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タイムリープしたらする前の世界はどうなるのか?

タイムリープしたらする前の世界はどうなるのか?
これがはっきり分からないと、タイムリープというものを信じられる確率はぐんと下がるだろう。

結論から言えば、タイムリープする前の人生の世界も、タイムリープ後にやり直した人生の世界も同時に存在している。
というか最初から2つの世界は既に存在しているのだ。

これは私がコンピュータプログラムを学んだからかもこのような考え方が浮かんだのかもしれない。
理屈はこうだ。

プログラムには「条件分岐」というものが必ず存在する。
もしAがBならばCへ、そうじゃないならDへというように入力値や計算結果によって異なる処理へジャンプする事がよくある。
この世界もコンピュータプログラムの分岐処理と同じく、最初から複数の世界があらかじめ既に存在しており、人は意識だけがコンピュータプログラムを実行するように、用意された世界を見ているにすぎない。
コンピュータプログラムで条件分岐によりCへ進んだとしても、Dという処理は消えない。
そもそも分岐前からプログラムとしてCもDもメモリ上に存在している。
同様な考え方をすれば、タイムリープだけでなく並行世界・異世界・タイムマシンで過去へ戻ったらどうなるかも全て説明ができるようになる。

過去も未来も、あの時こうしていればと思って後悔している事を選択した世界も、見えないだけで存在している。
そういうことだ。
意識だけが、予め用意されている世界を時間に沿ってどんどん移動しているだけ。
本来進めるはずのない世界へ行けてしまったというのも、プログラムのバグではたぶん無いと思う。
人間の作るコンピュータプログラムなんかより、遥かに精密で不具合や想定外がおきないよう完璧に組まれているのがこの世界だ。
異世界に迷い込んだとしても、それは何かの条件が揃った結果の正しい処理なのだ。

これを人は昔から「運命」などとも呼んできた。

もしかしたら人の意識さえも、プログラムの産物かも知れない。
RPGのNPC(プログラムで自動で動き、セリフを喋るプレイヤー以外のキャラクターのこと)も、自分の意思で動き喋っていると彼らは思っているかもしれない。

まぁこの考えは「マトリクス」などに代表されるように、今世界で初めて私が思いついたものでもなんでもなく、誰しも思う事であろう。
それはそれで悲しいので、私は意識は本当に自由で、ただどんなに頑張っても予め用意された世界しか見えないし、行けない。
選択肢もどんなに頭をフル回転させて考えようが、どんな選択をしようが、それは最初からプログラムで用意されているもの以外は思いつけないし、選択できないのだと。

これが世界の真実ではないだろうか。

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異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

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