なぜFLASHブラウザゲームは重いのか?
全てがそうではありませんが、FLASHを使ったブラウザゲームの多くは始まるまでにアホみたいに待たされたり、始まってからも動作が重かったりします。
3Dのゲームがサクサク動くPCや通信回線が光回線でもこれは変わりません。
なぜなのでしょうか?
1.仲介の多いFLASH
家庭用のゲーム機と同じような綺麗な3Dの画像のゲームをPCでやろうとすると、家庭用ゲーム機の何倍もする高価なパソコンが必要になります。
家庭用ゲームはゲームの機能に特化しているので安く作れるのだとよく言われますし、それは真実ですが、それだけが原因ではありません。
まず最近のPCはOSという基本ソフトが動いている上で更に別のゲームだったり表計算だったりお絵かきソフトが動くのが普通です。
つまりOSという仲介者が居る分だけ動作が重くなるんですね。
厳密にはOSとCPUやグラフィックカード、サウンドチップの間には更に「デバイスドライバー」と言われる仲介者が居ますけど。
FLASHというのはこれより更に仲介者が多いです。
OSの上で動くブラウザの、更にそれの上で動いているのがFLASHだからです。
一人用のPCのゲームや、クライアントと呼ばれるゲームプログラムをまずダウンロードしてインストールしてから行うネットゲームに比べて、はるかに画面は小さいしショボいのに重い理由はここにあります。
2.毎回ダウンロードされるデータ
クライアントダウンロード型のネットゲームは、一度数十分・数時間かけてダウンロードしてインストールしてしまえば、以降は大規模なアップデートでも無い限りは、グラフィックやサウンドのデータのダウンロードは行われません。
ユーザー側のパソコンにあるからです。
しかしFLASHのブラウザゲームはこれらを毎回起動するたびに全てサーバからユーザーのPCへ送らなければなりません。
だから起動が遅いのです。
「ダウンロード不要ですぐ始められる」なんてよくブラウザゲームの宣伝文句にありますが、大嘘ですよw
もっともやり方によっては起動は速くする事は可能です。
ゲーム開始時はゲーム開始画面のグラフィック・サウンドデータだけ送る、ゲーム開始後も必要になったらその都度あたらしいグラフィックやサウンドデータを送るようにすれば、見かけ上のスピードは上がります。
ただしサーバーの負荷は高くなります。
クライアントダウンロード型のネットゲームより安いコストで作れて運営できるから、ブラウザゲームをたくさんの企業が運営しているわけで、そういう考えから既存ネットゲームよりサーバーも回線も安いもの、少ない数で運営されているのが普通です。
よってそんな事をしたらサーバーが止まってしまうので、できないのですよw
3.ゲームを考える人と実際に作る人が違う
ファミコンなど昔のコンピュータゲームというのは、ゲームを考える人と作る人は同じでした。
自分で考え、自分でプログラムしたんですね。
一人で全てやった人も居るし、何人かのグループで考えてプログラムした企業もあるでしょう。
だから実用的なスピードで動くゲームが作れたのです。
今はゲームを考える人、プログラムする人、運営する人、全て別人です。
それどころか別の会社だったりします。
そんな状態で作れば、当然プログラム的な知識の無い人間が考えるわけですから、実用的な動作をするようなゲームが考えられるわけがありません。
プログラマも単純に仕様書通りの動作をするだけのものを、手分けして作るわけで、それらが組み合わさった時に実用的なスピードで動くかどうかなんて考えません。
運営もゲーム企画書レベルの情報しか与えられないので、当然実用的なスピードで動かせるような回線やサーバーを用意できるわけがないんですよ。
昔のように一人で考えて一人でプログラムしてなんてのは今の時代は無理でしょう。
しかし全てを自社で行うのは可能なはずです、その分コストはかさむでしょうけど。
そうしないと「まとも」な「ゲーム」ってのは作れない事に早く気づくべきです。
4.ゲームの面白さ=多彩なグラフィック・サウンドではない
もうひとつ今のゲーム企業が勘違いしている、気づいていない事があります。
多彩なグラフィックやサウンドがゲームの面白さの証では無いということです。
そういう勘違いが、無駄にグラフィックやサウンドデータを増やし、重くするのです。
たとえ有名イラストレータを複数起用して描いてもらった綺麗な絵のカードがたくさんあっても、見飽きますw
人気声優を多数起用して喋らせても聞き飽きますw
テレビゲームだってそうだったでしょ?w
FFの綺麗なかっこいい戦闘シーンを、毎回じっくり見ながらプレイしてた人いますか?w
最初だけは見るかもしれませんが、それ以降はずっとボタン連打で飛ばしてなかったですか?w
そういうことですよ。
そもそも今のブラウザゲームの多くはグラフィックに頼りすぎていて、肝心の中身がスカスカです。
それらをごかますため、面白いゲームが作れない自分たちの無能さを隠すため、そして手軽にガチャというアコギな方法で稼ぐためにグラフィックを増やすのです。
だから二番煎じ、三番煎じどころか見た目とタイトルが違うだけってほぼ丸パクリの、まるでパチンコのようなゲームばかりなのですよ、今のブラウザゲームは。
これはソーシャルゲームと呼ばれる分野も同じです。
こんな事を続けていれば、いずれ廃れるでしょう、既にその傾向は出ているようですけどw
3Dのゲームがサクサク動くPCや通信回線が光回線でもこれは変わりません。
なぜなのでしょうか?
1.仲介の多いFLASH
家庭用のゲーム機と同じような綺麗な3Dの画像のゲームをPCでやろうとすると、家庭用ゲーム機の何倍もする高価なパソコンが必要になります。
家庭用ゲームはゲームの機能に特化しているので安く作れるのだとよく言われますし、それは真実ですが、それだけが原因ではありません。
まず最近のPCはOSという基本ソフトが動いている上で更に別のゲームだったり表計算だったりお絵かきソフトが動くのが普通です。
つまりOSという仲介者が居る分だけ動作が重くなるんですね。
厳密にはOSとCPUやグラフィックカード、サウンドチップの間には更に「デバイスドライバー」と言われる仲介者が居ますけど。
FLASHというのはこれより更に仲介者が多いです。
OSの上で動くブラウザの、更にそれの上で動いているのがFLASHだからです。
一人用のPCのゲームや、クライアントと呼ばれるゲームプログラムをまずダウンロードしてインストールしてから行うネットゲームに比べて、はるかに画面は小さいしショボいのに重い理由はここにあります。
2.毎回ダウンロードされるデータ
クライアントダウンロード型のネットゲームは、一度数十分・数時間かけてダウンロードしてインストールしてしまえば、以降は大規模なアップデートでも無い限りは、グラフィックやサウンドのデータのダウンロードは行われません。
ユーザー側のパソコンにあるからです。
しかしFLASHのブラウザゲームはこれらを毎回起動するたびに全てサーバからユーザーのPCへ送らなければなりません。
だから起動が遅いのです。
「ダウンロード不要ですぐ始められる」なんてよくブラウザゲームの宣伝文句にありますが、大嘘ですよw
もっともやり方によっては起動は速くする事は可能です。
ゲーム開始時はゲーム開始画面のグラフィック・サウンドデータだけ送る、ゲーム開始後も必要になったらその都度あたらしいグラフィックやサウンドデータを送るようにすれば、見かけ上のスピードは上がります。
ただしサーバーの負荷は高くなります。
クライアントダウンロード型のネットゲームより安いコストで作れて運営できるから、ブラウザゲームをたくさんの企業が運営しているわけで、そういう考えから既存ネットゲームよりサーバーも回線も安いもの、少ない数で運営されているのが普通です。
よってそんな事をしたらサーバーが止まってしまうので、できないのですよw
3.ゲームを考える人と実際に作る人が違う
ファミコンなど昔のコンピュータゲームというのは、ゲームを考える人と作る人は同じでした。
自分で考え、自分でプログラムしたんですね。
一人で全てやった人も居るし、何人かのグループで考えてプログラムした企業もあるでしょう。
だから実用的なスピードで動くゲームが作れたのです。
今はゲームを考える人、プログラムする人、運営する人、全て別人です。
それどころか別の会社だったりします。
そんな状態で作れば、当然プログラム的な知識の無い人間が考えるわけですから、実用的な動作をするようなゲームが考えられるわけがありません。
プログラマも単純に仕様書通りの動作をするだけのものを、手分けして作るわけで、それらが組み合わさった時に実用的なスピードで動くかどうかなんて考えません。
運営もゲーム企画書レベルの情報しか与えられないので、当然実用的なスピードで動かせるような回線やサーバーを用意できるわけがないんですよ。
昔のように一人で考えて一人でプログラムしてなんてのは今の時代は無理でしょう。
しかし全てを自社で行うのは可能なはずです、その分コストはかさむでしょうけど。
そうしないと「まとも」な「ゲーム」ってのは作れない事に早く気づくべきです。
4.ゲームの面白さ=多彩なグラフィック・サウンドではない
もうひとつ今のゲーム企業が勘違いしている、気づいていない事があります。
多彩なグラフィックやサウンドがゲームの面白さの証では無いということです。
そういう勘違いが、無駄にグラフィックやサウンドデータを増やし、重くするのです。
たとえ有名イラストレータを複数起用して描いてもらった綺麗な絵のカードがたくさんあっても、見飽きますw
人気声優を多数起用して喋らせても聞き飽きますw
テレビゲームだってそうだったでしょ?w
FFの綺麗なかっこいい戦闘シーンを、毎回じっくり見ながらプレイしてた人いますか?w
最初だけは見るかもしれませんが、それ以降はずっとボタン連打で飛ばしてなかったですか?w
そういうことですよ。
そもそも今のブラウザゲームの多くはグラフィックに頼りすぎていて、肝心の中身がスカスカです。
それらをごかますため、面白いゲームが作れない自分たちの無能さを隠すため、そして手軽にガチャというアコギな方法で稼ぐためにグラフィックを増やすのです。
だから二番煎じ、三番煎じどころか見た目とタイトルが違うだけってほぼ丸パクリの、まるでパチンコのようなゲームばかりなのですよ、今のブラウザゲームは。
これはソーシャルゲームと呼ばれる分野も同じです。
こんな事を続けていれば、いずれ廃れるでしょう、既にその傾向は出ているようですけどw