代表と評価されている所以だと思う。

リトルウィッチアカデミアは見た目はあまり好きになれない日本人は多いかもしれないが、話は面白いし決して手抜きアニメではないので、お勧めしたい。

ちなみに今期の他のお勧めは
☆小林さんちのメイドラゴン
がダントツで次点で
☆亜人ちゃんは語りたい
☆ガブリール ドロップアウト
だろうか。

特に小林さんちのメイドラゴンは登場キャラクターが全員かわいくて、生きるがつらいぐらいであるw

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海外でも評価されてませんよ リアクション動画上げてる人も少ないですしキャラ人気も他のアニメにとられてますし
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