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宇宙人・未来人

宇宙人と言われる、地球外の知的生命体の存在について、完全に否定している人は学者の中には居ません。
ただ既に発見され、なおかつ既にアメリカなど地球上の有力な国や権力者とコンタクトを取っているという事については、否定的な人が多いです。
また未来人についても、それらの存在を否定する人が多いですが、一方でタイムマシンは製作可能であり、それらを本気で作ろうと研究している人達も居ます。

さて、既に宇宙人と一部ではあるもの接触している人や、あるいは未来人がひそかに現代に来ているとして、一番疑問に感じるのは、ではなぜ地球の様々な問題を解決するような高度な科学技術を提供しないのか?ということです。
これが、宇宙人や未来人がまだ未発見である、現在の地球にはまだ存在していないとする主流な意見の根拠の大きなもののひとつです。

しかしこれは否定の材料にはならないと私は考えます。

私は不眠症に非常に悩まされており、眠れない中でいろいろ考えてしまうのが余計に拍車をかけている訳ですが、その中で時々、自分が突然過去の世界にタイムスリップして、歴史を変えるような勇者や偉大な王になるような、物語を考えたりする事があります。
でもその物語は一向に話が進みませんし、勇者や王になれるうまいストーリーも思いつきません。

いくら現代の高度な科学技術を知っていても、多くの人にとってはそれらを「活用できる」あるいは「不思議に思わない程度の知識がある」だけです。
石器時代にタイムスリップしてたとして、そして仮に言葉が通じたとして、いきなり鉄製の剣などの進んだ武器を作れるでしょうか?
鉄をまったく0の状態から生成できる方法を知っている人が果たしてどれくらい居るでしょうか?
まず自然界に存在する鉄の原材料とも言える鉄鉱石を探さなくてはなりません。
仮に見つけられたとしても、それを剣にするには高温で溶かして純度を上げ、更に様々な「道具」を使って剣に形に生成しなければなりません。
石器時代に高温の炉なんてありませんし、溶かした鉄を固めたり、掴んだり、叩いたりする道具がそもそもありません。

つまり今の我々の知識なんてそんなもんなんです。
石器時代からどのように、どういう方法で青銅や鉄の時代に以降し、そこから様々な科学技術をどうやって発展させたか、その詳しい過程や方法を全て知っている人は皆無です。
特定の分野の特定の過程について知っている人は居たとしてもです。

それと同じで、高度な科学技術を持つ宇宙人や未来人が居たとしても、現代の科学からそれらを実現する方法を知らない可能性が高いということですよ。
生命の進化と同じで、ゾウリムシからいきなり人間になる事はできないのです。
それなりの年月と過程を経ないと、いくら高度な知識や技術を見せられ、説明されても理解できないし作れないのですよ。

唯一それらが可能になるとしたら、その進歩の過程を詳細に記録し、解析したデータを全て持った巨大なコンピュータのデータベースを持ち、それが使用できる状態で現代の世界に持ってこれた場合でしょう。

しかし嘘か本当か分かりませんが、UFOを完全な形で捕獲できた例はありません。
目撃情報や墜落した残骸を回収したという話は良くありますが。
仮にUFOというものに、そんな最高機密レベルの情報を全て詳細に記憶したコンピュータを搭載していたとしても、それを壊れてない形で回収できたと思える例が見当たりません。
UFOが宇宙人の宇宙船なのか、未来人のタイムマシンなのかすら分かりません。
宇宙人の死体や瀕死の宇宙人を一人二人捕まえたところで、個人の持っている情報ではとても実用化できるものはないでしょう。
未来人についても同じだと思います。
あるいはそのような高度な科学技術をいきなり吸収し、いきなり進歩する可能性も0ではなかったでしょう。
しかし現実にそれは起きていません。
あるいは起きていた可能性の世界は、いま我々の居る世界とは別の世界です。
これはタイムパラドックスを理論で解決しようとして提唱された、平行世界、つまりパラレルワールドの世界のひとつにはそういうものも存在するかもしれないが、それは我々の世界ではないし、見ることができないということです。

ちなみに宇宙人というと、ほぼ必ず地球より遥かに科学技術が進んだものだと思いがちですが、それも間違いです。
今この瞬間に、宇宙のどこかの星で単細胞生命という最も原始的な生命が誕生した可能性もあり、それらも何億年後には地球より遥かに遅れた文明しか持たない知的生命体が支配する惑星で、それを今より遥かに発達した科学技術を持って、UFOのような宇宙船に乗って我々地球人が見つける事だってあるということです。

そもそも地球上で人間が一番賢いという証明すらまだ完璧にされたわけではありません。
生命の賢さは脳の容量にほぼ比例するであろう事は常識として言われていますが、ならば人間が一番賢い事にはならないからです。
例えばつい最近まで人類の先祖だと思われていたネアンデルタール人ですが、これは絶滅した人類とは別系統の進化をたどった種である事が判明しています。
そのネアンデルタール人は現人類より大きな脳の容量を誇っていました。
二足歩行し、自由になった両手で石器などの道具を使っていた等、そのまま生き残っていれば恐らく現人類より遥かに速く高度な文明を築けたのではないかと思わせるに十分な存在です。
唯一違うのは、声帯の構造が違ったため、現時類のように複雑な音の組み合わせで言葉を喋る事ができなかった。
それゆえ言葉を喋る事のできた現人類に負けて滅んでしまったと言われているとこだけです。

しかし言葉が話せるか話せないかは、そんなに重要だとは思えません。
実際、耳が生まれつき聞こえない人が、現代の社会で生活できないかというと、そんな事はないですよね?
文字や手話など、言葉を喋れなくても高度なコミュニケーションが取れる方法はいくらでもあります。
手話を理解し、人間とコミュニケーションが取れるようになった有名なゴリラも居るぐらいです。

ネアンデルタール人はそのまま更に進化して、世界各国で伝承やあるいはオカルト的な目撃情報がある雪男になったのではないかとさえ思います。
人間が、知恵を道具の発展に注いだのと違い、その巨大な脳を別の方向で活用したのかもしれません。

話が逸れましたが、現代の科学なんて所詮その程度のものだって事です。

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