2ntブログ

天下布武(メガCD)

SEGAの昔の家庭用ゲーム機「メガドライブ」の拡張キットである「メガCD」の名作、「天下布武」のお話です。
天下布武
任天堂で言うとスーパーファミコンの時代の作品です。

なぜ今頃、しかもこの作品なのかというと、何度やっても未だに飽きない戦国シミュレーションの最高傑作だからです。
システムは3D画面になる前の「信長の野望」とだいたい同じです。
厳密にはシステムソフトがパソコン用に作った「天下統一」シリーズが元になっていると思われます。

「信長の野望」や「天下統一」と違う所は、徹底した操作の簡略化とシミュレーションゲームにありがちな終盤、つまり天下統一確定しはじめた頃のダレが無いって事です。

ただし欠点もあります。
それは処理スピードが遅いって事です。
しかしこれも、今はメガCDエミュレータがあるので、当時の何百倍(?)もの処理能力を持つ今のパソコンでやればロードやコンピュータの思考も一瞬で終わります。

このゲーム、今やろうとすると最低でも中古でCDの現物を手に入れないと不可能でしょう。
私もメガCD本体はとっくに売り払ってしまいましたが、このソフトのCDはケースが割れていたので売れずにそのまま未だに持っているので、仮想CD化してやれています。
違法DLサイトとかにも、ROMカセット版のゲームはほぼ全作品あるようですが、CD版のゲームは非常に少なく、特にこの「天下布武」は見たことがないですから。

危ない話はおいといて、もし今もやってる人ややろうと思ってる人が居ると想定して勝手に攻略法などを。
ちなみに「天下布武」「メガCD」でググれば攻略サイトはいくつか出てきます。
それらで「やらなくていい」って言われてる事や書いてない事などを述べたいと思います。


1.内政はすべし
「信長の野望」などと違ってこのゲームは内政の重要度が極端に低い、というかむしろやらなくていいとさえ多くの攻略サイトでは言われています。
特にゲーム開始時は所持金がきつく、内政にまわす金が無いです。
しかし持てる兵士の数が石高×2なので、むしろ初期の頃ほど内政はすべきなんですね。
もっとも選択する大名にもよります。
石高を1万石上げる最低投資金額は400ですが、これで成功(失敗すると0.5つまり5千石しか上がらず、次のターンの石高自然低下でチャラになってしまい、いつまで経っても総石高が増えない)するには最低でも政治力11以上、できれば14以上の武将が必要です。
よって脳筋武将ばかりの大名家は、どんどん攻めた方が良い場合もあります。
(ただしどんなに政治力の低い武将でも600掛ければ成功が出ます)
また政治力が20以上ある武将は、一気に1000とか投資すると最大で3万石一気に上がる場合もありお得です。

ちなみに内政には石高を上げる「治水開墾」以外に「楽市楽座」もありますが、こっちはやらなくていいです。
石高を上げるのに比べて少ない金で確実に上げられますが、町の価値が上がってもたいして収入は増えないうえに、持てる兵士数も増えません。
購入可能な鉄砲数が多少増えるだけです。
そのうえマニュアルの説明とは違い、ほぼ全ての大名家と関係が悪化しますw
場合によっては同盟を破棄されて四面楚歌なんて事もよくあるので、どことも同盟しないで統一するとか縛りプレイでもしない限りは絶対やってはいけませんw

2.徴収すべし
「信長の野望」と違って、このゲームの民忠は殆ど意味がありません。
一応マニュアルでは民忠が低いと一揆が起きて、最悪の場合は空城(武将が1人も配置されてない城)が一揆勢に乗っ取られるという、リセット必須な状態になると書かれていますが、はっきり言ってこのゲームの一揆は初期選択の大名家に依存します。
つまり一揆が起こる設定の大名はどんなに民忠が高くても起こるし、起こらない大名は民忠が最低の1でも絶対に起こらないんですw
一揆が起こる可能性のある大名家は事実上クリア不可能、セーブ・ロードの繰り返し必須なので、大抵は一揆が起こらない大名家でみな始めると思います。
全国の半分近くを領土とするまでは、金に余裕がないですからこれらを一揆が絶対に起きないのを利用して「徴収」で賄うんですよ。
ただし内政と同じく9割以上制圧している国でしか行えないし、未行動の武将が1人以上その国に居ないとできませんが。

この徴収、特に石高の高い国を持ってる時はすごく有効です。
だいたい石高60万石以上で一回の徴収で1000以上の金が手に入るようになります。
なので例えばシナリオ1の上杉家などは、宇佐美をとっとと家老に抜粋して、毎ターン1000投資で石高を一気に60万石まで上げてしまいます。
越後の最高石高は64万石で初期値が44万石程度なのでかなり厳しいですが、20万石ものびしろがある(兵数にして40)うえに60万石超えれば投資額を取り戻せるだけの収入が得られます。

その他に徴収おすすめの初期石高や最高石高が高い国としては、武蔵・常陸・越前・尾張・伊勢・大和・美作・豊後などがあります。
なお初期値が極端に低いですが、南陸奥(今で言うと福島原発で有名なあそこ)は全国で最高の100万石まで開墾できます。

3.少数騎馬隊のすすめ
このゲーム、騎馬や鉄砲が装備できますが(どちらか一方)あまり意味は無い、むしろ何も装備しない足軽の方が良いと言われています。
騎馬隊はこちらから攻撃を仕掛けた場合のクリティカルの発生率が大幅に上昇、100%騎馬なら100%クリティカルになりますが、反面防御力が弱く相手に先に仕掛けられた場合はもちろん先制した時でも足軽に比べて倍以上の被害をこうむります。
また鉄砲にいたっては騎馬に有利とか遠距離攻撃ができるとかそういうのが一切なく、唯一あるのは100%鉄砲隊だと、どんな兵数差があっても1しかダメージを受けない(もちろん相手に与えるダメージも1固定)という、すごい防御力を発揮するだけです。
そのうえ騎馬や鉄砲は兵士1が100で雇えるのに更に余分に1騎1丁あたり200もかかります。

こういった理由から使う人が少ないのですが、毎ターン複数の支配国での徴収と「秋」のどかっと収入がある直後など金はあるが石高が低くてこれ以上兵が増やせない場合、戦闘力が高く、兵数が少ない武将に騎馬を100%与えると思わぬ所で役に立ちます。
また鉄砲と違って騎馬は購入できる数の制限が緩いです。
ちまちま鉄砲を買って鉄砲盾隊を作るより騎馬隊ははるかに簡単に早く作れます。

これで敵大将を狙い撃ちして味方の損害を最小限にして勝ったり、あるいは総兵数で負けていても逆転できる事もあります。

4.力攻めを使う
城を包囲した時は、大抵みんな「兵糧攻め」しかしないと思います。
その方が被害を出さずに確実に城耐久度を減らせるからですね。
しかし場合によっては「力攻め」した方が良いこともあります。
「力攻め」は全滅するまで何度もできますし、兵数1の武将が討ち死にする事もあります。
これを利用して、不要な武将を処分するんですw
「天下統一」シリーズなんかでよく使われた手ですが、このゲームも同じくこの手が使えます。
特に初期の石高が少ない時は、たいした能力も無いくせに半端な知行を持ち、忠制度も低いゴミ武将の処分に重宝します。
城の防御力も早く減らせてゴミの処分もできる。
このゲームは多くの武将に少数の兵を持たせるより、少数の武将に沢山の兵(最大の40)持たせた方が強いからです。
シナリオ1の松永久秀以外は、どの大名家も武将があまり気味なはずなので、特に初期は使いましょうw
できれば事前の野戦でわざと突撃させて兵数を1にしておくのがベストですw

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR