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児童虐待死と渋谷高齢者暴走事故への対応の違いにみる、日本の政治

ここ最近の話題性ではなく、国が対応を検討すべき問題にまで発展した事件として、
児相の対応がまずく、父親の虐待で死んでしまった小学生の女の子のやつと、渋谷の元官僚の暴走事故があると思う。

この2つの事件に対する対応から、今の日本の闇が見えてくる。

まず児童虐待死事件の方は、対応が早かった。
政治家は、家庭内での体罰を禁止する法案を出した。
しかし渋谷の事件に関しては、何も動いていない。
加害者がてめーらの大先輩ってのもあるのかも知れないが、高齢者の運転免許を停止しようとか、そういう法案が出てくる様子はおろか、検討されてすら居ない。

なぜか?

日本の政治ってのは2つの勢力がある。
ひとつは「支持率」という名の「人気」しか気にしないもの。
もうひとつは、「反日」と呼ばれる、日本を破壊したくてしょうがないもの。

これら2つの勢力の思惑が合致すると、非常に動きが早くなる。
件の児童虐待禁止法は、子供の命を守るための法律を早速作りましたとアピールして人気取りをしたい「支持率」派と、虐待と体罰を一緒くたにして禁止することで、家庭でもまともな躾が出来ないようにして、日本の治安やモラルを低下させたい「反日」派の双方の目的が合致した結果のスピード提出なのだよ。
「家庭でも」と書いたのは、すでに「学校」などでは禁止され、それによって様々な弊害が出ているからだ。
「学級崩壊」とか「いじめ」だってそうだ。
家庭でも禁止すれば、今度は家庭崩壊が起きるのは安易に予想がつく。

だがそこはあえてスルーして、とにかく法案を出した。
なぜなら、それによって「支持率アップ」が期待できるからだ。
政治というのは、国民のため、未来の国のためを考えて行わなければならないはずだが、そんな表向きの綺麗事なんか、真剣に考えてる奴は居ないのだよ、政治家にも官僚にもね。

この証拠が、逆の形で渋谷の高齢者の大量殺人運転の対応にも出ている。
本気で国民の生命や財産を守る、未来の日本が良くなる事を考えているなら、すぐさま「高齢者の運転は禁止しよう」という議論が始まるはずだ。
だがそんな事は、口出すものすら居ない。
なぜか?
理由は2つある。
まず日本は少子高齢化と言われるように、高齢者の方が人口が多い。
加えて若者は投票に行かないという問題もある。
つまり若者の機嫌を取るより、老人の機嫌を取り、損ねない方が重要なのだよ、多くの「支持率」派の政治家達にとっては。
だから老人の運転を禁止なんて、高齢者の機嫌を損ねるような事は、言い出す事すらできないのだ。
せいぜい、特典まで用意して、返納を促すぐらいしか出来ないのだよ。

もうひとつの理由は経済界からの圧力。
若者の車離れ というのが言われるように、今の若い世代は車を買う人が減っている。
車を持てる余裕すら無い収入しか得られないからなわけだが、それと対照的に高齢者は車を買ってくれるからだ。
働き盛りを高度経済成長期で過ごせたため、貯蓄が十分にあるうえに、年金もたんまり貰えるわけだから。
そういう人達から免許を取り上げたらどうなるか?
車が国内で売れなくなっちゃうわけだ。
日本の経済界には、いろんな業界があるが、特に力が強いのは間違いなく自動車産業。
なんたって日本の企業でぶっちぎりの売り上げをあげ、何十年も1位の座に居続けてるのは「トヨタ」なわけだしw

だから車を買ってくれる客層が消滅するような政策は、財界が許さないから出来ないのだよw
てか若者が車買ってくれないのは、トヨタを筆頭に大企業が下請けのクビを締めて、まともな金を払わないうえに、それでは飽き足らずに、従業員のクビも締めて、ロクな給料を払わないからなわけだが、気づいてないのか、気づいてても一度覚えた搾取はやめられないのかで、下請けにまともな金を払って部品を仕入れるとか、従業員にまともな給料を払うとかしないんだよ。

