ぜかまし

私はもちろん戦後生まれなので、こんなもんぜんぜん知りませんでした。
テレビも普通は、戦争中の日本というと、単に暗くて貧しくて最悪の時代としてしか描かず、こういった戦時下で貴金属が一般に使えない時代の相違工夫と、その成果物である見事な陶器による代用日用品があったことなど、まったくやりません。

こういう事をこそ、テレビは番組にすべきなんですよ。
戦争反対、戦争はこんなに悲惨ですはもうお腹いっぱいなんですよ、特にNHKさん。

テレ東が他の国内の全てのテレビ局の中で、ダントツで優れた番組を作っていると思うのは、こういうとこなんですよ。

これこそが、本当の歴史の勉強になる番組ですよ。

とにかく、私は今までまったく知らなかった戦時下の陶器による代用日用品などというものが、多数存在していたという事実に、ものすごい衝撃を受けました。
「パンが無いならお菓子を食べればいいじゃない」ではありませんが、「鉄が使えないなら陶磁器を使えばいいじゃない」という発想とそれを実際にやってしまう当時の日本人のたくましさ。

下らない芸人や、売れてもいない反日民族のアイドルをごり押しする暇があったら、こういう為になる、「へー、そうだったんだ、すげー」って視聴者が思えるような番組を作りなさいよ他局は。

特に中立が求められるNHKね。
政治の話題をすれば、どんなに気をつけて気を配ったって、どうしてもどちらかに偏った印象を与えてしまうんですよ。
もちろん、NHKも民放も、まったく気を配ってないから更に悪いのですがｗ
そうであるなら、いっそ政治の話題はニュースとして「事実」だけを淡々と述べるにとどめ、視聴者の多くが知らない歴史や情報や、そういうものの番組を作った方が、はるかに支持されますよって事です。

本当に最近のテレビは、テレ東の優秀さだけが光まくってますよ。
もちろんテレ東にも、最低な番組や偏向・捏造があるのかも知れませんが、少なくとも他のテレビ局よりそういうのは遥かに少なく、面白いです。

エンターテイメント、娯楽とは何か？
テレビの存在意義とは何のか？
それに対して真摯に向き合い、多くの視聴者に支持されるような答えを出せるテレビ局が、もっと増えてくれる事を望みます。