電源回路の要のコンデンサについて
チンギスハーンⅣの話題も飽きてきたのでw
PCに限らず、家電をはじめとした「電気」で動くすべての製品には電源回路というのがあります。
本体に内蔵されていたり、あるいはACアダプターなどを使うものはACアダプター内にその回路が入ってたりします。
発電所から家庭のコンセントまで来ている電気というのは、「交流」と言われるタイプのものだというのは、ご存知かと思います。
この「交流」というのは+と-が交互に一定間隔・・・なのかどうかは電気の専門家じゃないのでわかりませんが、ともかくそんな感じの電流です。
これをそのまま電気製品に流すと不都合が生じる場合が多いわけです。
例えば「モーター」を使った電気製品だと、モーターが右に回ったり左に回ったりを繰り返すわけです。
洗濯機ならそれでも問題なさげ(脱水以外はw)ですが、掃除機とか困っちゃいますよね?
ゴミを吸ったり吐き出したりしてしまうわけですからw
なので電気製品というのは、「交流」を「直流」になおして使うわけで、その「交流」を「直流」になおす回路が電源回路であり、その要がコンデンサなわけです。
ちなみになぜ発電所は「直流」で電気を家庭まで届けないのかというと、発電所から各家庭でも会社やお店のあるビルでも、距離がかなりあります。
原発なんて東京で使う電気なのに東北で発電してるわけでして。
電気というのは長い距離を走ると、どうしても弱くなってしまうわけです。
この「弱く」なる度合いが「直流」より「交流」の方が少ないので、発電所は「交流」で電気を送っているのです。
「直流」だと100の電気を流しても50しか届かないのに対して、「交流」なら100の電気を80ぐらいは届けられるみたいな感じでしょうか。
さて、「交流」を「直流」になおすには、+の電気が流れた時は製品に通して、-の電気が流れて来た時にはそれをストップさせ、さらにその間に電気が途切れたら困るので、あらかじめ+の電流が流れた時に少し貯金しておいた+の電気をその間に流すみたいな事をしなければなりません。
これをするのが「コンデンサ」と言われる部品です。
「コンデンサ」とは、簡単に言えば「電気を貯めておける」貯蔵庫のような電子部品です。
日本ではコンセントに来ている電気は「100V」(ひゃくぼると)ですが、「100V」のまま使う製品というのは、家庭内の電化製品についてはまずないでしょう。
そんな強い電気を必要としないからです。
ましてや昨今は「省エネ」が当たり前であり、消費電力をできるだけ抑えた製品が多いですから。
+と-が混在した「100V」という大量の電気のうち、+の時は電気製品が使う分だけの電流を流し、余分な電気はコンデンサが貯金し、-の時はコンセントから来る電気は遮断して、コンデンサに貯めてあった+の電気を代わりに供給する。
こうして「安定」した「直流」電気を製品に提供するのです。
このコンデンサは「日本製」が圧倒的に優れていると言われています。
コンデンサごときに優れているも劣っているもあるのかと思われるでしょうが、実際にそうなのです。
これは自作PCなどが趣味の人は分かるでしょうが、HDDなどモーター内臓部品の次に壊れやすいのが電源です。
またPCというのは、動かすアプリケーションによってちょっとの電気で良かったり、大量の電気を必要としたりしますが、こういう変化があってもパソコンが求める電気を「安定」して供給できる性能が一番高いのが、「日本製コンデンサ」を使った電源なんです。
日本製コンデンサというのは、まるで日本の会社のようなものです。
どんな急な依頼も、無理難題も受け付けてくれる。
どんな長時間の労働にも耐えてくれる。
いわばコンデンサというのは、「ブラック企業」そのものなのですw
日本製コンデンサが優れているのは、この電気製品からのどんな要求にも素早く正確に答え、そして長く使っても壊れない点です。
中国製のコンデンサとか、本当にすぐぶっ壊れます。
メイド・イン・チャイナの電源でも、日本製コンデンサを使っていれば、多少は持ちますが、それだと値段が高くなってしまうわけです。
だから自作PC用の「電源」製品は、わざわざ「日本製コンデンサ使用!」とか宣伝文句に使うぐらいです。
ちなみに日本製より性能や耐久性は劣るが、他の外国製のコンデンサの中では一番性能が良いと言われているのが、「台湾製」です。
家電製品やACアダプターの中に入ってるようなコンデンサというのは、非常に小さい、指先ぐらいの大きさのゴミみたいな部品ですが、そういうものでさえ、極限まで品質を追求して作ってきたからこそ、メイド・イン・ジャパンは高品質の代名詞になったわけですよ。
日本は完成品だけでなく、部品レベルで高性能であり、日本製の部品があるからこそ、世界は一定の性能の製品を作れるということです。
特に軍事兵器や衛星などの宇宙で活動するような精密・正確さと耐久性が求められるものは、日本製の部品無しには作れないと言われるほどです。
PCの電源以外では「日本製コンデンサ」を使った電源かどうかなんて分解でもしないと分かりませんけどね。
だからこそ、自作PCやショップブランドなど自分で改造できるパソコンなどを使っている人は、電源は「日本製コンデンサ」を使ったものに拘るのです。
ちなみに私の今の電源も「日本製コンデンサ」を使った製品です。
他の台湾製や、表記すらないコンデンサを使った電源の倍近い値段でしたが、それでも1年足らずで壊れたかつての「日本製」じゃないコンデンサを使った電源での体験があるので、それにしたのです。
中国製の安い電源は、使い方にもよりますが、ニートで一日中パソコン使ってるような私の環境だと1年持つか持たないかです。
しかし日本製コンデンサ使用の高い電源の場合は同じ使い方をしても、3年も5年も持つのですよ。
日本製コンデンサ使用の電源は総じて高いですが、とはいっても3倍も5倍も値段が違うわけではありません。
つまり安いからといって中国製の電源を使う方が、結局は高くつくのですよ。
そんなどーでもいい話でした。
PCに限らず、家電をはじめとした「電気」で動くすべての製品には電源回路というのがあります。
本体に内蔵されていたり、あるいはACアダプターなどを使うものはACアダプター内にその回路が入ってたりします。
発電所から家庭のコンセントまで来ている電気というのは、「交流」と言われるタイプのものだというのは、ご存知かと思います。
この「交流」というのは+と-が交互に一定間隔・・・なのかどうかは電気の専門家じゃないのでわかりませんが、ともかくそんな感じの電流です。
これをそのまま電気製品に流すと不都合が生じる場合が多いわけです。
例えば「モーター」を使った電気製品だと、モーターが右に回ったり左に回ったりを繰り返すわけです。
洗濯機ならそれでも問題なさげ(脱水以外はw)ですが、掃除機とか困っちゃいますよね?
