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スウェーデンで政府が莫大な情報を漏洩しちゃった件について

今の時代、何でもかんでもコンピュータで情報を管理しています。
なのでコンピュータセキュリティは、非常に重要視されています。
特に金融業界のセキュリティは、非常に厳しい事で有名です。
しかし残念ながら、それ以外の企業、今回の政府のように公的機関も含めて、本当に甘いです。

今回の件は、外部からハッカーが侵入したりして漏れたのではありません。
人災のようです。
つまり意図的なのかミスなのか分かりませんが、内部の人間が漏らしたようです。

コンピュータセキュリティといえば、ウィルスチェックソフトを入れて、セキュリティパッチの更新を怠らず、ファイアーウォールなどで不要な通信は遮断するだけで、良いと思ってる人間が多いということですね。

もちろんそれらは大切ですが、いくらそういった対策をしていても、肝心の「人間」への対策がなされていなければ、まったく意味がありません。
情報漏えいと言うと、天才ハッカーがセキュリティを突破して情報を盗むのが原因と思われがちですが、実は内部の人間が意図的に漏えいする事のほうが、遥かに多いのです。
そのため、金融業界では情報へアクセスできる人間の制限や、サーバルームへ関係の無い人間は、たとえその会社の社長であっても物理的に入れない、監視カメラで入退室の記録を取るなどしています。
それでも内部の人間による情報漏えいは防げないのです。
防げないのに、どうしてこんな事をしているかといえば、情報漏えいをいち早く察知してそれ以上の被害拡大を防ぐためです。

それすらやってない他の業界・組織では、漏れて当たり前状態だと言えます。

日本の警察官は前科があるとなれないと聞きます。
こういった重要な情報にアクセスできる、業務に携わる人間も、前科など素行調査が本来は必要なのです。
どこぞの政治家のように、日本人かどうかすら怪しい人間とか、そういうのがウヨウヨ居るような所へ、情報を預けるなんて金をドブに捨てるようなものなんですよ。

今回のスウェーデン政府の失態は、日本も他人事ではありません。
何せ日本の省庁は、つい最近まで部屋に鍵すらかけていなかったわけですからね。
機密保護法なんて作ったって、漏らすやつは漏らします。
きちんとそれらでの逮捕・立件・処罰の実績を作って、単なる脅しにならないようにしなければなりません。
同時に、特に「人間」の管理をもっと厳重にすべきです。
前科のある人間は警官になれないはずなのに、警察官の犯罪というのは決して少なくない数ありますし、これが「教師」になると、もう無法者ばかりかと思えるほど多くなります。
あげくに日本の教育のトップが援助交際まがいの事をしていたとか・・・もうね、呆れてものが言えません。
国家公務員はもちろん、地方公務員に至るまで、しっかり情報管理教育を徹底し、同時に素行調査はしっかり行ったうえで採用すべきですし、採用後も定期的にそれらの調査は行うべきです。
そこまでやっても、恐らく完全には防げませんので、漏えいの早期発見と被害拡大を食い止めるような対策もすべきです。
公的機関には外部からの怪しい侵入者用の監視カメラだけでなく、内部の人間の怪しい行動もチェックできるような設置をするのです。

そこまでやってなお漏れました、すいませんなら「仕方が無い」と言ってくれる人も出てくるでしょう。
今のままでは、とてもじゃないけどいくらテレビカメラの前で土下座したって、国民は許さないですよ?

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