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ブラウザゲームについて

ブラウザ上でできる、インストール不要のネットゲームの総称がブラウザゲーム、略してブラゲと言われるものです。
現在のブラゲには大きく分けて3つのタイプがあります。

1.カード紙芝居型ブラゲ
これが一番手軽に作れて集金できるので、数が多いです。
有名な「艦これ」などもこれに分類されます。

2.ラカトニア型ブラゲ
カード紙芝居型と違い、2Dですが画面上で自分のキャラクターや敵がリアルタイムで動いて戦闘などが行えるものです。
この手のブラゲで私が初めて出会ったのが「ラカトニア」というものだったので、ラカトニア型と私は呼んでいますw
クライアントをダウンロードしてインストールするものとの一番の違いは「BOT」機能が搭載されていることでしょう。
その他は中国・韓国・台湾産の量産型のMMOと変わりません。

3.戦国IXA型ブラゲ
「箱庭」と呼ばれる自分のエリア内で内政施設を建設してレベルアップさせ、それらから得た資源で兵や兵器を作って他のプレイヤーと大戦略のような画面でリアルタイムに戦える戦争のあるゲームです。
現在ブラゲの中でこれが一番長く遊べます。
またこのタイプのゲームはサーバーが一定期間でリセットされ、一部のアイテムを除いて全て初期化されるので、新規の途中参加も非常に容易です。
前述の2つのタイプのブラゲと違い本格的な対人要素があり、廃課金すれば必ず勝てるわけではない点などが特徴です。
FPSと同じく、プレイヤースキルがものを言います。

4.その他
将棋・囲碁・オセロ・麻雀などのブラゲもあります。
これらは前述の3タイプのブラゲと違って、基本ツール系のようなものが無いので、操作性や機能などに大きな違いが出てきます。
ただゲームシステム自体は、既存のリアル世界のゲームと同じです、当然ですがw
これらの昔ながらの対戦ゲームは、プロの世界があるように腕が全てです。
一応、初心者ルームや対戦成績によるマッチング制限などはどれも行っていますが、わざと低いレートに抑えて初心者をいたぶる上級者もいるので、注意が必要です。


・ブラゲをやるのに適した環境作りについて
ブラゲは基本的にブラウザと、その拡張機能ツールであるAdobe社の「FLASH」というツールがインストールされていればできます。
しかしブラゲによっては、非常に動作が重いものもあるため、低スペックやグラフィック機能がオンボードのショボイやつだと画面がカクカクしたり、最悪の場合フリーズしたりします。
これらを回避するには、より軽くて「FLASH」と相性の良いブラウザを使う必要があります。
現在ブラウザ単体で最も高速と言われているのがgoogle社の「Chrome」です。
「Chrome」はオープンソースという誰でも自由に改造して使っていいですよってプログラムなので、「Chrome」系と呼ばれるgoogle本家以外が作った派生ブラウザも多く存在します。
またIEなどが「FLASH」をActiveXという機能で動かしているのに対して、「Chrome」系はプロセスの一部として連携するので、IEより高速かつ相性が良いというのがあります。
ブラウザゲームをする場合は「Chrome」系のブラウザを使いましょう。
またこれはブラウザゲームだけでなくネットゲーム全般に言える事ですが、「MTU」を下げた方が通信がスムーズになります。
「MTU」とは、インターネットなどで使われるTCP/IPという通信方式の設定のひとつで、1回の通信でどのぐらいの量のデータをやり取りするかを定めているものです。
「MTU」は最大で1500、最小で576バイトになります。
通常は最大の1500でほぼ問題ありませんが、ネットゲームのようにゲーム中の通信が小さなデータを頻繁にやり取りするタイプでは「MTU」は小さい方が効率が上がります。
これはMTUの値が小さいほど、一度に転送できるデータ量は減りますがその分速く相手に到達する事ができるからです。
またインターネットの通信は、エラーが起こるともう一度サーバーからデータを転送し直してもらわなければなりません。
この再送が起こるのはパケット単位なので、MTUが小さい方がエラーによって破棄され、もう一度送りなおしてもらうデータの量が小さくなるからです。
そもそもこのMTUは現在最も高速なインターネットの回線である光でも、最も効率良く転送できる=スピードの出る値は最大値の1500ではありません。
MTU最大値の1500で最高のパフォーマンスが出るのはLANケーブルで繋いだコンピュータ同士の通信だけです。
通常、光でもADSLでもMTUの最適値は1400台の後半になります。
また通信環境があまり良くない場合や、海外との接続など通信距離が長い場合などもMTUは下げた方がデータの到達が早くなり、またエラーによる損失が小さくなるので、安定します。

ただし大きなデータのダウンロードなどの時は、MTUは大きい方が効率が上がると言われています。
あくまでネットゲームをやる時や、回線の安定を重視する場合などに限って下げて下さい。
どのぐらい下げれば良いかも環境によって違ってきますので、一概には言えません。

ではよいブラゲライフを。

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