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庶民がやってるのはRPGだが、政治家がやってるのはSLG

ずいぶん前に、ネタで「なぜRPGのボスは、主人公達が低レベルのうちに攻めに行かないのか?」という質問があり、それに対して「勇者達がやってるのはRPGだが、魔王がやってるのはタワーディフェンスだから」という回答があった。

これは現実世界の政治にも言える。
Q.「なぜ政治家は、どいつもこいつも大衆に支持されるような事をしないのか?」
A.「民衆がやってるのはRPGだが、政治家がやってるのはSLGだから」

どういう事かというと、われわれ一般大衆は、どんな職業にしろ、基本的にRPGなのだ。
毎日の仕事で経験値を稼いで、主任→係長→課長→部長・・・
とレベルアップするRPGをプレイしているのだ。

だが政治家は違う。
彼らがやってるのはRPGじゃない。
信長の野望とか三国志とか、あるいはシムシティーみたいな「シミュレーションゲーム」なのだ。
やってるゲームが違うのだから、話が合うわけがないのだw

池上彰の選挙とは何ぞやみたいな番組で、「あなたはどういう基準で投票する人や政党を選びますか?」と、出演タレントに聞いた時に、ほとんどの人が教科書通りの「政策を見て」とか「人柄を見て」みたいな答え方をしてたが、ただ一人、千原せいじだけ「消去法」と答えていた。
笑いを取りに行った発言だと思われるだろうが、実はこれが一番正しいw

やってるゲームが違うのだから、こーした方がいい、あーして欲しいという「要望」が合致するわけがない。
誰を選んでも一般庶民のやってるRPGには、何のプラス効果もないどころか、マイナスしか出なくて当たり前。
プラス効果が出たら、むしろそれは奇跡と言っても良い。

であれば、「一番害が少ない」人や政党を選ぶしかないわけで、その方法が「消去法」というわけだ。

選挙は国を良くするために投票しに行くんじゃないんだよ。
悪くならないように、ブレーキを掛けにいく行為なのw
野党支持者も与党支持者も、この点では基本的に同じなんだよw

投票に行かないってことは、このブレーキを掛ける行為に参加しないって事。
それでいて、「おい、全然ブレーキがきいてねーじゃねーか」って、あほか。
お前らがブレーキ踏まないのに、効くわけねーだろ。

投票に行かないやつは、政治に文句言う資格がないとは、こういう事なのだよ。
車の後ろの席で、「おいスピード出しすぎだろ」とか「おい、なんでそっちの道へ行くんだよ」って言ってるようなもん。
だったらてめーが運転しろやと。

最後に、選挙は国を良くするためではなく、悪くしないために消去法で選んだ候補者や政党に投票する行為 という事を肝に銘じて、それでも行かないなら文句言うなと。

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