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グランブルー・ファンタジーが人気な理由

先日、エロ同人誌が多い=大人気という単純な理由で紹介した通称グラブル。
やってもないのに、ゲームは詰まらないだろうと勝手に批評するのもどうかと思い、ちょうどPCのブラウザでもできる版をDMMで見つけたので、はじめてみました。

これははまりますわ。

システム的には、多くのPCの紙芝居ブラゲと同じなんですが、とにかくコンテンツが多い。
しかもこの手の紙芝居ブラゲにありがちな、行動力の制限で30分やったら3時間休まないと何もできないって状態にならない。
つまり、紙芝居ブラゲでありながらその気になれば24時間ぶっ通しで遊び続けられるんですわ。

それともうひとつ、そこそこ綺麗な絵とめちゃくちゃ喋りまくる音声と、耳に残るBGMという普通に考えたらものすごい量のデータであろうはずなのに、起動も動作もめちゃくちゃ速い。
PCのブラウザゲームに比べて、解像度は半分以下なのでグラフィックデータはそれほど大きくはないのかも知れません。
しかし音声系データはよく喋る事で紙芝居ブラゲでありながら大人気となった「艦これ」を上回る量です。
ゲームを起動するだけで、何分もかかるスクエニのブラゲとは大違い。
また、サーバもかなり強力なのか、あるいはプログラム技術が優れているのか分かりませんが、とにかく反応が速いし安定している。
艦これでさえ、人数制限をしたりしてもログインできなかったりした事があるし、スクエニのゲームなんかちょっとイベントやるとゲームが止まってしまうほど糞みたいなシステムなのに。

嫁が豊富なだけの紙芝居ギャルゲーではなかったですw

基本無料ゲーというのは、金は無いが時間はたっぷりあるプレイヤーと、金はあるが時間が無いプレイヤーとの差を、課金によって埋めさせるというのが、本来の仕様です。
しかし最近は金は無いが時間はたっぷりあるプレイヤーは、いくらやり続けても廃課金の強さには決して追いつけない、というか行動力ポイントみたいのがあって、そもそも長時間やり続けられないわけですが、そんな糞仕様ばかりでした。
グラブルは本来の基本無料ゲームのコンセプトに沿った数少ないゲームだと言えます。

コンテンツ量は少ないし、既存ゲームのシステムを使いまわし、絵とタイトルだけ替えた手抜きゲー。
アホみたいな量のキャラクターだのアイテムだの演出だので、データの量だけ増やして重くして、それどいて中身はスカスカなクズエニのゲーム。
それらとはまったく正反対の仕様だからこそ、ここまで人気になったのでしょう。

艦これの進化系スマホゲーと言えます。

もっともサービス開始から3年ぐらい経ってるらしいので、初期は糞ゲー仕様だったのかも知れません。
ただやはり、テレビでCMが流せるほどの人気、売り上げをあげられるだけの「何か」があったのだと思います。

今のソーシャルゲームやブラウザゲームというのは、大雨の後にできた水溜りのようなものです。
2・3日晴天が続けばすぐ無くなってしまいます。
しかし艦これやこのグラブルはただの水溜りではなく、湖だと言えます。
数日、晴天が続いたところで蒸発しきる事がない。

ソシャゲという新しいジャンルを開拓した事で、球団が持てるようにまでなったモバゲーや、コンピュータゲームが世に出始めた頃からあり、今や「老舗」と言われるまでになったスクウェア・エニックスなど、そういった企業はこれからも昨日今日できたばかりの会社が作った新しいゲームに負け続け、そのうち消えるかも知れません。

しっかり時間を掛けて、練りに練った企画と、高い技術力を持った人達によってしっかり作られたプログラム、この基本をおろそかにするような企業やゲームは、淘汰されて当然なのです。

そんなわけで、細々と続けていたブレイブリーデフォルトプレイングブレージュも止めましたw
当分はグラブルにはまってみようかと思いますw

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