2ntブログ

シュヴァルツシルト1 PC88版 クラーリン封鎖のバグ技のやり方について

クラーリンに占拠された惑星の上に艦隊を配置すると、クラーリン艦隊に接触されても艦隊戦にならず、なぜか惑星戦になります。
しかし既にクラーリン占拠済みの惑星なので、同士撃ちが始まり、惑星上の自艦隊には一切被害が出ず、というか戦闘画面にすら移行せずに、勝手にクラーリンの艦隊が何部隊が全滅したり、大幅に損害を被ったりします。
この技を利用すると、以前も述べたようにP型戦艦のみでもクラーリン要塞を撃破してクリアでき、また要塞に辿り着くまでの間、自分はもちろん同盟国も一切被害が出ないので、4部隊500隻満載の状態で戦えます。

ただこの封鎖技、完全に閉じ込めるのはかなり難しいのが、やり直してみて分かりました。

まずある程度の惑星を占拠されないと、シナリオが進まないのです。
またシナリオが進むギリギリの惑星まで進行をあえて許しても、1箇所進行ルートが残ってしまい、そこからボロボロ漏れてきて、聖銀河教皇国などの攻守同盟が結べずクラーリンの侵攻を阻止してあげられない国が落とされて、さらにそこから自国や同盟国へ進行されてしまいます。

まずクラーリンに上下左右どちらへ進行しても、バグ戦が起こる惑星(とクラーリンのAIが認識している)しかない状態にしなければなりません。
具体的にはアサコ大公国のイサオ・ケッタ・モーリ・ケジーの4つの惑星をクラーリンに占拠させます。
こうして元ケッタだった場所をクラーリン艦隊のワープアウト先として空けておき、その他の惑星上に艦隊を配置して封鎖します。
クラーリン戦に入る前に、3艦隊をイサオ・モーリ・ケジーの付近に展開させておきます。
クラーリンの進行ルートから外れる方向に、1マス空けて艦隊を待機さえ、クラーリンが占拠してそこから離れたら、すかさずそこへ乗ってワープアウトできないよう封鎖します。
シュバ2
上図はイサオだった場所です。
右2マス隣で待機し、異次元化されてクラーリン艦隊が離れたら左へ2マス進んで乗ります(図だと左へ1マス進む状態)
MAP上では艦隊はクラーリンのチート艦隊を除いて、1ターンに2マスしか動けません。
また上図の場合、待機する場所が上や下や左だと、クラーリン艦隊の進行ルートを妨げる事になるので、艦隊戦が発生してしまい、余計な被害を被ります。
イサオは比較的楽な方で、問題はケジーです。
ここを最後に占拠させるわけですが、封鎖するまでの間に占拠した部隊やワープアウトしてきた部隊が、聖銀河教皇国方面へ行かないよう、阻止する必要があります。
ケジーより左になるべくクラーリン艦隊が存在しないようなタイミングや状況で占拠させて下さい。
この戦法はMAP上を自由に動かせる自軍は1部隊しか居ませんので、その1部隊で漏らしたクラーリン艦隊を排除できるように工夫して下さい。

上手く3箇所封鎖できれば、
シュヴァ3
このように同士撃ちが始まり、
シュヴァ4
勝手に自滅してくれますw

ちなみにPC88版のクリアボーナスパスワードは、PC98版とは違います。
載せてる人が見つからなかったので、一応書いておくと、
KNHSC
です。
ネタバレなので見たい人は反転させてみて下さいw

シュヴァルツシルト1 PC88版 P型戦艦でクラーリンの要塞を撃破する方法

シュヴァルツシルト1の最後の敵はクラーリンです。
クラーリンに惑星を取られると、異世界化(?)されてしまい、二度と取り戻せなくなります。
従って生産力を徐々に削がれていき、最終的には敵艦隊を撃破できなくなって主星を落とされゲームオーバーになります。
つまり、タイムリミットが存在するのです。

