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インターホン恐怖症

インターホン恐怖症なるものが、あるそうだ。
私も該当する。

これは現代の社会が原因の、新しい恐怖症だ。
私だってかつて子供の頃とかは、玄関のチャイムが鳴れば喜んで返事したし、ドアも開けた。
しかし昨今は、あやしげな訪問販売(しかもしつこい)、新聞・NHK、果ては犯罪者まで私が子供だった昭和の時代に比べて、出るのが嫌になったり怖かったりする事が多い。
電話恐怖症も同じで、家の電話が鳴ると出たくないしイライラする。
携帯電話などの普及で、家の電話なんて玄関のチャイムと同じく、しつこい勧誘・販売電話か、自動音声の失礼極まりない、どこの社が何のためにやってる調査かも名乗らないアンケートとか、出たくなくなるものしか来ないわけで。

「若者の~」と言っているが、若者が悪いのではない。
そういうのを広めたじじぃ、ばばぁどもが悪いのだ。

日本人というのは、他人の迷惑になる行為を非常に嫌う民族であった。
しかし戦後のアメリカの「俺が俺が」文化の流入や洗脳で、だんだんこれらが薄れてきた。
だから他人の迷惑を顧みない、こういう迷惑な訪問や電話が増えたと思っている。

日本はそれでもまだ、多くの外国に比べれば治安は良い。
しかしこれら精神的な治安とも言おうか、そういうのはなまじ「人様の迷惑になる行為はしない」思想があるせいで、諸外国の人より遥かにストレスになる。
この辺、政府はそろそろ規制して欲しいと思う。
名簿業者や訪問販売業者、一般の日本人には何をしても良いと思ってるマスゴミや在日連中など。
本当に必要な電話や訪問しか無い状況になれば、インターホン恐怖症なんて無くなるのですよ。

だいたい、私の子供の頃は、うちは全国的に見れば首都圏の都会ですが、昼間は家の鍵を掛けてなかった事が多かったですよ。
うちは団地ですが、お隣さんも上の部屋も下の部屋も、というか同じ階段の部屋のほぼ全員、知り合いでしたから。
子供が多かった時代でもあり、学年は違っても同じ小学校などに集団登校で一緒に通った子達の家でしたから、鍵なんかかけなくたって問題なかったんです。
周りに住んでる人が、みな知り合いって、これほど安心・安全なのかと今になってしみじみ思いますね。
田舎は玄関のカギかけないって分かる気がしますし、今でもそういう風に暮らせてる地域はうらやましいです。

ともかく現代は、悪意のある人間が多すぎます。
昔も居たでしょうが、少なくとも欲望丸出し、なりふり構わずな人は、そんなに多くなったですし、少なくとも近所には居ませんでしたから。

インターホン恐怖症程度で済んでるうちは良いですが、このまま行けば、日本も諸外国と同じく電車やバスで居眠りなんか危なくてできなくなるし、私物を置いたまま席を離れるとかできなくなるでしょうね。

まったく本当に迷惑な話です。

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