ぜかまし

日本人は戦争でも災害でも事故でも、故人を偲ぶ時は「黙祷」をして静かに祈りを捧げるのが伝統です。
つまり、「慰霊祭」で「安倍やめろー！」などとシュプレヒコールをあげるのは、非常識な行為なのです。
本当に彼らは日本人なのでしょうか？

そもそも広島の原爆慰霊祭は、戦争反対はもとより核兵器を世界から根絶するのが、最大の慰霊ともいえます。
であれば、シュプレヒコールをあげるなら、北朝鮮に対しての方が今の情勢からしたら一番正しいと思えるのですが、そんな左翼団体は居ませんｗ
不思議ですねー、おかしいですねー。

他人の迷惑を顧みず、本来の目的をねじまげて全て自分らの主義・主張に利用する。
だからお前らは一般人から支持されない、されなくなったとまだ気づかない。

安倍政権・与党自民党を擁護すると、すぐ「信者」認定されますが、現在の自民党・安倍政権支持者というのは、「他に支持できる人・政党が無いから仕方なく」支持しているにすぎず、よって安倍・自民より支持できる人や政党が出てきた場合、すぐに鞍替えします。
その最たるものが、この間の都議選でしょう。
「信者」というのは、何があっても絶対に支持政党を変えたりしません。
あれだけ嫌われてるにも関わらず、政教分離違反の公明党やテロ組織予備軍である共産党が、一定議席を常に確保し続けているのがその証拠です。
「支持者」ではなく「信者」だからです。
指導者が何を言っても、何をやっても「きゃーすてきー！」と囃し立てるアイドルのファンのようなものです。
でもアイドルのファンも、何かのきっかけでその人を嫌いになって逆の立場、すなわち「アンチ」と呼ばれる人になることもありますが、「信者」は「オウム真理教」の事件でもわかるように、明らかに「それはおかしい」と思える事を指導者が命令しても従ってしまう。
だから自爆テロなんてもんが、世界で起きまくっているのですよ。

私は宗教は否定しません。
他人に迷惑さえ掛けなければ、思想・信条・言論の自由というのは、「日本では」保障されているし、そうあるべきだと思うからです。
しかしそれを拡大解釈して、他人に迷惑が掛かろうともお構いなしなのが、こういう連中です。
自分たちは絶対的に正しい、間違ってるのは法律や民衆の方だ。
だから何をやっても許される。
この考え方が、テロに繋がるのですよ。

今、日本にはまともな反戦団体も核兵器根絶団体も差別撤廃団体も居ません。
全てテロ組織予備軍です。
テロ組織と同じに見られたくないなら、法やマナーを守りましょう。
他人の迷惑をもう少し考慮しましょう。

広島での原爆慰霊祭というのは、「静かに」犠牲者の冥福を祈る事です。
それをネタに批判を展開するなら、現在もっとも「核兵器」を政治利用している「北朝鮮」であるべきです。
アメリカ・ロシア・中国を批判すべきです。
核兵器を持っていない、日本国やその首相が、原爆をネタに批判される理屈はないのです。

まともな「日本人」であるなら、そういう思考になるはずですよ。