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褒めて伸ばす

どこかで、人間は褒めまくった方が伸びるという説について議論がかわされいました。

私は褒めまくる教育が良いのか、体罰も辞さないほど厳しく育てるのが良いのか、と問われれば両方必要と答えるでしょう。

何をしても一切怒らずに、とにかく褒めちぎれば、本当に才能のあるものはものすごく伸びるでしょう。
しかし自信過剰で人の痛みの分からない偏った人間になってしいます。

逆に何につけても叱りつけ、一切褒めない場合は、どんなにがんばっても評価されないため、かえって何もする気が起きない、何をしても中途半端、人見知りが激しく、言いたいことも言えないような超内向的な人間になってしまいます。

ちなみに私は後者です。
この歳になって、いまさら両親の教育方針にケチをつけるつもりも、恨む事もありませんが、とにかく「褒められた」記憶が殆どないんですよね。
ただ厳しく叱って躾けられたおかげで、法を犯すような人間にだけはならなかったのは感謝してます。
特に目上の人間には一切口答えしないので、上司からの評価は非常に良かったですし、同僚や後輩にそれで妬まれたりする事もないぐらい、人当たりの良さ(見かけだけですが)を備えた人間に育ちました。

逆に本当にこいつ自分を神様か王様と勘違いしてんじゃねーかってぐらい、自己中な人も見てきましたが、そういう人は大抵あまり怒られた事が無かったようです。
某アニメで、「父さんにも殴られた事ないのに!」と言った主人公が居ましたが、現実世界でもそういう人は結構居るってことです。

物事にはどっちが正しいってのは、基本的に無いんですよ。
過ぎたるは及ばざるが如し という諺があるように、ほどほどに褒めてほどほどに叱る。
これが一番良いのです。

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