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社長>部長>課長>ヒラ な給与の理由

上司は部下より「偉い」わけじゃねーよ、勘違いすんな ってのがネットにあがってたので。

給与に差があるのは、ひとえに同じ地位であるなら能力の差であるが、地位が違う場合は「責任」の差である事を理解している人間が少ない。

野球やサッカーなどのプロスポーツの選手や、漫画家や小説家などの個人事業主の場合は、能力がそのまま給与の差になる。
会社員の場合は、実際に製品を作ったり開発したりサービスを提供したりするのは、社長でも部長でもない。
ヒラ社員やアルバイトやパートが居なければ、そもそも社長なんて1円も稼げないわけだ。
にも関わらず、社長が会社で一番給与が高いのは、全社員の生活を守るという重大な責任を負っているからだ。
部長であれば、自分の部署、課長であれば自分の課など。
よって、部下に適切な指示ができない、自分の指示で行ったこと、あるいは明確な指示を出さなかったがために起きた失敗などを、部下のせいにするなど言語道断なのだ。
もちろん、部下が指示通りに動かなかったというなら別だが。

会社の業績が悪くなると、真っ先にクビをきられるのはヒラやアルバイトや派遣だが、これも本来はおかしいのだ。
上層部がてめーの給与を無しにしてでも、雇用を守るのが本来の姿。
そのために、普段から高い給与を貰ってるわけだ。
責任を取って辞任したけど、退職金も年金も満額貰いますwとか、ふざけてるにも程がある。

ただ日本は世界でもっとも会社内の給与格差が少ないと言われている。
欧米の企業は、トップは何億円という年収がある人も珍しくないが、日本では一部上場の大企業の社長でさえ、億の年収がある人は少ないだろう。
それは立派な事だとは思うが、だからといって責任が軽くなるわけじゃない。
責任に見合った給与を貰ってないんだから、いざというとき責任取らないのであれば、欧米企業のように年収何億でもいいよ。
その代わり、会社が傾いたらてめーの財産ですべて補填しろやって話。

セガの創業者は、遺産をすべて自分の会社に寄付した。
そのぐらいの責任感が欲しいものだ。

給与の差=能力の差なのは、同じ立場の人間同士である。
立場の違う人間の給与の差は責任の重さの違いである。
これを全人類が理解すべきであろう。
そうすれば、金持ちが理由もなく叩かれたり妬まれたりする事もないし、貧乏人が無能だとか怠け者だとか不当に蔑まれる事も少なくなるだろう。
いばるだけで、無能な上司というのが生まれる事もなくなるだろうと思う。

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