天下布武 あまり知られていない攻略
バブル期に発売されたSEGAのメガドライブ。
そのオプション機器である、メガCDの名作である「天下布武」は、ゲームアーツという当時のSEGAゲーム機の人気メーカーだったところの戦国シミュレーションだ。
内容はPC9801で出ていた「天下統一」というシステムソフトの、家庭用ゲーム機版といったところ。
なお、当時のゲームアーツはファミコン・スーファミの任天堂陣営で言えば、スクウェアやエニックスなどに相当するメーカーだ。
さてこのゲームは、非常に運に左右され、しかもシナリオによっては運が良くてもクリア不可能な大名が居るなど、かなり難しいw
一応、攻略法として、
・CPU大名はCPU大名の城レベル>城内の兵数な城からは、プレイヤー大名の城の兵数を上回っていても、攻めてこない
・先制攻撃(先に攻め込まれた)城からは、たとえ相手を撃退したり退却させたりしても、攻めて来ない
(これを利用して、順番がCPU大名より早く廻って来る運が必要だが、兵数敵に圧倒的不利な城から、わざと攻めて来そうな敵城へ攻撃を仕掛けて、すぐに退却して敵の出撃を阻止するという有名な技がある)
・兵数=鉄砲数の部隊は、どんなに大部隊の敵から攻撃を仕掛けられても、兵士が1しか減らない
(これを利用して、圧倒的不利な兵力差の城に攻め込まれた時に、篭城せずあえて迎撃に出て、フィールド戦闘で逃げ回って時間切れ勝利を狙うという方法がある)
などがある。
それら有名な、他のサイトでも述べられている攻略法の他にも、実は有効な手法がいくつかある。
・臨時徴収しまくる
臨時徴収をすると、民忠誠度が大幅に下がり、一揆などが起きて空き城を占拠されてしまうというデメリットがある。
しかしながら実は、この一揆勢が空城を占拠するイベントは、特定のシナリオの特定の大名家にしか起こらないw
不具合なのかも知れないが、一揆が発生しない大名は民忠誠度が最低の1でも決して反乱が起こらないのだw
逆に一揆が起きる大名は、いくら民忠誠度を最高の99にしていても、一揆勢に城を占拠されるイベントが起こるという理不尽な仕様なのだ(これのせいで、シナリオによっては運が良くてもクリア困難な大名が出てくる)。
なので金がとにかく足りない序盤は、臨時徴収できる城ではしまくった方が良いw
・城を強襲で落とす
フィールド戦闘に勝利するか、相手が篭城を選択すると、城の包囲戦になる。
これで城の耐久度を0にして、はじめて城を落として完全勝利する事ができるわけだが、この包囲戦は、包囲をして1ターン過ごして耐久度を減らすのと、もうひとつ「強襲」というコマンドがある。
包囲は1ターンに1回しか行えないうえに、金も消費するが、強襲は1ターンに何度でも行えるし、金も消費しない。
だが包囲している自軍の兵士が、強襲のたびに減っていく。
最悪の場合、率いている武将が戦死する事もある(兵士数1の部隊の場合)
通常、これはわざと耐久度の高い敵城に、要らない武将に兵士1だけ持たせて、死ぬまで突撃させる事で余分な武将や俸禄を減らす場合に使われる。
しかし通常の戦闘でも、何ターンもかけて包囲し続けるより、強襲でとっとと落としてしまった方が良い場合もある。
なぜかというと、包囲している最中は部隊の兵士数の回復もできないし、そこへ張り付きっぱなしになるので、他の城の防衛や攻撃ができなくなるからだ。
もちろん、包囲中でも部隊を移動させる事は可能だが、篭城している敵兵士数より包囲している自部隊の兵士数が少なければ、城から出てきて逆襲されてしまう。
特に兵数では負けていても、敵大将部隊を壊滅させたり、士気を0にして逃亡させたりして勝った場合、そのターンの包囲は行えても、次のターンで再度城から出てきてフィールド戦闘をまたやらされてしまう危険性もある。
こういう場合は、強襲でとっと落とした方が良い。
そうじゃなくても、1ターンで城を落とした方が、それだけはやく石高が増える事になるので、特に夏などは次のターンで入る収入を増やすためにも、無理してでも強襲で夏のうちに落とした方が良い場合もある。
兵士数が1で、強襲すると死にそうな部隊があったり、残金などの都合で、強襲により減った兵士を回復できない、あるいは回復仕切る前に攻められそうとかって場合以外は、どんどん強襲した方がよいw
・楽市楽座
このゲームには、石高を上げる「開墾」と、秋以外での金銭の収入を増える、町の開発を行う「楽市楽座」という2つの内政コマンドがある。
内政はやる必要はまったくない、やるなら石高が上がる=雇える兵士数の上限が増える「開墾」にすべしと言われている。
楽市楽座の方が、低コストで数値を上げられる上に、民忠誠度も大幅に上がるので、通常であれば有利なはずだが、これをやると、殆どの大名家との友好度が下がるというデメリットがあるからだ。
場合によっては同盟している大名家に、同盟を破棄される事態にまでなる。
また民忠誠度は、先にも述べたように、殆ど意味のないパラメータなので無理に上げるメリットが無い。
このようにメリットが無いうえに、デメリットの方が大きいだめ「楽市楽座」だけは、絶対に実行してはいけない内政コマンドのように言われているのだ。
しかしながら、同盟している大名家が無かったり、九州などのように台風の上陸で、せっかく上げた石高が下がりまくる、理不尽イベントが多い地域で、かつ九州勢は勢力拡大には海軍力が必須で、それを上げるのに大金が必要になるため、実は「楽市楽座」しまくった方が良い場合がある。
特にシナリオ3の島津家などは、部隊志気や兵士数で上回っていても、毛利家の海軍力の初期値がめっちゃ高いので、海戦で負けて攻め込めずに勢力が拡大できない、そうこうしているうちに秀吉が手をつけられないぐらい大勢力に成長して詰む場合が多い。
このような時は、とにかく人数だけは居る、俸禄が上げられずに小数の兵しか持てないが、政治力の高い優秀な武将達を領土の各地に派遣して、楽市楽座と臨時徴収をしまくって、金を稼いで海軍力をとっとと上げるという戦法を取らなければならない。
そもそも石高は、どんなに政治力の高い武将でも最低400の金を使わないと石高は上がらず、上がる幅も1づつだ。
だが楽市楽座は政治力があまり高くない雑魚武将でも、最低の200の金で2づつあがったりする。
しかも台風や不作の影響を受けない。
秋の国力の自然低下分でしか下がる事は無いので、内政としては優秀なコマンドなのだ。
他の大名家との友好度が下がる、配下の武将の殆どが古いタイプの武将なので、楽市楽座によって忠誠度が低下する事があるなどデメリットも多いが、状況によってはやりまくった方が良い技という事。
他のサイトでも述べられている攻略法に加え、以上の3つの攻略法も使うと、リセットボタンの使用回数が圧倒的に減ると思いますw