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戦国IXAタイプのブラウザゲーム開発のススメ

日本の低レベルな最近のネットゲーム開発・運営企業は、カード紙芝居型のブラウザゲームしか作りません。
カード紙芝居型のブラウザゲームの企業側から見た利点は、
1.手軽に作れる(ブラゲツクールみたいなのがあると思われるほど、基本仕様はどれも一緒なため)
2.絵やタイトルを変えるだけで、別の作品として売り出せる
3.カードガチャで儲けられる
などです。

しかしユーザー側から見たら、面白くもなんともないです。
かといってラカトニア型のような、自動BOT搭載の本格MMOも作れる方はいくら基本形があるとはいえ、紙芝居ゲーに比べて開発にはそれなりの期間や能力が必要ですし、なによりそれを動かす為にはクライアントダウンロード型並みのサーバ・ネットワーク設備が必要になります。

カード紙芝居ブラゲ並に低コストで開発・運営が可能で、なおかつユーザーにとっても面白い、それが「戦国IXA」型なのです。

この「戦国IXA」型ブラゲの最大の特徴は「本格的な対人戦」が行えるという点にあります。
しかもFPSやMMOのように、0.1秒単位でデータの更新や操作の受付をする必要がないシミュレーションタイプなので、サーバ側のプログラムや設備がショボくても動きますw
ただこの手のゲームの欠点には、拘束時間が長いという欠点もあります。
本家の戦国IXAなどは、1度合戦が始まると朝の10:00~翌日02:00までずっと画面を見続けていないと敵の隙をつくことも、不意の襲撃に対応する事もできません。
もっとも実際にそんなに長時間張り付いている人は居ませんが、課金ユーザーの中心的存在である社会人などは、いくら防衛を固めておいても自分が働いてる間にニートどもに城を落とされたり領土を蹂躙されたりするのは面白くないでしょう。

これらの欠点を改善しようとした新しい「戦国IXA」型のブラウザゲームである「戦道」がついに正式サービスに向けて動き出しました。
私も前回のβテストに参加してみて、本家「戦国IXA」ほどの奥深さはないものの、結構長く楽しめそうだと思いました。
合戦の仕様も最初は「戦国IXA」並み・・・というかそれより酷い長時間拘束だったのが、1戦が1時間程度にまで大幅に短縮されたようです。
気がかりなのは「サーバリセット」の存在です。
「戦国IXA」型のブラゲに限らず、全てのネットゲームは運営期間の長さに比例してユーザー数が減っていくという問題を抱えています。
いくら面白くても、やはりそこはコンピュータゲームなので、将棋や囲碁のように一生楽しめるほどの魅力はありません。
古参ユーザーがどんどん辞めて行くのです。
かといって新規も入ってきません。
なぜならサービス開始から時間が経っているゲームは、古参との埋められない差がありすぎて楽しめないからです。
FPSやMMOなどサーバ・ネットワーク設備にお金の掛かるタイプのゲームでは、気軽に新しいサーバをオープンする事もできませんし、仮にそんな事をしたら過疎った既存サーバのユーザーの反発を招きます。
この問題に対処するため、「戦国IXA」は最初から半年単位でサーバをリセットし、一部の財産を除いてみな1からやり直しですって仕様にしました。
また合わせてリセットして2周目以降の入ったサーバを作り、過疎度合いに合わせて統合する一方で、新規のサーバも追加しています。
みな0からスタートの機会がこのように頻繁・・・ではないですがそれなりにあるために、新規ユーザーが常に入り続け、また既存サーバで失敗してしまった人も萎えて辞めずに、もう一度強くなるチャンスを狙って新サーバで始めるために人口が減りにくいのです。
これ結構重要な仕様なのですが、「戦道」ではそれがあるのかないのか分からないのです。
もし無いなら追加を、あるなら早くアナウンスして欲しいものです。

以上、ToSがまた臨時メンテで暇なのでほざいてみましたw

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