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順位落としやスパイ行為はネットゲームでは当たり前

昨日、ブレイブリーデフォルトでのこれらの行為が酷いと書きましたが、実はBDに限った話ではありません。

わざと負けて順位やランクを落として格下相手に無双したり、敵に別アカウントのスパイキャラを潜り込ませるのは昔からネットゲームの世界では行われてきたのです。
なお、日本人はこれらの行為を「卑怯」として嫌いますが、スパイ行為に関しては欧米では戦略のひとつとして認められているようです。

日本ではまったく流行らなかったですが、欧米でものすごい人気だった宇宙を舞台にした大規模対人戦のあるネットゲームで、「神」とまで称えられている有名上位プレイヤーが、それをやっていた、これは戦略のうちのひとつだと自ら言っていたからです。
ちなみにその方はリアル大使館職員かなんかで、なんか内戦だかテロだかが激しい国に赴任してたらしいですが、ある時から突然連絡が途絶えたため、ネット上で大きな話題になっていました。

何にでもとにかく「リアル」さを求める欧米人と、何にでも秩序や礼儀や精神性を求める日本人の違いでしょう。

ただ、わざと負けて順位を落として格下相手に無双する行為は欧米でも卑怯と見なされるでしょうね。

これらは本来は、対人戦の主催者であり審判でもある運営が対処しなければならない問題ですが、どこもやりません。
なぜならそれで人が減って売り上げが落ちたら困るし、やっても無課金の酷いプレイヤーを1人か2人、見せしめにアカウント剥奪(通称 垢BAN)するだけです。
システム的にも、これらの卑怯な行為をできなくするのはほぼ不可能です。
それに最近の基本無料ゲームは、人が多く居るよう見せるために、あえて複数アカウントを黙認する傾向もありますので。

こういうのが、対戦型ネットゲームが日本で定着しない理由であり、ひいてはネットゲーム自体が衰退した原因のひとつでもあります。

e-sportsなど今の日本のネットゲームの運営体制では、とても無理でしょう。
実際、これらはほとんどが1vs1の格闘ゲームとかですからねぇw

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