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報道が既に八百長

八百長というのは、シナリオも何も存在しない、真剣勝負ですよって言っておいて、実は最初から誰が勝って、誰が負けるか決まっていた、みたいな「観客を騙す行為」を言いますね。

まさに今の相撲の報道がそうです。
相撲の報道だけじゃなく、マスゴミの報道はほとんど全てがこれです。
テレビのドキュメンタリーも、よく「結論ありき」で作られている、それってドキュメンタリーって言えんの?って批判があるぐらいです。

マスゴミが記事を書くとき、ニュースを流すとき、テレビ局が様々な番組を作るとき、全てにおいて彼らはまず誰が「悪者」で誰が「正義のヒーロー」かを決めるのです。
そしてそれを元にシナリオを作り、それに沿った報道や番組を制作するのです。
それが正しい報道のやり方だと、業界の人間が誰一人として疑わないのです。
だから捏造だの偏向だの批判されても、何が悪いのか真剣に分からないのだと思います。

2チャンネルという有名な掲示板の創始者が「嘘を嘘と見抜ける人でないと、2chは楽しめない」という発言をした事がありますが、まさにマスゴミ業界も同じ考えなのです。
ネットは~とよく彼らは批判しますが、自分らも根本的に同じスタンスで仕事をしている事に気づいてないのです。

そして、彼らの「結論ありき」の「八百長」がすに見抜かれてしまうようになったのは、いつもシナリオがワンパターンだからですw
すなわち、加害者や悪者は常に日本でなければならず、被害者や正義は常に外国、それも特定の国や民族や人でなければならないという大原則です。

ドラマでも映画でも小説でも漫画でもアニメでも、現代の創作では必ずしも主人公が正義ではない場合もあります。
もっと言えば、どちらにも正義は無い、あるいはどちらも悪くないしどちらも良くもない話だってあります。
子供向けのヒーローものでもない限りは、いまどき「勧善懲悪」ものなんてウケないからです。
リアリティが無いし、使い古された手法で飽きてしまったからです。

マスゴミやテレビ局も、「結論ありき」の「フェイクニュース」や「フェイクドキュメンタリー」などの番組を垂れ流すなら、もっと考えなさいと言いたい。
というかいい加減、「八百長」止めませんかね?

ニュースや歴史というのは、正義と悪のある「勧善懲悪」物語じゃないんですよ。
そういう風に捉えないと気持ち悪い、死んでしまう病気のような人間が、マスゴミだの教師だのには多いですがね。

ニュースや歴史は、単に起きた事、あった事をありのままに伝えるだけというのが本来の姿です。
どっちが悪いとか、そういうのを求めるものではないのです。
なぜなら人が生きていくうえで、教訓として役立てる性質の「情報」だからです。
教訓として役立てる際に、どっちが悪いとかそういうのは関係ないでしょ。
せいぜいこうしたら失敗した、成功したという、あるとしたらそういう観点だけです。

野党が政権を取れないのも同じ理屈です。
今までの自分たちのやってきた事を、ありのままに見つめなおして生かせないからです。
失敗や間違いを認めないからです。

日本が敗戦国でありながら、世界の主要国になりあがったのは、歴史を正しく分析して失敗や間違いを認め、反省してそれにもとづいてあたらしい国づくりを行ったからです。
日本や欧米の植民地にされ、結果的には戦勝国かもしくは敗戦国にはならなかったアジア諸国が、敗戦国である日本より遥かに発展も発言力も劣るのは、歴史を正しく分析できていないからです。
中国や韓国や北朝鮮なんか、それが顕著ですね。

このように、「八百長」をやってる人ってのは成長できないんですよ。
マスゴミが未だに戦時中と何ら変わらないレベルなのも、戦前までの自分たちの歴史や報道姿勢などを正しく分析してないからです。
テレビ業界が衰退しているのも同じ理由です。
昭和の時代から、何も進歩してないからです。
「八百長」が当たり前になっているために、発展できないのです。

視聴者や読者や国民に失礼だから、「八百長」を止めろとだけ言っているのではありません。
彼ら自身の成長や発展のためにも、「八百長」は止めるべきだと言っているのです。

有名人や超一流のスポーツ選手とかに密着したドキュメンタリーとか、よくありますが、仮にそれで優勝や成功できなかったとしても、番組にならないからとお蔵入りにすべきではないのです。
この発言は視聴者の反感を買うだろうとか、そんなもん勝手に判断してカットすべきでもないのです。
ありのままを放送してこそ、リアリティのある真のドキュメンタリーになるのですよ。
優勝できなくても、人間性が疑われるような言動があっても、事実であればそれがドキュメンタリーなのです。
結論ありきのシナリオで作るから、かえって反感を抱かれるのです。
変に思想・信条的な誘導をするから、嫌悪されるのです。

今回の相撲の事件は、被害者側からの情報が一切出てきていません。
唯一出てきているのは、盗聴なのか買収したのか、まぁとても褒められた手段で入手したとは思えませんが、貴乃花親方の場所後の後援会とのお疲れパーティー(?)で言ったとされる今回の問題についての発言の音声だけです。

誰が被害者で、誰が加害者か、正当な裁きを行ってもらう必要がある

この一言にすべてが込められています。
被害者も加害者も分かってるのに、なぜ名指しではないのか?
単純な暴行事件では無いからです。
事件の被害者は貴乃岩ですが、貴乃花親方の言う被害者は貴乃岩だけでなく、モンゴル人力士会とかいう「八百長」集団の餌食になっている日本人やモンゴル人以外の力士達や、それによって捻じ曲げられている相撲という業界そのものなのです。
加害者というのは、日馬富士の事だけでなく、白鵬をボスとするこの怪しげな組織と、それにいいように操られている現相撲協会の八角理事長をはじめとした面々の事です。
正当な裁きというのは、単に暴行事件の刑事処分ではなく、相撲界をおかしくしている輩が相撲界から排除され、本来あるべき真の相撲界の姿を取り戻す事です。

私はこう読み取りましたね。
ですがマスゴミやテレビは、自分たちの「結論ありき」のシナリオに沿わないので、こういった分析は一切しません。
マスゴミの報道自体が「八百長」であり、相撲協会は「八百長」の片棒を担ぐ勢力であるというのが、貴乃花親方の認識でしょう。
だからマスゴミにも相撲協会にも協力せず、警察(司法)という完全なる第三者に事件を委ねたのです。
ただいくら警察でも、貴乃花親方の望むような、現場に居合わせた他のモンゴル人力士を共犯として罪に問う事まではできなかったようですがw

検察による最終的な事件の処分が決定した後は、貴乃花親方自身が表に出てきて、事件の根底にあるこの相撲界の大問題を発信していくしかないでしょう。
それまでは、この事件に関してはこれ以上はいくら取材しようが勝手な妄想で無関係で無責任なコメンテータが論じようが、何も進展は無いと思います。

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