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ADSLが遅くなった

古い賃貸住宅に住んでいる人を除き、今はほとんど光回線だと思うので、あまり需要はないかも知れないが、つい最近体験したので記載しておく。

当初3Mbpsは出ていた我が家のADSLが、ここ最近1Mbpsも出なくなった。
PC側のネットワーク設定をいろいろいじってみても効果が無かったので、これはもう回線かADSLモデム・ルーターの問題だと判断した。

そこでまず契約しているプロバイダや回線業者のホームページに行って、障害やメンテナンスが無いか調べた。
しかしどちらも私の住んでいる地域に該当する情報はまったく無い。

そうなるともうあとはADSL機器しかないわけだ。

今は光もそうだが家庭用のインターネット通信機器はモデム内臓ルーターのようなものになっていると思う。
この手の機器はブラウザで簡単に設定画面が開ける。

ブラウザを起動してURLに「192.168.0.1」と入れれば、大抵は機器の設定画面が出るはずだ。
もちろんそれらが出る前にIDとパスワードを聞かれるが。

以下改善までの道のり


我が家のADSLモデム内臓無線ルーターの設定画面を開き、まずADSLモデムの状態というのを調べてみた。
するとリンクスピードというのが890kbpsになっていた。
本来であればここが3000kbps以上になっていたはずなのにである。
そこでネットでいろいろ調べたところ、何らかの理由(主にノイズ等)でADSL通信が完全に切断されてしまうと、自動再リンク時に、NTTとの間でどんぐらいのスピードで接続するかを決めるテストが行われるらしい。
ところが切断されてすぐ行われるため、まだ切断の原因となったノイズや妨害電波(?)が残っている可能性が高く、その状態でテストをすると、ものすごく低いスピードに設定されてしまうらしいのだ。

これを改善するには、ADSLモデムの電源を一旦切るしかないらしい。

ただ電源のON/OFFをしても、また外部からの干渉によって切断されたり通信にエラーが出まくると同じ結果になるので、ちょっと機器まわりも改善してみた。

まず家の電話線の大元により近い場所にADSLモデムルーターを設置しなおし、雑音に弱い電話線の長さを極力短くした。
次に電源からのノイズを減らすため、電源タップをノイズに強いOAタップに変えた。
本当はコンセントから直接の方が一番よいのだが、コンセントの口が足りないのでこうするしかなかった。
この状態でADSLモデムルーターの電源ケーブルを一旦ひっこぬいて10分ほど放置し、再度ACアダプターの線をぷちっと刺したところ、以前と同じリンクスピード4Mbpsになった。

そんなわけで、以前はもっと速かったのに最近ADSLの通信速度が遅くなったという人が居たら、このようにノイズを極力抑えるような対策をしたうえで、機器の電源をいったん抜いてしばらく置いて再度入れて再リンクさせてみることをお勧めする。

以上

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