クラーリン戦がある程度進行するまでは、どんなにがんばってもP型戦艦までしか開発できません。
このP型戦艦部隊だけで、敵要塞を撃破するのは正攻法では非常に困難です。
なので通常はクラーリンにある程度惑星を占拠されるか、敵が新型戦艦を投入してくるタイミングで開発できるようになる、Q型戦艦という最終兵器を揃えて挑む事になります。

ところが実は、PC88版のクラーリン戦にはバグがあり、これを利用するとなんと攻守同盟国も含め、P型戦艦満載状態で要塞戦に突入でき、なおかつ1ターンで撃破できてしまうのですw

クラーリンに占拠された惑星は、再奪取できないので、そこへ到達しても惑星の上に乗っかる形になります。
この状態にしてあると、なんとクラーリンはその惑星から亜空間移動して出撃できないのです。
そればかりか、惑星上に居る自艦隊に攻撃を仕掛けてくるのですが、自惑星ではないのでクラーリン艦隊同士の同士撃ち戦が行われますw
労せずして、敵艦隊が自滅してくれるのですw

最初にクラーリンに占拠された惑星を、敵艦隊の出現ポイントとして空けておき、それ以外のクラーリンの惑星上には味方艦隊を配置して封鎖&おびき寄せて攻撃させて同士討ちで自滅させる。
このようにしておけば、味方勢力の惑星もそれ以上占拠されないので生産力も維持でき、なおかつ艦隊も一切被害が出ないので、あっという間に予備も含めてP型500隻満載状態にできます。
そのうえで、封鎖に使ってない部隊1隊を、クラーリンの要塞へ進行させます。
道のりは長いですが、要塞から出撃した部隊も、1つだけ残してあるクラーリン占拠惑星へ飛んでくれるので、要塞に進行する部隊が艦隊戦を仕掛けられる事もなく進めます。
クラーリンの要塞を射程に捉えたら、クラーリン艦隊の同士討ち戦で艦隊が全滅するタイミングを待ちます。
クラーリン艦隊が全滅あるいは1部隊程度は残っていてもアサコ・カケル・神聖アギの3同盟国が居れば十分に削り切れるので、そのタイミングで要塞戦を仕掛けます。
旗艦となった自部隊以外は全て要塞に突っ込んで攻撃。
1回の攻撃で攻撃した部隊は全滅しますが問題ありません。
他の同盟国の艦隊がトドメを刺してくれますw

この方法だと簡単に、しかもQ型艦を揃えるまで敵の猛攻を凌ぐ苦労もする事なく要塞を落とせます。
ただバグ利用技なので、面白さや達成感は半減します。
どうしてもクリアできない場合に使ってみてください。
PC98版はやった事ないので分かりませんが、もしかしたら同じようなバグが存在するかもしれません。
あるいは復刻版も同様のバグがあるかもしれませんので、お試しください。

シュヴァルツシルト1 PC88版 序盤の攻略について

PC98版は初期戦力の配置や戦闘時の敵のAIが違うので、この方法が必ずしも通用はしません。
ですが大まかな方針は同じです。

1ターン目
民事→小惑星探査
民事→NT開発 上限まで資金を投入
軍備→配備→艦船の削減 第2~第4艦隊の艦船数を1まで減らし、無所属Aに減らした艦船を配備
軍備→配備→艦船の補充 第1艦隊に先ほど無所属Aに配備した15隻のA型戦艦を全て第1艦隊へ
これで
第1艦隊 A型 21
第2艦隊 A型 1
第3艦隊 A型 1
第4艦隊 A型 1
になるはず
艦隊→第2艦隊→亜空間移動→タテオorサワシ
第3艦隊も同様に亜空間移動で前線惑星へ飛ばす
第4艦隊はSTEP数の不足で飛ばせないはず
もし飛ばせたら、なんかのコマンドを実行し忘れている可能性があるので注意

2ターン目以降
小惑星探査を資源惑星が見つかるまで続ける
なお反乱軍を鎮圧するまでは、1つしか見つからないが、ごくまれに次のシナリオ(?)に進まないと見つからないはずのものが見つかる事があるので、「見つかる可能性がない」と言われても続けてやった方が良い
NT開発は最低でも反乱軍のC型戦艦を上回る性能のものが作れるレベルまでは、建造せずに上げ続ける
できれば次の対戦国となるバディ共和国の戦艦よりも高いレベルのものが作れるまで上げておきたい
反乱軍は開発を一切しないが、一定ターンごとに謎の勢力から戦艦の援助を受ける
これの3回目あたりで、いきなりとんでもないレベルの戦艦を600隻とかいう、事実上のゲームオーバーとなる援助が行われてしまうので、それまでに反乱軍を滅ぼす必要がある

戦闘について
CPUは自分より格下の戦艦しかプレイヤーが持っていない場合は、自分からは動かない
ただしこの状況は反乱軍戦までで、以降は必ず敵国より上回る性能の戦艦で戦うはずなので、最初だけの方法

まず第2~第4のいずれかを旗艦とするため、これらの艦隊を全体MAP上で相手にぶつける
第1艦隊は基本的に最新の戦艦を多数配備した職滅部隊として使うので、旗艦にはしない
(万が一、初撃で敵旗艦部隊を全滅できなかった場合、旗艦を撤退させて反撃による被害を防ぐため)
旗艦部隊を敵旗艦部隊と隣接する列のマスに進め、第1艦隊はその1つ隣の列に進める
敵旗艦が直進した場合に到達するマスのすぐ隣まで味方旗艦と、その隣の一歩先のマスへ第1艦隊を平行して進める
敵は味方旗艦を隣接可能マスまで進めると、一気に進んでくる

シュバルツシルト1

上図のように敵旗艦が味方旗艦に隣接、その隣のマスに職滅部隊である第1艦隊が1歩進んだ状態で居ると、次の自ターンで第1艦隊が 左へ旋回→2マス進んで→上へ旋回 で敵の背面から攻撃できるようになるはず
敵の旗艦さえ全滅させれば、他の艦隊がいくら残っていようと勝ちで戦闘は終了するので、上図に見える旗艦以外の敵艦隊は気にする必要はない
戦力が整うまで、この方法で初期配備のA型艦だけで、性能で上回る反乱軍のC型艦部隊を撃退する

第1艦隊に敵艦を大幅に上回る性能の艦隊が配備できるようになったら、敵の方から突っ込んで来るようになるので、味方旗艦が敵と隣接しないよう注意しながら第1艦隊を敵旗艦の背後から攻撃できる位置へ進めてまちぶせ、撃退していく
以降エンディングまでこの戦闘スタイルは続く

まとめると、A型戦艦しかない最序盤のみ味方旗艦を囮にして敵をおびき寄せる
それ以降は敵艦を上回る性能の艦船を第1部隊に逐次配備して、敵旗艦を背後から攻撃できる位置に進めてまちぶせ、敵旗艦だけを確実に1回の攻撃で全滅させていくを繰り返す

この方法で人類国家の艦対戦は最小の被害で最大の戦果をあげられます
なおネタバレになりますが、人類国家じゃない某クラーリンの戦艦は背後の反撃力が、側面や正面より強いという罠があるので、クラーリン戦になったらこの方法で戦うと痛いです

内政はNTをひたすら上げ続け、それが終わるか資金に余裕が出てきたらSV値を上げて配備艦数を増やす
小惑星探査は全ての資源惑星が発見しつくされるまで、必ず毎ターン実行
艦隊演習などは、クラーリン戦になるまで一切行う必要はなし
第1艦隊は常にその時点での最高ランクの戦艦を配備し、職滅部隊として使い、侵攻は第2艦隊以降に任せる

これが基本方針であり、攻略法です

それと聖銀河教皇国には決して宣戦布告しないよう
自軍に居る信者達が反乱を起こして行動できなくなりますw
クラーリンに滅ぼされるまでひたすら無視
ただし別の国の援軍として出てきた場合は、叩いても問題ないです
というか援軍が出てくるようになると、援軍側の戦力もある程度削っておかないと被害が馬鹿にならなくなるので
援軍削る→旗艦撤退という戦法を取る場面も後半は出てきます

