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オーバーロードⅢ 第一話で誰も気にしなかった重要な伏線

海外・国内の反応まとめサイトでも、まったくと言って良いほど注目されなかった伏線と思しきシーンについて。

マーレがデミウルゴスの部下から回覧板を受け取った時に、部下が語ったデミウルゴスが行っている亜人種と人間の交配実験。
あれは単にデミウルゴスがマッドサイエンティストだと思われていたが、主人であるアインズ(モモンガ)様と誰かの間に世継ぎを残してもらうという目的のためにやっていると思われる事だ。

第一期の第一話だったかで、デミウルゴスはアインズの世継ぎ問題を口にして、コキュートスに「不敬ではないか?」と言われていた場面があったのを覚えているだろうか?

そのことからも、異種間での交配による子孫の誕生を、真剣に研究していると見るべきだろう。
それが物語りの展開に何か影響を与えるのかは不明だが。

ピーのないアインズ様からどうやって子種を調達するんだよwwwというのあるし、あるいは后候補として最も可能性が高いアルベドはサキュバスだし、次点のシャルティアはバンパイアだし、どっちも卵あんのか?ってのもある。
だからこそ、不可能な交配を可能とする技術を確立する事で、アインズ様のお世継ぎ誕生を真剣に目指していると思われるw

アニメではあまり述べられてないが、過去に何人かのユグドラシルからの転生プレイヤーが居たが、誰一人として生き残ってない。
不老不死の種族ではなかったのかも知れないし、あるいは完全な不老不死なんてものは存在しなかったのかも知れない。
そういう意味ではアインズ様とて、死ぬ可能性があるの事にデミウルゴスは気づいているのではないかと。

彼はナザリックで1位2位を争う知者であり、また同時に今までの言動から忠誠心においても1位2位を争う忠臣である。
だからこそ「世継ぎ」の問題を真剣に考え、対応策をいろいろ考えていると思われる。
その一環が、さらっと部下の口から語られただけの異種間交配実験なのではないかと見ている。

オーバーロードという作品は、スマホの紙芝居ゲームのような、底の浅い他の量産型異世界ラノベとは違う。
いわばMMO全盛期にあったクライアントダウンロード形の本格PCネトゲの名作のような、緻密な設定やストーリーの異世界転生物語である。
だから何気ないシーンでも、何か意味があるのではないかと、深読みして見てしまうのかもしれないw

タイトルと絵柄だけ変えた、スマホ・ブラウザの紙芝居なんちゃってネトゲのような異世界ラノベとは違うからこそ、ここまで圧倒的な原作の売り上げと、アニメの国内外での異常な程の高評価を得ているのだと思うのである。

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