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集団的自衛権と憲法

TBSというバリバリ反日極左の番組でありながら、司会の恵さんが非常に中立的に進行する貴重な昼のワイドショー的な番組がある。
そこで本日この問題が取り上げられていた。

私は中国も韓国も北朝鮮も嫌いだし、民主も公明も共産も嫌いで自民支持者だ。
しかし自民信者ではない。
ここならと思える政党が無いので、よりマシな、害の無さそうなのを選んだ結果、自民というだけだ。
従って自民が推し進める憲法、具体的には9条をそのままにして集団的自衛権を行使できるようにする事には反対である。

集団的自衛権も自衛隊も今の憲法には違反している。
でもだから無くせとか止めろとか言っているわけではない。
ネットの普及で日本のマスゴミや有識者や権力者が隠してきた、日本に敵対的な、あるいはそういう行動をしている国がある事が分かってきたからだ。

憲法9条は素晴らしいと思うし、できれば守っていきたいが、現実問題として竹島は未だに不法占拠されたまま、北朝鮮による拉致は防げなかったし、被害者も未だに全員帰って来ない、尖閣への挑発や小笠原の珊瑚も守れなかった。
つまりいくら9条を掲げていても国民の生命や財産は守れないという事が判明している。
今の段階では憲法9条は理想論でしかなく、領土も領海も狭くロクな資源もなく、近隣に他の国がなくて侵略される心配が皆無な孤島の国以外では無意味であるばかりか、害しかない。

自民党・安部政権はこれらを理由に憲法9条そのものを変え、自衛隊も集団的自衛権も誰がどう見ても違憲にはならないよねってする事こそが使命であると思う。
中国という大国が実力行使に出てきて、もはや一刻の猶予も無い状況なのも理解できるが、だからと言って憲法9条をそのままにして武力行使ができる範囲を広げてしまえば、実際にそういう事態になった時に必ず混乱を生じるであろう。

そもそも自衛隊の人達もかわいそうだ。
国の為に命を懸けて仕事をしているのに、本来居てはならない違憲な存在であるうえに、敵に撃たれるまで撃ち返せないわけだ。
日本の警察がよく実際に事件が起きるまで動けないのと同様、敵国に自衛隊員の誰かが殺されなければ攻撃できないのだ。
それを理解したうえで一刻もはやく憲法を改正すべきだと思う。

国民の生命と財産を守れない国など、存在意義はない。
もちろん国民の生命と言っても、イスラム国の支配地域とかいう「危ないから行かないでね」って言われてるとこに勝手に行って捕まるような馬鹿は含まない。
そういうのを含んでしまうと、それを理由に戦争ができてしまう事にもなるからね。
侵略戦争ってのは大抵この国民の生命と財産の範囲を拡大解釈して起こされるわけだから。

日本は現在の領土・領海とその内部に居る国民の生命と財産を守る範囲においていのみ、いかなる武力行使も可能とすべきなのが理想だ。
あるいは集団的自衛権もこれに沿って、同盟国の現在の領土・領海内の同盟国民の生命と財産を守る範囲内においてのみ援軍に行くぐらいにとどめるべきだろう。
そうでないと無用な争いに巻き込まれる事になる。

政治家はもっと広い視野と柔軟な考え方をもって仕事にあたってもらいたいものだ。

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