ぜかまし

テレビ全般が私が子供だった昭和時代に比べて、極端に人気が落ちました。
一番の原因はネットの普及でしょうし、他にも捏造・誇張・偏向・押し売りなどなど、テレビ全盛期の昭和には見えなかった負の面が一般人に知られてきた事もあるでしょう。
そういったものに加えて、24時間テレビは出演者がギャラを貰っており、ぜんぜんチャリティーじゃないという批判もあります。

そもそも24時間テレビが私が子供の頃に「夏の風物詩」として人気だったのは、24時間放送しているチャンネル・放送局・番組が無かったからです。
いまやNHKでさえ、明け方まで何かの番組をやってますし、民放は下らないテレビショッピングなどで、ほぼ24時間放送しています。
当たり前ですが、テレビのお株を奪ったインターネットは24時間いつでも好きな情報・動画が見れますし。
つまり「24時間放送」が珍しくも貴重でもなくなったんですよ。
コンビニでさえ、代表的なセブンイレブンの名前がそうであるように、朝7時から夜11時までしか営業していなかったんです。

つまり、人気が無くなって当たり前の番組なんですよ。
大物芸能人も次々と出演しなくなりました。
そりゃ募金詐欺、感動の押し売り、偽チャリティーなど悪評の方が高いのに、仕事を選んでも十分食っていける大物芸能人が、出るわきゃないですよねｗ

テレビが誰が見てるか分からない深夜のテレビショッピングとかいう、電気の無駄遣いでしかないようなものを流してまで24時間放送するのが当たり前になったのは、そうしないとやっていけないからです。
ネットの普及でスポンサーがどんどん離れ、スポンサー料の相場もどんどん下がっている昨今、薄利多売にならざるをえないのですよ。
深夜の誰も見ないTVショッピングや過去の再放送でも、放送していればCM料が入ってくるわけですからね。

もういい加減、24時間テレビなんて止めたらいいんじゃないですかね？
録画のTVショッピングや再放送の方が、スタジオを24時間アホみたいに照明ピカピカつけておくより、遥かに電力使わなくて済むでしょうｗ
他人に節電だの募金だの要求する前に、まず自ら実践しましょうよｗ

マザーテレサが偉人とされるのは、自ら率先して貧しい人のために働いたからですよ。
黒柳徹子が尊敬されるのも、私財を投じてまで募金活動をしているからですよ。

私は一銭も出しません、電気もバンバン使います。
でもお前らは募金しろ、電気は大切に使え等々。
そりゃ「はぁ？お前が言うなｗｗｗ」で聞いてもらえなくて当然ですｗ

テレビやマスゴミは特権階級でもなんでもないんですよ。
単なる民間企業であり、社員は一般人と同じなんですよ。
そこを勘違いしてるから、こういう上から目線で、他人に何かを強制するような事を平気で出来るんでしょう。
テレビで視聴率が取れなくなった、マスゴミを信用してくれなくなった、きっと「ネットが悪い」んだ。
自らを省みず、すぐ他人のせい、他に原因を求める。
自分たちは悪くない。

こういう姿勢を改めない限り、24時間テレビが昔の人気を取り戻す事はないです。
まぁネットではそれなりに悪い意味で話題にされてますし、そういう意味では成功しているのかもしれませんがｗ
ただ好感度の低い芸能人にCMの出演依頼が来ないのと同様、視聴率は別として好感度の低い番組にスポンサーがいつまでも付く、金を出すはずがないです。
そろそろ真剣に考えたほうがいいですよ。