ちなみにこの攻略法は、確実にクリアできるためのもので、やりこんだアカツキには、わざと敵と同レベルの艦隊で、正面からの激突を楽しんだり、あるいはギリギリまで開発をして最速でP型戦艦建造を目指したりと、縛りプレイなどで何度でも遊べますw

参考までにどうぞ

シュヴァルツシルト初代 PC98版と88版の違い

かつてパソコンのエロじゃないゲーム全盛期の頃、工画堂スタジオというところが出していた宇宙艦隊戦のシミュレーションゲーム。
(たぶん)スターウォーズなどに触発されたストーリーを持つ、壮大な宇宙戦史物語というバックストーリーがあり、時代や場所の違うエピソードを主体として1つのゲームとして出していた。
初代がPC-9801シリーズ用として1988年に発売されて以降、ハードがNEC独自規格のパソコンから世界共通のAT互換機に、OSがDOSからWindowsになっても続編が作られ続け、現在は外伝も含めて13作ほどが出ているらしい。
もっともここ最近、パソコンのゲームはエロゲーも含めて売れないらしく、日本のコンピュータゲームメーカーはみな課金ガチャゲーか、プレイステーションや任天堂の家庭用ゲーム機向けゲームしか作らなくなってしまい、シュヴァルツシルトも10年以上も新作が出ていない。

さてこのシュヴァルツシルトだが、その初代はNECのPC98シリーズ用として出て、その後にまだ現役だったPC88という1ランク下の、(主に)ゲーム専用機のような位置になったパソコン用として移植された。
だがこの移植に際して、大幅な改良が加えられており、PC98版とPC88版では同じストーリー・システムのゲームではあるが、別物のゲームと言っても良いほどである。
具体的には、PC98版の操作性の悪さや極悪な難易度が改善されている。
例えば、コマンドメニューがPC98版だとひとつ前の選択肢に戻るのに、いちいち「中止」とか「終了」とかを選択しないとならなかったのが、PC88版ではESCキーで簡単に戻れる(キャンセル)できるようになった。
また戦艦の建造数や技術力のアップに使う資金の入力なども、PC98版ではせっかく1・10・100・1000という数字の選択があるのに、その数字未満しか建造できない、資金が使えないような状態だと入力できず、いちいち1桁下の選択しをポチポチ何回も押さないとMAXまで入力できなかったが、PC88版では大きな数値の選択肢を選んだ場合は自動で最大値が1発で入力されるようになった。

ゲームの難易度もPC88は大幅に下がっており、特に序盤の反乱軍との戦闘は、初期のショボイ戦力でも自惑星を1つも失わずに余裕で撃退し続けられるようになった。
これはPC98版は初期戦力が第一・第二艦隊にそれぞれ9機のA型という最弱戦艦しか無いのに、敵はC型戦艦40機とかで攻めてくるが、PC88版はプレイヤー国の初期戦力が第一~第四まで6機づつ、敵も4艦隊に増えたが数がA型戦艦の背後攻撃で全滅できる程度まで1艦隊の数が減ったのが大きい。
ちなみにPC88版でも、初ターンで第二~第四艦隊は戦艦数を1まで減らし、その分を全て第一艦隊に集めて数を増やしておかないと、艦隊戦で1回の攻撃で撃退しきれなくなる。

とにかくゲームバランスとしては、難易度はそれでも高いがかなりPC88版で良くなっているので、もしやりたい人はPC88版をやるのをおすすめする。
PC98版はストレスがハンパないw

工画堂は最近はギャルゲーシミュレーションしか出さなくなってしまったが、シュヴァルツシルトやパワードールといったかつての主力シリーズの続編も出してほしい。
あとシークエンスパラディウムの続編もお願いしますw

