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えーうそー模倣?模倣が許されるのは見習いまでだよねwキャハハハ

人は何かを学ぶ時にまず模倣から始めます。
赤ちゃんが言葉を覚えるのに最初にする事は、親のしゃべる言葉の物真似です。
中学生・高校生の素人バンドが最初にやるのは、自分の好きなバンドの真似です。
いわゆるコピーバンドとか言われてるものですね。
漫画やイラストレーターの卵たちも、最初は自分の好きな作家の絵を真似て書きます。
これがいわゆる同人誌の始まりでもありました。

こうやって人は先人を真似る事によって技術を上達させ、ノウハウを吸収し、最終的にオリジナルが作れるようになるわけです。
なので模倣自体は決して悪い事ではありませんし、むしろそれなくして一人前になる事はできないのです。

表題の煽り文句でも書きましたが、模倣が許されるのは見習い、半人前までです。
企業も個人も、一人前としてそれで食っていく場合は、他社・他者の模倣は許されません。

そればかりか模倣は半人前の証でもありますから、そんなものを世に発表するのは恥でもあります。

しかし某国や某企業など最近では恥を知らない民族に影響されてか、それらがまかり通る世の中になりつつあります。

オリンピックのエンブレムだけの問題ではありません。
私はよくネットゲームというのをやりますが、その一種であるブラウザゲームを見てみてください。
絵とBGMと題名を変えただけで、システムは過去の他の作品の丸パクりなゲームが多数存在しています。
というかブラウザゲームはもはやオリジナルを探す事すら困難なほど、どれもこれもコピー作品ばかりです。
こんなんで一人前のゲーム企業、ゲームデザイナー・プログラマを気取って給料貰ってる人間が居る事が信じられません。
もっともそういうゲームに金を払ってしまうユーザーも悪いわけですけどね。

かといって、模倣を強固に規制するとかえってオリジナルを作れる才能ある新人が出てこなくなります。

現在では当たり前のようになったコンピュータを使った音楽制作。
これをMIDIと言いますが、かつてMIDIは「耳コピ」と言われる既存の曲をいかにそっくりにMIDI音源で演奏させるかを競い合うものがネット(と言っても当時はまだインターネットすら普及していなかったので、パソコン通信という狭い世界でですが)で流行しました。
しかし、これらはJASRACによって潰されました。
コミケが出版業界によって潰されたようなもので、これによって日本の音楽業界は長らく不況の時代を迎えることになります。
コンピュータミュージックによる日本音楽の復活は、「初音ミク」に代表されるボーカロイドが登場するまで待たなければならなくなったわけです。

模倣で商売するのは許してはなりませんが、愛好家同士での交流は妨げるべきでもないんです。
音楽業界をはじめ、日本のあらゆる産業が低迷している中でも漫画・アニメだけは隆盛を誇っていたのは、コミケに代表される同人などのコピーを容認していた事が大きいのです。
他人の真似をする事で技術を磨き、また他の人にそれらを評価して貰う事でモチベーションを保つ。
そうした中でオリジナルが作れる若い才能が育ち、次から次へと新たなオリジナル作品が作り出され、発展してきたのがオタク産業です。
もっとも最近の他人の物真似だけで食ってる同人作家が多くなってしまった現状は、どうにかしないといけないと思いますけどね。
あくまでオリジナルが作れるプロになる過程として、あるいは趣味の範囲内でやるのに留めて欲しいですね。
TPPで著作権が厳しくなりますしね。

まぁそんなこんなで、半人前を教授なんぞにしている某底辺美大は、とっとと解雇しないと学校の存続自体が危ういですよって事です。
半人前を一流と評価していると、業界自体の存続が危ういですよってことですよw

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