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英語が通じない日本という文句を言う外人

逆に聞きたいが、お前らの国では日本語が通じるのかと。
少なくともお前らの国の観光地では、日本語が片言でも通じるのかよと。
駅などの表示に日本語も併記されているんかと。

いやいや、英語は事実上の世界標準語とも言えるぐらい普及しているが、日本語なんて日本でしか使われてないんだから、海外で通じなくて当たり前だろ。
という人や返す人も居るでしょう。

英語が事実上の世界標準語となっているのは、別に英語という言語が世界でもっとも優れていたからでも、簡単だったからでもありません。
英語を話す国、民族が世界中を侵略しまくって現地の言葉を奪って英語を強制したからです。
第二次大戦で日本が負けなかったら、おそらくアジアでは日本語が標準語になっていたでしょう。
各国・民族でまったく異なる言語がこんなに沢山あるなかで、世界的に広まった言語というのは、その言語の国・民族がかつて世界を侵略して、多くの民族の言語を奪い、英語を強制した事の証であって、決して誇れるものじゃないはずなのです。

今でも人類史上で最悪の国家のように言われるナチス時代のドイツや大日本帝国時代の日本ですが、「言語」という面から見れば、イギリスやアメリカに比べて遥かに極悪非道度は低かったと言えるでしょうw
なにせドイツ語を話すのは、ドイツとその周辺諸国(スイス・オーストリアなど、かつて神聖ローマ帝国というひとつの国だった名残)だけですし、日本語を話すのは日本国だけです。
ポルトガル語やスペイン語なんかも南米なんかを中心に公用語になってますが、北米と同じく南米にはまったく人が住んでなかったわけではありません。
「白人」ではない民族が既に住んでいて、国や文明もあって独自の言語を持っていたのです。
にもかかわらず、ブラジル・アルゼンチン・チリなど言語はもちろん地名さえもスペイン・ポルトガル風のものにされてしまっています。

英語が通じない事に文句を言う(主に)白人どもは、いつになったら自分たちの極悪非道さや傲慢さに気づくのでしょうかね。
まぁ観光地であれば、少しは英語話せろよと言うのもわかりますが、観光地ではない場所の一般の日本のお店とかで英語が通じないとか、文句言うなんておかしいですよ。
郷に入りては郷に従えという精神は、別に日本だけのものじゃないです。
ローマに行ったらローマ式にしろみたいな諺が、ヨーロッパにもあるらしいじゃないですか。

まぁ日本も、厳密に言えば沖縄なんかはかつては別の独立国家だったわけで、そこの人達に日本語を強要していると言えなくもないですが、日本は現地の言葉を完全に消し去ったりしてませんからね。
かつての琉球語は沖縄の「方言」として、今もきちんと残っているわけですし、それ以外の地域も「方言」というのは残っているわけです。
今の日本の「標準語」と言われる東京弁は、あくまで「標準語」であって、絶対にそれを使わなければならない、それ以外は話てはならないというものではないですからね。

同じ本州の陸続きの地域である山形に、子供の頃に子供キャンプみたいなので行った時に、現地の小学生との交流みたいのがありましたが、彼らが何を言ってるのかまったく理解できなかったという思い出がありますw
向こうはこっちの話す「標準語」は理解できるのですが、彼らは戦後生まれの現代っ子であるにもかかわらず、山形弁でしゃべりまくってましたから、こっちはまったく理解できないw
愛想笑いを浮かべながら、うんうんとてきとーにうなづくので精一杯でしたw

まぁ彼らも大学とかで東京に出てくると、見事な標準語で喋るんですけどねw

言葉ってそういうもんなんです。
日本みたいな狭い地域ですらこうなんですから、国も民族も違う場所でてめーらの言葉が通じないのは当たり前なんですよ。
どうしても日本で英語が通じるようにしたいなら、国連などの国際組織で、英語を地球の標準語にしましょうみたいな国際法を、全世界の支持の元で制定でもして下さいよ。
英語が世界に広まった経緯を鑑みれば、賛成する国は少ないと思いますけどねw

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