NHKの世論操作

ニュースウォッチ9 というNHKのゴールデンタイムのニュース番組がある。
今しがた、ご飯を食べながら見てたばかりだが、あまりに世論誘導がひどい。

イオンが明日から大幅な値下げを行うというニュース。
NHKは公共放送を自称しているので、特定の民間企業に肩入れしない事が大前提で、昔は決して企業名はおろか、どこの企業か分かりそうなものも映すような事はしなかった。
ところが堂々と特定企業の宣伝をするかのようなニュースを流したのだ。
これには、イオンの社長が政府の政策はうまくいってないので、それに逆らって値下げをすると述べた事に飛びついたのだと思う。
マスゴミどもはとにかく政府を叩きたくてしょうがない。
そのためには、「特定の企業名を出さない、映さない」という不文律まで平気で破るらしい。
ご丁寧に値下げ品目と、具体的な値段の一覧まで映して応援しているw

しかも対照的にその次のニュースとして、日米の牛肉の貿易問題についてのVTRでは、取材を受けた外食チェーンの名前がまったくでなかった事。
商品開発部長かなんかまで出てきて、VTRでコメントしてくれてるのに、紹介字幕はあくまで「大手外食チェーン」という徹底ぶり。
ガストなのかデニーズなのか、びっくりドンキーなのかロイヤルホストなのか、映像には判別できるようなものは一切映りこませない徹底ぶり。

本当に見事なまでのゴミっぷりだ。

政府の政策に逆らう企業は徹底的に応援し、そうじゃない企業や関係ない企業は徹底的に社名を伏せる。

もうね、あからさますぎて笑ってしまいましたよ。

昭和の時代でさえ、民放のワイドショーなどはみな話し半分で見ていましたが、まさか天下のNHKの、しかもワイドショーではないまじめなニュース番組でこういう事をするようになったのかと。

もういい加減、NHKだけ特別扱いして、法で保護して援助までしてやる必要はないんじゃないんですかね?

農業の大切さ

人が生きるのに必要不可欠なものはいくつかある。

その中でもっとも重要なのが「食料」である。

衣食住などとよく言われるが、それは日本だからであって年中暖かい気候の地域には、未だに素っ裸で暮らしている人達も居るし、家が無い人も世界には沢山居る。
しかし「食料」無くして生きている人は居ない。

人間が個体数を爆発的に増やすきっかけになったのは、外敵を退けられる武器や集団での戦闘などを会得したからではないし、怪我や病気に効率的に対処できるようになったからでもない。
「農業」によって、みずから「食料」を生み出せる、増やせるようになったからだ。

ところが現代の世界は、この「農業」が軽んじられる傾向がある。
特に食う事に困らない現代日本では。

お金は食えないし、石油や鉱物資源も食えない。
工業製品だって食い物が十分にあってこそ、必要となるものであって、食うものが無いのにテレビだの冷蔵庫だの洗濯機だの買う奴は居ないだろう。

江戸時代に士農工商という身分制度で、支配階層である武士が、次に偉いのは農民ですってしたのも当然の事なのだ。
大企業の正社員や、とある分野での第一人者や政治家・官僚、弁護士や医者などは勝ち組、尊敬される職業であるが、農家は見下される。
だが実際はこれら人がうらやむ職業より、農家の方が本当は尊ばれなければならないのだ。

日本は農家を甘やかしすぎるなどと言われるが、そうじゃない。
農業は国をあげて保護すべき最優先の産業なのだ。

工業製品作りまくって、世界に売りまくって大金を手に入れても、買える食料が無ければ人は生きていけない。
世界的な気候変動・異常気象や、あるいは地震・火山の噴火、隕石の落下なんてのもあるかもしれないが、こういった大災害によって農業が壊滅したら、いくら金を持っていても食料は手に入らなくなる。

そもそも今の世界だって、食料が十分に生産できているわけではない。
肥満が問題になる一方で、今日食べるものにすら困る人も大勢居る。
剣や銃で脅してないだけで、現代でも先進国は途上国から搾取する事で、豊富な食料を得ているのだ。

「富」とか「豊か」という漢字も、すべて農業や食料に関係するもので構成されているのを見ても分かるだろう。

「お金」というのは、物品に交換できる約束手形のようなものに過ぎない。
肝心の品物が無ければ、交換しようにもできないわけで、そんなものを沢山持っている事で安心するなんてのは、本来はおかしいのだ。

