ぜかまし

ガンオンはFPS系に分類される事も多いですが、正確にはFPSではありません。
なぜなら自分の姿が画面内で見えているからです。
カメラタイプ2の方がFPSに近い視点・操作になるので、そういうゲームに慣れている人はそちらを、あるいは初心者とかの人はそっちの方が見やすいし動かしやすいので選ぶ人も多いでしょう。

しかし実はこのカメラタイプ2は自分の真正面に敵が入ってしまった時、特に近距離で、照準や敵の姿が見えなくなるという欠点があります。
これはこの手のゲームでは致命的です。
なぜなら弾を一番当てやすい、命中する確率が高いのは自分の真正面に居る敵に真っ直ぐ撃った時だからです。

こういう点から私はカメラタイプは1をお勧めしたいと思います。
このカメラタイプは左に自機が寄った形になるので、真正面に敵が入っても敵の姿も照準も隠れません。
また障害物などに隠れて様子を伺うときに、右方向限定ですが完全に隠れたままでも向こう側が見えるという利点もあり、いち早く敵の位置や照準を合わせられて有利というのもあります。
もっとも逆に左側の視界はカメラタイプ2より狭くなるので、その点は気をつけなければなりません。
またまっすぐ進んでいるつもりでも斜め移動になるので、その辺の操作の慣れも必要です。

これとあわせてもうひとつオプション設定で変えた方が良い所があります。
ロックオンは照準に入った敵にするのが普通ですが、実は設定で照準に入ったもの、あるいは照準に一番近いものから、自機に一番近い敵をロックオンするように変えられるのです。
これ、実は非常に便利で素早い機体、ケンプとかあーゆーのに接近されて撃ち合いになった時に絶大な効果を発揮します。

そもそも上手い人は殆どロックオンを使いません。
なぜなら敵に警戒させてしまうからです。
自分で倒せそうになく、ほっといたらやばそうな場合のみロックオン（味方に知らせるために）するぐらいじゃないでしょうか。
あるいは確実に仕留められる（あと一撃で撃破できそう）な場合は念を入れるためにロックオンするのかもしれません。

そんな理由で特に下手な人はロックオン多用してしまいがちなので、「いやこいつをロックオンしたくないんだよ」って敵に照準が固定されてしまって、それ以外のもっと近い場所に居る敵に撃墜されるわけです。
そんな時にロックオンの設定を近いものにしておけば、素早く一番危険な敵に攻撃できます。
照準に一番近い敵にロックオンするのは上手くなってからにしましょう。