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なぜ日本は2大政党政治にならないのか?

2大政党制は、もともとイギリスやアメリカなどで見られるもので、戦後の日本もずっとそれらを手本に、それらを目標にしてきた所があります。

しかしながら、結局のところ昭和の最大野党であった社会党は既に無く、新しい野党政党ができては消えていく。
なぜなのか?

まず本場イギリスやアメリカの2大政党は、どちらも国を運営できる能力があります。
特にアメリカの2大政党は日本でも有名ですね。
民主党と共和党です。
これら2つの党は、議席数もほぼ拮抗しており、日本のように戦後の殆どの期間を自民党の議席を野党が上回った事がないのと対象的です。
また歴代大統領に関しても、民主党系・共和党系でほぼ同数存在しています。
しかし日本の歴代総理大臣はほぼ自民党の議員です。
非自民党が政権を取った、首相になったのは数回です。
アメリカでは歴代大統領が共和党か民主党か、どちらだったでしょう?というクイズが成り立ちますが、日本では歴代首相が自民党だったでしょうか、非自民だったでしょうかというクイズは成り立ちません。
なぜならどんな馬鹿な回答者でも「自民党」と言っておけば、9割は正解になってしまうからですw

ではなぜ日本は自民党以外の大きな力のある政党ができないのか?
それは野党=非自民党だからです。
基準が「自民党」なんですよ。
どちらが国民にとって有益な政党かで争うのではなく、あなたは自民党が好きですか?嫌いですか?で争うからですw
しかもマスコミが酷いですよね?
アメリカのマスコミには共和党寄りと民主党寄りが存在しますが、日本のマスコミは非自民一色です。
これがどんだけ異常なのか、最近になってやっと日本人は気づきましたが当のマスコミは気づいていません。
だから「マスゴミ」と呼ばれるのです。

2大政党制が成立しないのは、何もマスゴミの偏りだけが原因ではなく、もちろん最大の原因は野党勢力の人達です。
昭和の最大野党である「社会党」の時代から言われてた事ですが、「他人の批判しかしない」「政権運営能力が無い」のですよ、日本の野党勢力は。
どちらの掲げる政策が、より国民のためになるか?
で争わなければ2大政党制なんて、とてもじゃないけど実現しません。
アメリカの共和党や民主党は、単純な言い方をすれば「我々の政策こそがアメリカを良い国にする!」ですが、日本ではそう主張するのはぶっちゃけ自民党だけですw
日本の野党は「自民党はこんなにダメダメです」しか今も昔も言ってこなかった。
だからいざ政権を取れてもロクな事ができずに、すぐに自民党に取り返されてしまう。
それでも政権を一度は担当したという貴重な経験・実績を生かせれば良いですが、政権を取り返された後にだいたい分裂・分解・消滅してしまうw
自民党に野党の経験という貴重な体験をさせてあげただけになってしまう。

アメリカの大統領選の上っ面だけ見て、政治家やマスゴミは相手を口汚く罵り、芸能人も自民批判をする。
だからダメなんですよw
アメリカの政治家や政党が相手を罵ったりする場合、それは相手の評判を貶めて結果として自分の評判の方が上回る事を狙ってやってる日本のものとは違い、俺の政策の方がこんなにも良いものだというのを主張する一環としてやってるわけですよ。
あいつの政策には、こんなに欠点があるが、その点俺の政策はこんだけ完璧だ。
これがアメリカの政治家のやり方であり、だからこそ2大政党制が成り立ってきたのです。
日本の野党のように、「安倍政権倒しましょうwww」ではいつまでたっても2大政党制なんて無理です。
社会党がなぜ滅びたのか、分からないんですかね?
「他人の批判」しかしない、その姿勢を批判されて、政策でもって優位性を主張する方向に変えられなかったからです。
自民党の政策が、一切の欠点もない完璧なものばかりで対抗案を出せないんすか?
そうじゃないでしょw

今日のひるおび、珍しく代表的な非自民政治評論家である伊藤敦夫が出てませんでした。
そのせいか、比較的中立な田崎史郎さんなどが「立憲と希望が手を組んだ方が良いのではないか?」という番組制作サイドの意向を無視して、「政策も政治理念も違うのに、反安倍・反自民というだけで手を組むなんてできっこない」「それよりも今はできたばかりの党の方針を固めるべきだ」と苦言を呈していましたね。
つまり、「他人の批判」ではなく、独自の「政策」を早く出せと言ってるわけです。
昭和の時代よりずーっと政治の現場を近くで見続けてきた、それを正しく理解し分析できる数少ないまともな記者・評論家だからこそ言える言葉ですね。

どこの国の政治家・政党ですかね?
と言われるような事ばかりやっていて、政権が取れるわけないでしょ。
2大政党制なんて夢のまた夢。
2大政党制が成立している国は、それぞれの政党が方向性は違うだけでどちらも国を良くするために争っている。
日本は国を良くする、国民のために争うのではなく、単に自民党が嫌い、安倍が憎いだけ。
安倍政権を打倒できるなら、それこそ北朝鮮に核ミサイルを国会に撃ち込んでもらっても構わないとまで思ってるんじゃないかと見える。
中国の属国になっても構わないと思ってるようにしか見えない。

だから野党第一党になった「わーいwww」なんて、自民単独の1/4以下の議席しか取れてないのに言えるんでしょうw

憲法改正問題なんか、本当に分かりやすいですよね?
9条そのものを無くそう、いや9条は残してそこに自衛隊を明記しようという議論であれば、日本国民も2つに割れるでしょうが、そう議論しているのは、自民党の内部ですよね?w
9条は神聖不可侵であり、絶対に変えてはならない。
だから支持されないんですよ。
9条さえ守っていれば、北朝鮮に核ミサイルを撃ち込まれる事は絶対にないと本気で思ってるんですかね?w
9条守ってたって、日本人が北朝鮮に拉致されてるわけですよ。
9条があったって、韓国に竹島を侵略され、中国に尖閣を狙われ、小笠原で珊瑚を根こそぎ奪われたりしてるわけですよ。
9条が日本国民の生命と財産を守るのに、何の役に立っていない事はもう明らかでしょ。
であれば、じゃあどうしたら良いのか?
9条そのものを無くして、日本を敵国へ攻め込める、先制攻撃できる国にするのか、いやいやあくまで専守防衛に徹するべきであり、今の9条ではそれすらままならないから、自衛隊や専守防衛の為に限り武力行使を認める程度にとどめるべきだとか、真の2大政党制の国であれば、与党と野党の間でそういう争いが起こるはずなんですよ。
少なくともアメリカが日本だったら、そうなっていたでしょうねw

結局のところ、日本の野党というのは自民党に変わって俺がお山の大将になりたいだけであって、そこには国や国民が不在だから支持されないのです。
過半数に迫る議席を取れないし、維持できないのです。
稀に政権取れてもすぐに取り返された挙句に、政党自体が無くなってしまうのです。

もう他人の悪口は聞き飽きたんですよ、日本人は。
たった50議席程度で野党第一党になれた立憲民主党が、本当に自民党と議席数を争える、政権を争える党に成長できるかどうかは、マスゴミなんていう野次馬は無視して、自民党より有権者が賛同できる政策や方針をどれだけ示せるかです。
民主党時代と変わらず「モリカケガー」とかやるようなら、次の選挙時には消えると思いますよ。

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