2ntブログ

自衛隊日報問題と警察の自白強要のニュース

さきほどのNHKの21時のニュースで、面白い比較が見れる場面がありました。

自衛隊日報問題のニュースで、監査の結果「稲田(元)防衛大臣への口頭での報告があった可能性は否定できない」が「文書での報告や(稲田元防衛大臣)が(隠蔽を)指示した証拠は見つからなかった」というもの。
これをさも稲田(元)防衛大臣がクロであるかのような印象を受けるよう、報じていた。

一方で東京の警察署で万引きの「疑い」で捕まった中学生が、警察官に自白を強要された(かのような)取調べが行われたとして、東京の弁護士会が人権侵害で警告したというもの。
こちらに関しては、稲田(元)防衛大臣と同じく、中学生が万引きをした証拠は見つからなかったのに、自白を強要した、警察は悪者であるかのような印象を受ける報道をしている。

これが今の日本のメディアである。

そもそも日本は一般人であろうが公人であろうが、「証拠」が無ければ罪に問えないという原則がある。
こんなものは、「日本人であるなら」誰もが義務教育の段階で学ぶ事である。
仮に稲田(元)防衛大臣が、「日報がある事を知っていました」とか「隠蔽を指示しました」とか言ったとしても、その「証拠」が見つからない限りは、それが何か法律に違反する行為であったとしても、罪に問えない。
ましてや、稲田氏自身は「否定」をしているわけであり、それを執拗に追求するのは、中学生の万引き被疑者に自白を強要したとされる警察と何が違うのか?

ちなみに私も稲田氏は嫌いですw
北朝鮮の脅威が過去に例を見ないレベルで深刻化するなか、単に「大臣経験者」という箔をつけるだけのために任命されたようなものであり(これについては日本の大臣の多くがそうですがw)、それでも石破氏のように「防衛」のエキスパートであればまだしも、まったくの素人でしたから。
「辞任してしまったら、疑いが正しいという事になってしまうではないか」とネットの一部では辞任すべきでなかったという意見もありますが、私はこれがきっかけで辞任してもらって良かったと思ってますw

話が反れましたが、問題は森友・加計・自衛隊日報問題の野党のやり方や報道の仕方は、「自白の強要」として問題とされた中学生に対する警察官の対応と全く同じであるという事です。

テレビ局が刑事ドラマでやってるように、犯行を否認している容疑者に罪を認めされるには、「動かぬ証拠」とやらを見つけ出して突きつけなければならないのですよ。
ドラマと違って、警察が逮捕した人間を「犯人」と呼ばずに「容疑者」と発表するのは、確たる証拠があって裁判で有罪となるまでは「罪人」と言えないからです。
そんな事をしたら、それこそ弁護士の連中が黙っていませんw

しかしながらその一方で、政治家に対しては「証拠」も無い、単に嫌いだから叩いてる、下手したら名誉毀損じゃねーのこれ?って行為が平気で行われ、誰もそれに疑問を感じない。

マスゴミの印象操作に簡単にだまされる世代や人に、これらの問題のどこに違法性がありますか?疑うに相当する証拠があると思いますか?と聞いたら、誰も答えられないでしょう、当のマスゴミや野党でさえ。

トランプ大統領がロシアの選挙介入で当選したのではないか?という疑惑に対して「FBI」が捜査を行ったように、日本にも「東京地検特捜部」というよく名前を聞く、この手の疑惑を専門に捜査する機関があります。
違法性がある、犯罪行為だというなら、まずそこへ告発を行って動いてもらうべきでしょう。
実際、森友学園に関しては安倍叩きの材料にされた事がきっかけで捜査が行われて、当初とは違う形ではあるが森友学園が違法行為を行った疑いで逮捕者が出たわけです。
国会議員は議員の職にあるうちは「逮捕できない」というある種の特権がある事は確かですが、「罪に問えない」「無罪放免になる」わけではありません。
野党やマスゴミは、「自白の強要」などという法で禁止されている方法ではなく、どのような法律に違反しているのか?どのような「証拠」があるのか?をしっかり示したうえで、警察や検察など司法機関を動かして問題解決をはかるべきでしょう。
それができないうちは、単なる「いじめ」でしかありませんし、追求してる側が「違法」でしかありません。
偏向・捏造であると言われても文句は言えないのです。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR