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金は出すが口は出さない日本の海外援助

途上国などへの援助は、多くの国や国際機関が行っています。
その際に一番歓迎されるのが、日本の援助です。

日本の外国への援助は、「金は出すが、口は出さない」という特徴があるらしいです。
他の、例えば欧米などは「金は出すが、口も出す」らしいですね。
国際機関の援助もそうです。
例えばIMFという財政危機に陥った国を助ける国際機関、お金を支援してもらえる代わりに、かなり厳しい条件を飲まなければなりません。
もろ内政干渉レベルの要求をされる事で有名ですよね?

またアメリカだのロシアだのは、反政府組織などにも支援をしたりしますよね。
これも、自分達の言うことを聞く国に変えるためなわけですがw

このように、日本以外の国が行う海外支援は、必ず見返りを求めて行われるのが普通です。

ではなぜ日本はそうしないのか?
したくてもできないのです。

これは日本が第二次大戦の敗戦国であり、未だに世界は戦勝国によって支配されている状態だからです。
つまり日本のODAなどの海外への支援は、「賠償」の意味合いが強いのですよ。
だから口が出せないのです。
当たり前ですが、賠償金の使い方や渡す際の条件なんて払う側が求められるわきゃないですからねw

対してアメリカやイギリスや中国も最近は行ってますが、そういう戦勝国が他国にお金を渡す場合は「賠償」ではないです。
銀行が経営が思わしくない企業にお金を融資するようなもので、内政干渉になろうが口は出しまくります。
援助してやるという姿勢ですね。
日本の場合は「賠償」に近いので、どちらかと言えば援助させて頂くという姿勢です。

しかしこれが幸いにも、援助される側の国の人達から、何の見返りも求めない高尚な国という評判を高める結果になっているようですw
だからこそ、マスゴミが日本は世界中から未だに嫌われ続けている最悪の国と洗脳しているにも関わらず、災害時に各国から多額の義捐金が届くのです。
義捐金というのは、国などが公的に支出したお金ではありません。
一般人が自らの財布から出してくれた完全に私的なお金の集まりです。
いくら大規模な災害に見舞われたからといって、遠く離れたよく知りもしない国に、私財を投じて助けようなんて普通はしないものです。
日本だってテレビが海外の災害支援詐欺募金をするのも、だいたいは同じアジアの国で起きたものが多いです。

そもそも日本もかつては、援助を受ける国でした。
日本はよくアメリカの犬などと批判されますが、それは戦後の復興時に一番たくさんのお金を援助したのがアメリカだからというのがあるのです。
高速道路も新幹線も東京タワーもすべてアメリカが援助してくれたから、作れたと言っても過言ではありません。
これらはなぜかあまり知られていません。
日本から沢山の援助をもらってるくせに、それを隠し、未だに謝罪も賠償もしてもらってないと宣伝している中国や韓国を笑えないですよ。
ネットが普及するまでは、いくら公的機関がこれはアメリカの援助で作られましたと発表しても、マスゴミがそれを報じなければ一般人の耳には届きませんでした。
日本政府というのは意味もなくアメリカの言うことを聞くヘタレ犬だという印象を与えるために、意図的に報じてこなかったと私は推察しますw

アメリカが戦後日本に多額の援助をしたのは、別に原爆落としたり空襲しまくったり、ちょっとやり過ぎたなと良心が痛んだ、罪滅ぼしではもちろんありませんw
中国やソ連などの共産圏の仲間に日本をさせないためです。

しかしそういった背景があったとしても、どこぞの国のように恩を仇で返す事は日本人にはできないのです。
だから世界中がアメリカの敵になろうとも、日本だけは最後まであなたの味方をしますという姿勢で今まで来ているのです。

それが場合によっては日本を破滅させる事もあるでしょう。
だから必ずしも良い事だとは言いません。
ただ本能の赴くままに、恥も何もなく野生動物のように、躾のされてない糞ガキのように、日本は生きる事ができない民族なのです。

日本は世界に対して、十分すぎるほどの謝罪も賠償もしてきました。
もういい加減、敗戦国だからと卑屈に生きることはないんじゃね?と思う日本人も増えています。
ただそうだとしても、海外への支援の姿勢は変わらないで欲しいと思います。
「困った時はお互い様」
この精神でこれからは海外への支援を行っていくべきでしょう。
見返りを求めたり、内政干渉したり、そういう援助は日本は絶対にしないで欲しいと思います。
それが、戦勝国によって意図的に極悪非道国家とされた日本の名誉を回復する、一番の手段だと私は思うのです。

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