ゴミを吸ったり吐き出したりしてしまうわけですからw
なので電気製品というのは、「交流」を「直流」になおして使うわけで、その「交流」を「直流」になおす回路が電源回路であり、その要がコンデンサなわけです。
ちなみになぜ発電所は「直流」で電気を家庭まで届けないのかというと、発電所から各家庭でも会社やお店のあるビルでも、距離がかなりあります。
原発なんて東京で使う電気なのに東北で発電してるわけでして。
電気というのは長い距離を走ると、どうしても弱くなってしまうわけです。
この「弱く」なる度合いが「直流」より「交流」の方が少ないので、発電所は「交流」で電気を送っているのです。
「直流」だと100の電気を流しても50しか届かないのに対して、「交流」なら100の電気を80ぐらいは届けられるみたいな感じでしょうか。
さて、「交流」を「直流」になおすには、+の電気が流れた時は製品に通して、-の電気が流れて来た時にはそれをストップさせ、さらにその間に電気が途切れたら困るので、あらかじめ+の電流が流れた時に少し貯金しておいた+の電気をその間に流すみたいな事をしなければなりません。
これをするのが「コンデンサ」と言われる部品です。
「コンデンサ」とは、簡単に言えば「電気を貯めておける」貯蔵庫のような電子部品です。
日本ではコンセントに来ている電気は「100V」(ひゃくぼると)ですが、「100V」のまま使う製品というのは、家庭内の電化製品についてはまずないでしょう。
そんな強い電気を必要としないからです。
ましてや昨今は「省エネ」が当たり前であり、消費電力をできるだけ抑えた製品が多いですから。
+と-が混在した「100V」という大量の電気のうち、+の時は電気製品が使う分だけの電流を流し、余分な電気はコンデンサが貯金し、-の時はコンセントから来る電気は遮断して、コンデンサに貯めてあった+の電気を代わりに供給する。
こうして「安定」した「直流」電気を製品に提供するのです。
このコンデンサは「日本製」が圧倒的に優れていると言われています。
コンデンサごときに優れているも劣っているもあるのかと思われるでしょうが、実際にそうなのです。
これは自作PCなどが趣味の人は分かるでしょうが、HDDなどモーター内臓部品の次に壊れやすいのが電源です。
またPCというのは、動かすアプリケーションによってちょっとの電気で良かったり、大量の電気を必要としたりしますが、こういう変化があってもパソコンが求める電気を「安定」して供給できる性能が一番高いのが、「日本製コンデンサ」を使った電源なんです。
日本製コンデンサというのは、まるで日本の会社のようなものです。
どんな急な依頼も、無理難題も受け付けてくれる。
どんな長時間の労働にも耐えてくれる。
いわばコンデンサというのは、「ブラック企業」そのものなのですw
日本製コンデンサが優れているのは、この電気製品からのどんな要求にも素早く正確に答え、そして長く使っても壊れない点です。
中国製のコンデンサとか、本当にすぐぶっ壊れます。
メイド・イン・チャイナの電源でも、日本製コンデンサを使っていれば、多少は持ちますが、それだと値段が高くなってしまうわけです。
だから自作PC用の「電源」製品は、わざわざ「日本製コンデンサ使用!」とか宣伝文句に使うぐらいです。
ちなみに日本製より性能や耐久性は劣るが、他の外国製のコンデンサの中では一番性能が良いと言われているのが、「台湾製」です。
家電製品やACアダプターの中に入ってるようなコンデンサというのは、非常に小さい、指先ぐらいの大きさのゴミみたいな部品ですが、そういうものでさえ、極限まで品質を追求して作ってきたからこそ、メイド・イン・ジャパンは高品質の代名詞になったわけですよ。
日本は完成品だけでなく、部品レベルで高性能であり、日本製の部品があるからこそ、世界は一定の性能の製品を作れるということです。
特に軍事兵器や衛星などの宇宙で活動するような精密・正確さと耐久性が求められるものは、日本製の部品無しには作れないと言われるほどです。
PCの電源以外では「日本製コンデンサ」を使った電源かどうかなんて分解でもしないと分かりませんけどね。
だからこそ、自作PCやショップブランドなど自分で改造できるパソコンなどを使っている人は、電源は「日本製コンデンサ」を使ったものに拘るのです。
ちなみに私の今の電源も「日本製コンデンサ」を使った製品です。
他の台湾製や、表記すらないコンデンサを使った電源の倍近い値段でしたが、それでも1年足らずで壊れたかつての「日本製」じゃないコンデンサを使った電源での体験があるので、それにしたのです。
中国製の安い電源は、使い方にもよりますが、ニートで一日中パソコン使ってるような私の環境だと1年持つか持たないかです。
しかし日本製コンデンサ使用の高い電源の場合は同じ使い方をしても、3年も5年も持つのですよ。
日本製コンデンサ使用の電源は総じて高いですが、とはいっても3倍も5倍も値段が違うわけではありません。
つまり安いからといって中国製の電源を使う方が、結局は高くつくのですよ。
そんなどーでもいい話でした。