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寺社仏閣への液体ぶっかけ事件の多発について

これらは日本人の犯行では無いと考えられるでしょう。
少なくとも「まともな」日本人ではないです。

在日・反日外国人が気に食わないとか、そういった感情的な理由ではありません。

日本人はよく無宗教とか、無神論者だと海外からも見られがちだし、自分たちもそう思っています。

しかし一方で、日本人は宗教を全否定しているわけでもなく、神様とかの存在を信じていないわけではありません。

たとえばごく一般的な日本人であれば、子供のころに七五三は経験したでしょう。
あれは子供の健やかな成長を、神社で神様にお願いする伝統行事です。
また新年には一年の無病息災や安寧を願いに初詣に行きますし、受験などで合格祈願をしに神社に行った人も多いでしょう。
また多くの日本人が、亡くなった後はお寺のお墓に入るし、○回忌などの行事を行うし、お盆や命日などのお墓参りなどを行います。

日本人は海外の人間や宗教のように、毎日経典を暗唱したりお祈りしなくても普段の生活にそれらが自然な形で根付いていて、気付かない、意識しないでいるだけです。

従って寺社仏閣へのこのような行為を行う事は、できないのです。
「ばちがあたる」とか「祟られる」とか、そういう言葉が現代でも残っていて、しかも使われる場面もあるように、まったくそういったものを恐れない人は少ないと思われるからです。
もちろん、100%信じている人は居ないでしょう。
でも半信半疑でも、このような「ばちあたり」な行為を行う事に心のどこかで拒絶反応やブレーキが掛かるようになっているのです。

ゴミの不法投棄が止まない場所に、小さな社を建てたら不法投棄が止んだという話も、嘘かもしれませんが出てくるのは、ありえるかもしれないと多くの人が思えるからです。

同じような現象に、「日本人は畳の上を靴で歩けない」というのがあります。
絨毯や床の上を靴で歩く事はできても、日本で生まれ育った日本人は決して畳の上を靴で歩く事ができないのです。
欧米人はこの事に何ら抵抗も違和感も感じません。
畳の上にハイヒール履いて立っている白人美女モデルの写真が、ネット上にあがっていた事があります。
日本人や日本ならあり得ない事です。
たとえ写真でもどこの誰かも分からない他人でも、そういうのを見ることすら気分が悪くなってしまう。

同様に寺社仏閣に対してのこれら「ばちあたり」な行為ができないし、聞くだけでも、自分が信仰していたり関係があるわけでもない
のに怒りを覚えてしまう人が多いのはそのせいです。

でも日本人以外であれば、畳の上に靴を履いたままのるのに何の違和感も感じないように、嫌がらせの意図が無くてもできてしまうでしょう。

かつて天皇陛下に対して失礼な事を某国が述べた時に、その某国寄り、仲間・手下と思われていた日本のマスゴミが非難一色に染まり、某国人達を驚かせたように、国・民族には個々の思想・信条を超えた、絶対に触れてはならない共通の事があるのです。

日本人が顔を真っ赤にして怒り狂ってる様を「ざまぁwww」と笑って見ていられる程度のものではないという事を、犯人達は認識すべきでしょう。

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