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インペリアル・サガとグラブルに見るスクエニゲームの技術力の無さ

グラブルのブラウザ版にはまるまで、ブレイブリーデフォルトをメインにやっていて、そのコラボイベントの関係で、スクエニのもうひとつのブラウザゲームである、インペリアル・サガというのも始めていました。

ブレイブリーデフォルトもそうですが、このインペリアル・サガもとにかく「重い」!

施設を移動するだけでロード、コマンドを選択するだけでロード、クエストの戦闘を始めるだけでロード。

もうね、アホかと馬鹿かと。

こういうゲームばっかやってて、グラブルやると神に見えますね。
どのコマンド、どのボタンをクリックしても瞬時に切り替わる画面、瞬時に動くシステム。
もちろん、グラブルは元がスマホのゲームなので画面解像度が半分以下であり、特にコンピュータゲームで動作を遅くする要因であるグラフィックデータが、PCのブラウザゲームに比べて小さくて済むというのもあるでしょう。
あるいはブラウザゲームで多く使われている、FLASHが糞というのもあります。
そもそもFLASHは、ブラウザ上で動画を再生できるようにするために作られたプラグインであり、ゲーム用に開発されたツールじゃありません。
なので、ブラウザ上でゲームをするための専用プラグインが開発でもされれば、また違ってくる可能性もあります。

ただそれらを差し引いても、重い。

かつてファミコンという超低スペック媒体で、飛空艇で世界MAPを高速スクロールで飛ぶという離れ業を見せた技術力はどこに行ってしまったんでしょうか?

専門卒の低レベルなプログラマしか居ない零細開発会社に作らせてるから、そうなるんでしょうね。
これはゲーム企業でなく、富士通やNECといった大手の業務システム開発企業もそうですが、自社に優秀な技術者ってもはや居ないんですよ。
だって人件費が高くなりますから。
私もシステム開発を請け負う、準大手企業に居た事がありますが、協力会社や人材派遣会社などからかなり年配の、経験も技術もある人が来る事もよくありました。
なんでこんな人が派遣や名前も聞いたこと無いような小さな会社で働いているのか不思議でしたが、つまりはそういう事なんですよね。
日本は技術者を大切にしない会社が多いのです。
ある程度、会社の規模がでかくなると、人件費などのコスト削減の名の下に、こういう優秀なベテランを切り捨てるんですわ。
欧米ではプログラマで一生食って行く事も可能ですが、日本ではプログラマからSEそして課長とか部長とかの管理職に出世して行かない限り、食っていけないと言われています。

優秀な技術者が大切にされないので、新たな人材も育たない。
だから技術力がどんどん落ちていく。

そしてそれに危機感を覚えたり、「なんかおかしくね?」とか思う経営者が居ない。

これが有名な大企業の出してるゲームほど、糞ゲーになりやすい理由です。

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