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炎上商法

炎上商法とは、ネットの時代になってから出てきた言葉だ。
わざと、顧客や一般大衆に批判されるような事を言ったりやったりして、注目を浴びるという手法。

実はこれ、何もネットの時代になってから素人達が始めた事ではなく、テレビや週刊誌などのマスゴミ業界では昔から行われていた手法でもある。

だから今のマスゴミは「結論ありき」で、事実を捻じ曲げたりするわけだ。
たとえその事によって、読者や視聴者に自分たちが悪印象を持たれようとも、注目を浴びる事=視聴率アップや新聞・週刊誌の売り上げアップになると思っているからだし、実際そうなのだろう。
他の業界では考えられない、非常識な理屈だ。

他の業界では、自社や自社の製品が支持されるために、顧客に媚びていると思われるほど気を使うのが普通だ。
だから顧客側が「お客様は神様」と勘違いするのだ。
ところが、今のマスゴミ・芸能界はこれが通用しない。
悪い評判でも、注目されれば良いというのだ。

マスゴミ・芸能界も、何も最初からこのように狂っていたのではない。
バブル期にこの風潮が出てきて大きくなり、現代まで続いているのだ。

最初は新聞やテレビも、視聴者・読者に悪い印象を持たれるような事は、極力避けてきたはずだ。
他の業界と同じように、顧客である視聴者・読者に悪い印象を持たれたら、売れない=商売にならないからだ。
「こんな番組作ったら、苦情が来るだろう」「こんな記事書いたら、批判を浴びるだろう」という事を考慮したはずだ。
だが、バブル期はそれでも売れたのだ。
むしろ他と同じ事をやっていては、注目されなかった。

この「他と同じ事をやっていたら」というのがキーワードで、テレビも新聞も「他と同じ事」をやらない、独自色を出すにはどうしたら良いかと考えた結果が、視聴者・読者に悪印象を持たれてでも注目してもらうという、いわば「炎上商法」になったのだ。

こいつらが正気に戻るためのキーワードもここにある。
「注目」=「売り上げ」という幻想をまず捨てろ。
「売れる」=「注目」されるためなら、何をやっても良いというてめーらの業界の常識は、一般では非常識なんだという事を認識しろ。
一時期、注目を浴びるために犯罪まがいの事をツイッターに投稿する事が流行った事もあった。
バカッターなどと言われたが、あれもマスコミがマスゴミと言われるようになったのと同様の理由だ。

昔の芸能人というのは、政治的な発言は一切しなかった。
なぜなら政治・思想・信条的な事は、いろいろな意見の人が居るので、どう発言しても悪い印象を持つ人が出てくるからだ。
芸能人は「人気」が全てである。
「人気」というのは、より多くの人からより好印象を持ってもらう事によって、高まるものだ。
だから昔の芸能人は、今の馬鹿芸能人みたいに政治批判もしなければ、思想・信条的な事を言わなかったのだ。
分かりますかね?ワイドショーに出てる芸能人のみなさん。

炎上商法というのは、間違った商法だというのは、既にフジテレビが証明してるじゃないですか。
バブル期に業界で急成長してトップになったと言っても過言ではないフジテレビが、なぜここまで没落したのか?
バブル期と同じ手法をとり続けていたからです。
批判されようが悪い印象持たれようが、「注目」されればそれで良い。
そういう姿勢を貫いたからです。

マスゴミ業界の人間は、いちど原点に戻る必要があるでしょう。
そもそも事実や真実だけ言っていれば、たとえそれが他人に悪い印象を与えたとしても、それはその人の責任ではありませんし、その人の評判ではありません。
だって本当の事を言っただけなんですから。

政治で言えば、野党も同じですよ。

「お前ら、本当に国民の事を考えてるのか?」と「政策」を批判してた頃は「いいぞー。もっと言え」と拍手喝采されていたことでしょう。
それを勘違いして、トンデモ理論でも、とにかく批判さえすればウケると今でも思ってるのが、野党やマスゴミです。
やつらはネットの批判は一部の基地外の声だと主張してるし、本当にそう思ってるのかも知れませんが、実際は「テレビや新聞をあんだけ叩くのは、注目している証拠でもある」として、逆のもっと批判を浴びるような事をしようとか続けようって意見もあるんだと思います。
賞賛も批判も、彼らにとっては同じ「注目」の証であり、「注目される」事こそが彼らにとっての唯一の正義なのです。

先にも述べたのように、それは間違った認識であるというのは、フジテレビの没落が証明しているのです。
「他社と同じ事をやっていたらダメ」なのは、どこの業界でも同じです。
「他社と違う事」をするために、賞賛ではなく批判を浴びるような事をするのが間違いだと言う事です。

それでも「売れた」「支持された」のは、バブル期までの日本人全員が狂っていた時代までです。
野党・マスゴミ・芸能人はそれをもっと認識すべきというお話。

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