人間ってのは不老不死じゃない。
金持ちの高齢者なんて、若者より何十年も先に死ぬわけだ。
そういう層が死に絶えたら、どうやって商売してくのか?
まぁ考えてないだろうね。
今さえ良ければそれでいいわけだから。
だって今の経営陣なんて、そうなる頃にはとっくに退職してるわけだしw
退職後の会社がどうなろうと、知ったこっちゃないわけでw

そしてもちろん「反日」勢力も、高齢者による若者の大量殺人で、人口がどんどん減ってくれるのは、都合が良い。
それだけ国として弱くなるわけだから、日本がw


上級国民だから渋谷のじじは逮捕されない。
不当だ差別だというのも分かるが、この問題の本質はそこじゃない。
少子高齢化を本気でヤバイと思ってる政治家が居ないこと、本気でどうにかしようと動く奴が政治家にも官僚にも居ない事なんだよ。

少子高齢化問題をあえて解決しない事が、人気が全ての多くの政治家にとっても都合が良く、そして反日勢力の政治家にとっても、日本がどんどん弱体化していくわけで、この上なく好ましい事なのだ。

少子高齢化を解決するには、老人に我慢してもらって若い世代に税金を多く投入する、投資する必要があるから。
また、ただ子供が増えれば良いってもんじゃない。
人間はしっかりした教育を受けてこそ、国や社会で活躍できるわけだ。
だから日本は古来より「教育」というものを、重視してきた。
だから反日勢力は、この「教育」を破壊する事こそが、日本を弱体化させる唯一にして確実な方法だと思っているのだ。
学校の教員に自分らの同士を送り込み、洗脳教育を行い、体罰禁止でまともな指導が出来ないようにし、それが「学級崩壊」や「いじめ」の増加、教師の仕事量の増加でのブラック化で、まともな人材が来ないという効果が出た。
だから今度は家庭にもそれを適用しようとしていた。
そこへタイミング良くこのような事件が起きたので、嬉々として家庭での体罰禁止なんて事を言い出したのだ。

ニートの妄想だと笑ってくれても良いが、必ずやそういう連中は後悔する事になるだろう。
日々自分の食い扶持を稼ぐだけで手一杯で、世の中の事をまともに見たり聞いたり考えたりする暇が無いから、そう思うだけ。
ニートはそういう事を見たり聞いたり考える時間が沢山あるのだよ。

そもそも、世の中についてだとか、人生についてをとことん考え抜いた結果、生まれたのが「宗教」だ。
仏教を作ったブッダは、王子であって、食うために働くので手一杯で、人生とはなんだ?とか、人は何のために生きているのか?なんて考える暇が無い庶民じゃなかったからこそ、仏教哲学を編み出す事ができたのだよ。
そう、宗教の創始者は、その時代のニートと言っても良い、むしろニートでも死なない奴じゃなければ、編み出せなかったものなのだよ。

この世の真理を考察し、どうしたら良いかってのを考えるのに、ニートってのは最適な身分でもあるのだよ。
もちろん、だからみんなでニートになろうなんていわないし、自分は何ら社会の生産に貢献してないゴミである事は自覚してるし、その評価は正しいとも思うけどねw

昔と違って、今は部屋に篭っていては何も見えない聞こえない分からない時代じゃない。
ネットの情報なんて嘘ばっかとか言ってる奴も居るが、そんな事はない。
そもそもそういう連中が有難がる新聞だのテレビだのだって、嘘の情報が混じっているではないか。
どちらを信じても、同じなのだよ。
むしろ、無条件に新聞は正しいとか、ネットは正しいと思う事こそが危ない。
このニュースには、この情報にはどういう意図があるのか?
そういうのを考えながら受け取る。

その結果の考察が、今回述べた事だ。

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