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Geforce 750Ti OSがハングアップする時の対処法

もう2年以上前の事ですが、当時もっともコストパフォーマンスに優れていると言われた「Geforce 750Ti」搭載のビデオカードを買いました。
しかし、OSがフリーズするなどの不具合が多発したので、結局使えていませんでした。

PCの本体は10年近く前の、IntelのCore iシリーズが出始めた頃に買ったショップブランド、いわゆるBTOパソコンという、メーカーの完成品と自作機の中間のようなものです。
なので最新のCPUやマザーボードのPCだったら問題なかったかも知れません。

ドライバーを最新にしたり、BIOSで関係ありそうな場所の設定(PCIレインテンシーや他のオンボード機能のON/OFF タイマー精度など)を変更してみたり、いろいろやったのですが、ダメでした。
ところがひょんな事から、解決しました。

昨日、1日その状態で使ってみて、いっさいフリーズ等しなかったうえに、ベンチマークでも750Ti本来の性能が出ている状態なのが確認できたので、もし同じような現象で困っている人が居た時のために、その方法を記します。


まずグラフィックカードのドライバとバッティング(干渉)したりしている可能性のある機能を探します。

世の中にはPCI レインテンシーが原因になるとか、マルチコアのCPUを固定すれば治るという方も居ますが、私の場合はUSBやサウンドやLAN機能など、他の機能とのバッティングが原因でした。

「デバイスマネージャ」等で、IRQの共有状態などを確認してみて下さい。
USBは完全に今のPCでは切る事はできないですが、ポートを変えてみたりUSBメモリやハードディスクなど必ずしも無くてもPCが起動するものは、一時的に外してみたりして下さい。
サウンドやLAN機能も、たいていはマザーボードにその機能のチップが直接ハンダ付けされているので、外す事はできませんが、BIOSで無効にしたり、あるいはデバイスマネージャで該当のドライバを一時的に「無効」にする事はできます。
私の場合は、サウンド機能が悪さをしていたようです。

デバイスマネージャ

上記は現在の私のPCの状態ですが、サウンドの所に変なマークが付いているのが分かるでしょうか?
これはそのドライバを「無効」にしているからです。
これが私の環境での唯一の解決策でした。

私のPCのマザーボードには「Realtek社」製の「HDオーディオ」チップがオンボードで搭載されています。
このサウンド機能、本来ならばRealtekのHDオーディオドライバーだけでも音が出るのですが、なぜかOS標準のHDオーディオドライバーもインストールされてしまっており、2つのサウンドドライバが動作している状態になっていたようです。
これが原因でグラフィックドライバの動作に支障が出ており、OSフリーズを起こしていたようで、OS標準の、マイクロソフト製のHDオーディオドライバを「無効」にしたところ、いっさいフリーズしなくなりました。

OS標準MS製HDオーディオドライバを「無効」にしても、Realtek製のドライバの方が動作していますので、音はきちんと出ます。
もし、デバイスマネージャのサウンドのドライバが、私のように2つある人で750Tiの動作不良に悩まされている人が居たら、ためしにOS標準のサウンドドライバを無効化してみてください。

ちなみに「削除」してしまうと、起動するたびに自動でまたインストールされてしまうので、意味ありません。

終わりに、モンスターハンターフロンティア(MHF) 「絆」ベンチマークの結果などを。
750Tiではこのベンチマークでは9000前後のスコアが出るとの事なので、本来の性能通りに動いている事が確認できると思います。
MHF絆ベンチマークスコア

解像度は1920×1080のフルスクリーンモードです。
参考までにどうぞ。

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