日本はもっと農業を推奨していくべきだし、あるいは水耕栽培など天候や土地に影響されない新しい食料生産技術の進歩や、それを行う工場や企業の育成をもっとすべきだと思う。

けものフレンズ で思い知らされる声優の力

けものフレンズ、放送は終わってしまいましたが低予算アニメとしては異例の大ヒットとなりました。

あのMMDで作ったような3Dキャラを、ここまで魅力的にしているのは、やはり声優の演技力でしょう。

このアニメに出てくるトキという、佐渡で飼育されている絶滅危惧種として有名な鳥が居ます。
このトキの声、なんと金田朋子がやってるとのこと。
金田朋子といえば、甲高い超音波音声で有名な人ですが、このトキ役では物静かな囁くようなしゃべり方をしており、気づかない人が多かったと思います。
まぁあの歌を聴けば、ああw金朋だwwwと思えるわけですが。

このように声優さんは、一種類の声やトーンやしゃべり方だけでなく、様々な役がこなせる人が多いです。
かつてエヴァンゲリオンで、それまで元気な女の子役ばかりだった当時の一番人気の女性声優である林原めぐみが、綾波レイというクールかつ無表情な役を見事にこなして、ファンを驚かせた事もあります。
また最近では艦これで、複数の異なる艦娘を同じ声優がそれとは気づかせずに演じるなど、たんに特徴的な声だったり、台詞が棒読みにならない技術力だけじゃない事を思い知らされます。

声がかわいいorかっこいい、演技が上手いのは当たり前であり、それにプラスアルファでどんな役でもこなせる、非常に幅の広い声帯を持つ人が近年多くなっているように思います。

これは一声聞いただけで、「ああ、あの人だ」と分かる昭和時代のベテラン声優とは対照的でしょう。
特に若手女性声優は、この傾向が強いようです。
ちなみに男性声優で一番声帯が広いと言われているのは、山寺宏一です。
ただ銀魂の主人公の銀さんを演じる人気男性声優である杉田智和は、ほかの声優の声真似が上手い事で知られていますし、ベテラン男性声優である神谷明などは、北斗の拳のケンシロウという渋い男らしいキャラと、キン肉マンというおちゃらけたお笑いキャラの両方を演じた事で、当時小学生だった私達を驚かせた事がありますw
え?ケンシロウときん肉マンって同じ人なの?とw

声優をこれから目指す人は、演技力はもちろんですが、このように「え?あのキャラとあのキャラ同じ人が声やってんの?信じられないw」と言われるような幅の広さを持てるようにすべきでしょう。
それが最近の流れっぽいです。

歴史とは、諸刃の剣である

銀英伝みててふと思った。
歴史とは諸刃の剣ではないかと。

人間が地球の他の生物と大きく異なる事のひとつに、「歴史」を持っているというのがある。
他の生物は基本的に遺伝子でしか子孫に何かを伝えられないが、人間だけが「歴史」というもので後世にいろんな事を伝える事ができる。
ここで言う「歴史」は、何年何月何日に誰が何をしたとかいう、受験勉強で「これ覚えて何の役に立つのか?」っていうものだけじゃない。
例えば現代の科学技術の基礎なんかもそうだ。
我々は先祖が発見した様々な事象があって、はじめてより高度な発見・発明が行えるのだ。
このような複雑な事象は当然ながら遺伝子などで伝える事はできない。
言葉や文字を持つ人間だからこそ、細かく正確に後世に伝える事ができ、だからこそ驚異的なスピードで進歩してきた。

「歴史」はこのように人間を遺伝子などによる「進化」よりも、速く効率的に「進化」させられるのに役立つ一方で、実は自分達自身を滅ぼしてしまう危険性もある。

反日思想などというのものは、過去に日本がアジアを攻めたという「歴史」が残っているからこそ起こるもので、それによって子々孫々にまで「憎しみ」を残す事になり、下手すればそれがまた「戦争」に繋がる事にもなる。
人間以外の動物は「あの群れはかつて俺らの先祖の縄張りを荒らした憎むべきやつらだ」とかって理由で争ったりしない。

「歴史」があるから、民族同士の対立、戦争・紛争がいつまで経っても無くならないのだ。
「歴史」があるから、勝者はいつまでも驕り高ぶり、敗者は卑屈になる。

仮にどっちが悪かったとか、誰が悪かったとか、そういう主観や感情を抜きにした、正しい歴史の教え方・学び方をしたとしても、やはり先祖がやられたという「歴史」はくやしいし、先祖が大勝利したという「歴史」は誇りに思ってしまうのが人間なのだ。

このように「歴史」とは人類の発展に大きく寄与する一方で、衰退や滅亡へと進む原動力にもなりえる。
諸刃の剣というわけだ。

その事を人類は理解したうえで、正しく学び、活用すべきだと考える。

寺社仏閣への液体ぶっかけ事件の多発について

これらは日本人の犯行では無いと考えられるでしょう。
少なくとも「まともな」日本人ではないです。

在日・反日外国人が気に食わないとか、そういった感情的な理由ではありません。

日本人はよく無宗教とか、無神論者だと海外からも見られがちだし、自分たちもそう思っています。

しかし一方で、日本人は宗教を全否定しているわけでもなく、神様とかの存在を信じていないわけではありません。

たとえばごく一般的な日本人であれば、子供のころに七五三は経験したでしょう。
あれは子供の健やかな成長を、神社で神様にお願いする伝統行事です。
また新年には一年の無病息災や安寧を願いに初詣に行きますし、受験などで合格祈願をしに神社に行った人も多いでしょう。
また多くの日本人が、亡くなった後はお寺のお墓に入るし、○回忌などの行事を行うし、お盆や命日などのお墓参りなどを行います。

日本人は海外の人間や宗教のように、毎日経典を暗唱したりお祈りしなくても普段の生活にそれらが自然な形で根付いていて、気付かない、意識しないでいるだけです。

従って寺社仏閣へのこのような行為を行う事は、できないのです。
「ばちがあたる」とか「祟られる」とか、そういう言葉が現代でも残っていて、しかも使われる場面もあるように、まったくそういったものを恐れない人は少ないと思われるからです。
もちろん、100%信じている人は居ないでしょう。
でも半信半疑でも、このような「ばちあたり」な行為を行う事に心のどこかで拒絶反応やブレーキが掛かるようになっているのです。

ゴミの不法投棄が止まない場所に、小さな社を建てたら不法投棄が止んだという話も、嘘かもしれませんが出てくるのは、ありえるかもしれないと多くの人が思えるからです。

同じような現象に、「日本人は畳の上を靴で歩けない」というのがあります。
絨毯や床の上を靴で歩く事はできても、日本で生まれ育った日本人は決して畳の上を靴で歩く事ができないのです。
欧米人はこの事に何ら抵抗も違和感も感じません。
畳の上にハイヒール履いて立っている白人美女モデルの写真が、ネット上にあがっていた事があります。
日本人や日本ならあり得ない事です。
たとえ写真でもどこの誰かも分からない他人でも、そういうのを見ることすら気分が悪くなってしまう。

同様に寺社仏閣に対してのこれら「ばちあたり」な行為ができないし、聞くだけでも、自分が信仰していたり関係があるわけでもない
のに怒りを覚えてしまう人が多いのはそのせいです。

でも日本人以外であれば、畳の上に靴を履いたままのるのに何の違和感も感じないように、嫌がらせの意図が無くてもできてしまうでしょう。

かつて天皇陛下に対して失礼な事を某国が述べた時に、その某国寄り、仲間・手下と思われていた日本のマスゴミが非難一色に染まり、某国人達を驚かせたように、国・民族には個々の思想・信条を超えた、絶対に触れてはならない共通の事があるのです。

