2ntブログ

オバマ大統領は非常に日本人的であった

自己中心主義のトランプ次期大統領と違い、オバマ大統領はその最後の演説を見ても分かるように、非常に集団を重んじる日本人的な人であった事が伺える。

これはオバマ大統領のスローガンでもあった「Yes we can」からも見て取れる。

野球などのチームプロスポーツにおける欧米人選手と日本人選手のコメントの違いなどが、よく民族性の違いがもっともあらわれる例として上がる事がある。
例えば日本のプロ野球球団に来た新しい助っ人外人は、「俺が来たからには優勝間違いなしさ。俺に任せろ!」と自己のすごさをアピールする。
しかし日本の選手というのは「チームに貢献できるよう、がんばります」のような自己のすごさや自己の力をアピールするのではなく、あくまでチームという集団のために、微力を尽くしますのような謙虚なコメントをする。

これを今回の大統領に当てはめれば、いかにオバマ大統領が日本人的だったか分かる。
トランプ「俺がアメリカを偉大にしてやる!」
オバマ「みんなでアメリカを偉大にしていきましょう!」
簡単に言えば両者のスタンスはこうだ。

オバマ大統領は今でこそ国内の評価はそれほど高くないかもしれないが、後世かならずやリンカーンと並ぶ人格者大統領であったと高く評価されることだろう。
そしてトランプ次期大統領はアメリカに多大な富をもたらすかもしれないが、同時に多くの犠牲を生む事になると思う。

だがそれはアメリカ国民が選択した事なので、外国人である私がとやかく言える事でもない。
日本は官も民も、これから非常に難しい厳しい付き合いをアメリカとする事になるだろう。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR