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都会育ちの本音 花咲くいろは

AbemaTVで無料になってたので、とりあえず第一話だけ見た感想。

私は都民ではないが、いわゆるその周りの「首都圏」の生まれ育ちである。
首都圏と言っても、新宿や渋谷などの都心に出るには急行電車でも1時間~1時間半かかるような場所だ。
奥多摩ほどではないが、自然も残る町に今も住んでいる。

さて、地方出身者は都会育ちが羨ましいとよく聞く。
だがハンパな都会に生まれ育った人間としては、地方出身者は羨ましい。

自然が溢れる環境で、のびのび育てたとかそういう意味ではない。
なにせ私の生まれ育った町は、先にも言ったようにそれなりに自然が残っており、今は地下に埋められてしまったが、川もあってタニシやザリガニを採ったりも出来た。
クワガタやカブトムシが居るちょっとした森もあった。
そこらの草むらには、バッタも跳ねていたしトンボも居たし、夜にはカエルの大合唱も聞こえる程度には田舎だったからだ。

なお今はだいぶ開発が進んでしまい、私が子供の頃より随分と自然は減ってしまったが…

話が逸れたが、私が地方出身者に感じる一番の羨望は「方言が話せる」ということ。

花咲くいろはでも、石川県出身のキャラクターの役は、同じく石川県出身の声優さんがやっているとwikiで見た。
東京や首都圏育ちの声優・役者では、どう頑張っても自然な「方言」ってのは話せない。
ある程度年齢が進んでから、いくら英語を学んでも発音がネイティブ並みになれないのと一緒だ。

つまり、標準語圏から遠く離れた場所の生まれ育ちの人は、地元の言葉も話せるし、小さいころからテレビなどで標準語にも触れてるので、そちらも話せる。
いわば「バイリンガル」なのだ。

小学生の頃、山形にボーイスカウトではないが、そんな感じで夏休みに集団で泊まりに行ったことがあるが、現地の同じ小学生が何を言ってるのかさっぱり分からなくて困ったのは今でも覚えている。

これは東京と並ぶ大都市である大阪なども同じ。
関西弁は、お笑いを中心にテレビでよく聞くので、東北弁のように何を言ってるのかさっぱり分からないって事はないが、それでも真似は出来ない。

そもそも日本は、今の都道府県単位で昔は「国」だったわけで。
薩摩や長州が政権の主導権を握って、東京と改名した江戸に来たは良いが、言葉が通じない。
だから「標準語」が制定された、というのは有名な話。

地方出身者の人は、訛ってて恥ずかしいと思う方も居るようだが、私からしたらかっこいい、かわいいと思う。
東京の会社や学校で方言で話されても、こちら側が何を言ってるのか分からないので困るが、地元の言葉は大事にして欲しいと思う。
方言を話すキャラクターは、その地方出身者の声優さんがあてがわれる事が多いというメリットもある。
声優にならなきゃ意味ないけどw

とにかく、私は「方言」が羨ましくてしょうがない。
そういう首都圏出身者も居るという話。

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