2ntブログ

最近のサスペンスドラマ

先ほど、晩飯を食いながら見ていたサスペンスドラマ、刑事ものドラマとも言えるだろうか、ふと気づいた事がある。

別に私が見たくてつけた番組じゃなく、うちの母がそういうの昔から好きでビデオ録画してまで見ているからだ。

ここ最近、そういうドラマでありがちなのが、大物政治家やその関係者が何らかの事件を起こして、あるいはその事件がきっかけで別の事件が起こって、それを解決していくというストーリー。
「十年間のあの事件が・・・」とかってやつですねw
だいたいこういうのは、大物政治家に捜査の手が伸びたりすると、主人公の刑事たちの上司から「止めろ」と圧力が掛かりますw
現実にこんな事をしたら、それこそトランプ大統領のように大問題になるでしょうw
また、見ている側もこれは「作り話」すなわちフィクションであると認識して見ていますので、現実世界の政治家や警察には何の影響もないように思えます。

しかし果たして本当にそうでしょうかね?
私が幼少の頃の刑事ドラマ、「太陽にほえろ」とか「西部警察」とか、年がバレますがw
その時代には、そういうストーリーは記憶にありません。
悪者は凶悪犯罪者であったり、ヤクザなどの非合法な組織であったりが殆どでした。

それが昨今、なぜこんなに本来は「良い人」であるはずの政治家や警察上層部が「悪者」に描かれるサスペンスが多いのか。
私これね、印象操作の一種だと思うんですよ。
政治家、特にこういうドラマでは野党の政治家が黒幕として出ることはなく、どう見てもモデルは自民党だよねって。
それと警察上層部が結びついて、事件のもみ消しをしている。
与党の政治家や警察は信用できない、極悪人だ。
そういう印象を、深層心理に焼付け、何か政治問題やスキャンダルが起きた時に、「きっとマスゴミが言っているように、こいつらは悪いことをしているに違いない」と思わせてしまう。
そういう効果を狙っているのではないかと。

考えすぎとか、妄想が激しいとか言われそうですが、そうであれば良いのですがねぇ・・・
マスコミやテレビ局に対する監視や、それらの不正や不備を正す機関といのは、基本的にありません。
あれだけの権力を持っているにも関わらずです。
なぜなら、表向きはトヨタとかソニーとかと同じく単なる「民間企業」だからです。

サスペンスドラマの政治家が悪の黒幕になるストーリーは、必ずしも与党議員である必要はありません。
実際、歴史の世界では、まだ野党だった頃のヒットラー率いるナチスドイツが、当時の与党を追い落とすために自作自演の国会爆破という事件を起こし、それを与党の仕業とはっきりした証拠もないのに吹聴し、その結果次の選挙で大勝してめでたく政権与党となったというのがありますからね。
でもこういったストーリーのサスペンスドラマは一切見たことがありません。
なぜやらないんでしょうかねぇ?w

最近では某議員が、ツイッターで女は下らないワイドショーの内容をすぐに信じてしまう。
だから安倍内閣の不支持に女性が多いという趣旨の発言をして、話題になりました、ネット上でだけですがw
これを言ったのは与党の議員じゃなく野党の議員だったので、ワイドショーも取り上げないのでしょうねw

同様に、夜のゴールデンタイムのサスペンス劇場や刑事ドラマの主な視聴者は、いわゆる「主婦層」です。
メディアが騙しやすい、操作しやすい女性です。
同じような洗脳が行われていても不思議ではありませんよね?w

このドラマはフィクションです。
登場する人物・団体は架空のものです。
という免罪符を入れておけば、偏向報道に頼らずとも、こういったドラマによる「印象操作」が好きなだけ簡単に行える。

メディアとはそういう可能性や危険性をはらんでいるものだ、ということを心の片隅にでもとどめておくべきではないかと思ったのです。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR