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Windows10 音飛びやノイズが出る場合

まずはドライバーを最新のものに更新したり、入れなおしたりするのは基本。
それでも治らない場合に。

私の場合、BluestacksというAndoroid端末(スマホ)エミュレータで、スマホ用ゲームの「ラグナロック マスターズ」をやりながら、Iron(Google Chrome互換のブラウザ)を開いてネットサーフィンしていると、ラグマス側のBGMにノイズが入るというもの。
ブラウザ側で再生する音楽や動画は綺麗に同時に聞こえるのに、ラグマス側の音だけが、このようになる。

いろいろ調べた結果、ひとつの結論にたどり着いた。
Windows10は異なるフォーマットの音声を同時に流した場合、片方のバッファー処理が壊れる
というもの。

ラグマスは設定の中に高音質版のBGMもダウンロードすれば使えるよーって項目がある。
ということは、デフォルトのBGMはすごい低いビット・周波数のフォーマットのものという事だ。
片やWindows10側は、システム音も、あるいはWeb上の音楽や動画の音声も、いまや非常に高いビット・周波数の高音質なものが主流となっている。

これを同時に再生させると不具合が発生するのだ。
ノイズとは言ったが、バッファの量を調整できるMPプレイヤーやASIOドライバの設定などで、バッファをあまりに小さくしすぎると、音がとぎれとぎれになって再生されるのと、よく似た症状だ。
つまり、通常であれば「ドレミファソラシドー」と鳴るところが「ドドドレ゛レ゛レ゛ミ゛ミ゛ミ゛ヴァヴァヴァ…」みたいになる。
これがノイズのように感じるだけで、実は本当の意味でのノイズや雑音が入ってるわけではない。

さて、問題を解決するにはマイクロソフトがこの問題に気付いて、OS側の音声処理を見直してくれない事にはどうしようもない。
一応、なるべく余計な音を鳴らさないという事で、Windowsのシステム音を全て「無し」にするなどの回避策を提示している人も居たが、裏でゲームやりながらネットサーフィンして動画とか見たりした場合は、どうしようもない。
この異なるフォーマットの音声を同時に複数流すと起こるバッファーの破壊なのか処理の不具合を出させないには、Windowsの音声再生のフォーマットを一番低い設定にして、統一させるしかない。

サウンド設定

よほど音に拘る人でなければ、オンボードの音声チップからのアナログスピーカー出力に、ちっちゃいスピーカーや内蔵スピーカー等で音は聞いてると思う。
なので上図のように、コントロールパネル→サウンド→スピーカー を右クリックして プロパティを開き、詳細タブの中になる「規定の形式」の所を最低音質(とはいってもCDと同等の音質なので、決して悪いわけじゃない)に変更する。
Windows10はデフォルトでここが24ビット 48000Hzのフォーマットになっている。
ビットやHzが高い方が、より正確で高音質な音になるが、その分データ量も処理も増えるので、コンピュータへの負荷は高くなる。
消えてしまったので分からないが、Windows7時代はここは24ビット 44100Hzがデフォルトだったと思う。
まぁWindows7の方は、ここをいじるまでもなく、同じ使い方していてもサウンドにノイズが入るような事は無かったのだが。
Windows7からWindows10になるまでの間に、マイクロソフトのプログラマやSEのレベルが落ちたのだろうw

ともあれ、これで一応は治る…と思う。

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