2ntブログ

日本のネトゲが国内限定な現実

昔のネットゲームは国内開発・運営のものでも、海外からの接続やプレイを制限していませんでした。
そもそもネットゲームは24時間365日、世界中の人と一緒に遊べるのが一番の売りなわけですから。
しかし、月額課金制の時代に横行したRMTやそれに伴うBOTなどの迷惑行為によって、日本のネットゲームは海外からの接続そのものをシャットアウトするのが普通になってしまいました。

現在は基本無料のアイテム課金という形態が主であり、またユーザー間取引ができないものが殆どですので、RMTやBOTへの対応としての海外接続遮断の意味はほぼ無いと言えます。
もっともセキュリティの面から、特に中国などからの接続を許してしまうとサーバが攻撃に晒されまくって運営に支障が出るという問題があるのも事実です。
ただそれらを差し引いても、PCやコンシューマゲーム機を使ったネットゲームのプレイヤー人口が減少の一途を辿っている今の日本の現状からすれば、海外からの接続を受け入れるべきでしょう。

日本のネットゲーム開発・運営企業が、ブラウザやソーシャルゲームなど手軽に開発できるが底が浅い糞ゲーしか作らないのは、そもそもクライアントダウンロード型といわれる本格的なパソコン用ネットゲームで商売が成り立たないからです。
しかしネット鎖国を止めて、海外からの接続も許可すれば、十分に採算の取れる運営ができるはずです。
国内のみならず、海外でも人気の高い「艦これ」など、運営元が国内以外からの接続を弾いているにも関わらず、相当数の海外ユーザーが遊んでいます。
これらを正式に受け入れれば良いのです。
クレジットカード課金であれば、VISAやMasterなど国際カード会社と提携しているのは当たり前ですから、国外からのユーザーからも、面倒な手続きやシステムを用意しなくても、金を簡単に取れるでしょう。

結論を言うと、今の日本のネットゲーム開発・運営企業は自らの首を絞めるだけの海外からの接続遮断を止めて、昔のようにどこの国のユーザーも受け入れるよう、経営方針を転換すべきということです。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR