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大相撲の女人禁制問題

日本の伝統を壊すことに必死なNHKも、さすがにズブズブの関係の相撲には、素直に「止めろ」と言えないようで、街の声なるインタビューでは、「伝統は守った方がいい」と「変えるべき」の両方を、同じ時間・同じ人数になるよう調整して流してましたねw
他のニュース、特に政治的なものについても同じことをやれと思いましたw

まぁそれはさておき、この問題、どうすべきか?

日本だけでなく、世界各地で女人禁制という伝統がかつてあったり、又は残っている所はあります。
それは、女性が差別されていたからではなく、男性の方が平均的に力が強かったり、体力があったりという「神様が決めた」とでも言う人体の男女の違いにより、サルだった時代からオスが「群れを守る」役割を、メスが「子供面倒みる」役割を担ってきたからです。
男性が守りきれないような場所には、女性は入ってはならない。
これが世界の多くの女人禁制の伝統の根本的な理由です。
男性は危険ば場所に行って死んでも構わないという、差別というならむしろ「男性差別」と言うべき事です。

さて大相撲の土俵に女性が上がれないのは、別に山奥の秘境とか、行くだけで危険がある場所でもなんでもないわけで、一見すると意味のない伝統、女性軽視と見る事もできます。
しかしながら、土俵というのは男性であっても行事や力士など関係者以外は、滅多な事では上れる場所ではありません。
今で言えば「関係者以外立ち入り禁止」の、特定の業界や会社の職場と同じです。
それに宗教的なのか精神的なのか、そういのが加わって、あるいはそういうのを持たせるために、土俵に上がる事の必要性がなかった過去に、「女人禁制」にしたんでしょう。
当の相撲関係者ですら、明確な理由は把握してないとの事ですから、そんなどーでもいい「理由」で作られた伝統だと思います。

しかしながら、意味ないなら変えればいい、壊せばいいでは済みません。
女人禁制が解かれたら、他の伝統的な決まりごとも「時代に合わない」とか「差別だ」とかいちゃもんを付けて、どんどん壊されていく切欠になるからです。
いま、声高に「差別」と叫んでる連中というのは、そういうのを狙ってるのがミエミエだからです。

女性であり、団塊の老害世代であり、バリバリ左翼のうちのかーちゃんですら、「男性の市長も土俵下で挨拶するようにすればいいだけじゃん」と言ってるように、てめーらが「優遇」されたいだけ、日本の伝統を壊したいだけの日本人であるかどうかすら怪しい連中の極端な意見には、日本人左翼ですら共鳴しないのですよw

日本人は伝統的に、相反する意見が衝突した場合、お互いが譲る事で、「落としどころ」という中間点を決めて、それで物事を決めてきたというのがあります。
つまりこの問題、原則「女人禁制」とせずに「関係者以外立ち入り禁止」という今風の決まりに変え、男性であっても相撲関係者でない人間は土俵に上がれるという特別扱いだけを撤廃すべきなのです。
緊急時は女性であっても上がって構わない、男性市長であっても挨拶は土俵下で行う等々。
まぁ断髪式なんかは、どう調整して良いか難しいですがね。

そういった「緩やかな女人禁制」が、一番の落しどころであり、それ以上反日勢力の「わがまま」を通させない方法ではないかと思います。
「差別」でも何でもない事まで、「差別差別」と騒いで、やつ等の都合の良いように物事を変えさせるのは、いい加減止めるべきでしょう。
もしどうしても変えたいなら、「民主主義」の原則にのっとって、「多数決」で決めるべきです。
一部の声がでかい人間の意見で、その他多くが望まない、どーでもいいと思ってる事を勝手に変えるのは、「独裁」と同じです。

日本相撲協会は「貴乃花親方」の扱いの不公平さがあって、私も好きではありませんが、この問題に関しては「伝統」というものを重んじて、安易に変えないよう、がんばって欲しいと応援します。
緊急時は、看護士の資格を持つとか、医療関係者とかは女性であっても土俵に上って構わないとか、市長は男性であっても「相撲関係者」ではないのだから、土俵下で挨拶させるとか、そういう変更だけで十分です。

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