日本人が顔を真っ赤にして怒り狂ってる様を「ざまぁwww」と笑って見ていられる程度のものではないという事を、犯人達は認識すべきでしょう。

銀河英雄伝説 とかいうめちゃくちゃ長いアニメ

銀河英雄伝説は、田中芳樹による長編小説です。
田中芳樹は「アルスラーン戦記」など、架空の歴史戦乱小説ものを得意としています。
挿絵が少女漫画のようなイラストだったり、比較的若い人向けの文庫として出版されている事から、ライトノベルだとおもわれがちですが、舞台背景や登場人物の多さ、その緻密なストーリーなどとてもじゃないですが、ラノベなんて言うのは失礼なほどの本格的な小説です。

私は原作は読んだ事はありませんが、OVAや劇場版やスピンオフ作品などでアニメ化されており、そちらはほぼ全て閲覧しました。

この銀河英雄伝説のOVAアニメは、なんと本編だけで110話もある大作で、関連作品すべて合わせると200話を超えるほどです。
昨今のラノベのアニメ化のように、十数話で終わりなものとは格が違うと言って良いでしょう。

もちろん、ただダラダラと長いだけではありません。
架空の戦記ものであり、登場人物の数が半端なく、それぞれの性格や思想など非常に細かく設定されいます。
これを本当に一人で考えて書いたのかと思うぐらいです。
このため、現在の日本の声優で名の知られた人、特に男性声優はこのOVAが作られた時期に既に声優だった人はほぼ全て参加しているぐらいです。

非常に面白い作品であり、是非とも一度はOVAだけでも全て見て頂きたいお勧めです。

私も最初見たときに好きなれなかった昭和の時代の少女漫画のような絵柄や、今でこそベジータ役などで有名一流声優として活躍する堀川亮 がまだ新人だったのか、台詞が棒読みっぽくて「なんだこの駄作は」と思ったほどですが、その雄大で緻密なストーリーに引き込まれ、関連作品まで全てを見てしまうほどはまってしまいました。

このアニメ作品は、私の軍隊や政治などの思想に大きく影響を及ぼしたほどです。

二大陣営の、比較的現実的な大戦争の物語というと、「ガンダム」などが有名ですが、あれよりも勝っていると思います。

どちらの陣営、どの人物にもそれぞれの正義があり、どちらが悪者というわけではない、という点ではガンダムなどと共通のテーマというか舞台設定ですが、銀河英雄伝説の場合はもう少し踏み込んで、戦争とは?権力とは?人類とは何なのか?までが描かれています。

ガンダムと同じく近未来の話ですが、現代からそこへ至るまでの科学技術や政治など人類の架空の歴史まで設定されているほどの懲りようです。

それと同時に現代にも当てはまるような、思想・信条について複数の見解が入っています。

中世まで世界の政治の主流であった絶対王政と、現代の主流である民主共和制。
途中からこの絶対王政は名君により新しい王朝が建てられ、非常に効率的で民衆のためになる善政が敷かれます。
対して民主共和制の方は腐敗が進み、遂にはこの絶対王政の帝国に戦争でも敗れて滅亡してしまいます。

名君の運営する絶対王政と、腐敗の進んだ民主共和制、はたしてどちらが民衆にとって良いか?という非常に難しい命題。
また戦争とは何かなどなど。
この作品で、恐らく作者の主張なのでしょうがことあるごとに、民主共和制側の主人公であるヤン・ウェンリーによって述べられる軍隊のシビリアンコントロール、すなわち文民統制の必要性と堅持。
これは私の軍隊に対する考えに大きく影響を及ぼしました。

物語は若い2人の異なる陣営に属する天才的な軍人が、その才覚をあらわし始めた頃から始まり、戦闘だけでなく政治や人間ドラマなど様々な話を交えて、最後は2人の英雄がその一生を終えた所で終わります。
一人はテロにより暗殺され、一人は「天才や聖人は長生きできない」という法則にのっとり謎の病にて中年にも満たない歳で死んでしまいます。

しかしそこへ至るまで100話もあるわけです。
見ごたえばっちりです。

学生などのいわゆる「子供」なら夏休みなどの長期休暇に、社会人などの「大人」ならば定年退職後などに、暇つぶしでも良いので見ると楽しめると思います。
カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR