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日大アメフト部 加害者選手の会見を見て思うこと

アメフトは良く知らない、というかまったく知らないと言っても良い私だ。

しかし私もかつては、アメフトほどではないが激しくぶつかる事もあるサッカーや剣道といった「スポーツ」を、学生時代はそれなりにまじめにやっていた。

サッカーはアメフトとかラグビーみたいに防具っぽいのは付けない。
せいぜい「すね当て」と言われる足のすねの部分をプラスチックの板状のもので覆う器具があるぐらいだ。

私はかつてサッカーをしてて、キーパーの代理で指の骨にヒビが入ったり、バックとして試合に出ている時に相手選手と足同士が衝突して、膝をない出血して、めちゃくちゃ痛い思いと1週間の入院生活を余儀なくされた経験がある。

防具がないスポーツでもこれだ。
アメフトなんてガチガチに防具で固めないといけないスポーツが、いかに危険なのかは予想がつく。

このクズ監督は、おそらく「怪我をさせてこい」とは言ったが、最悪死んだり障害が残るような事までして来いとは言ってないと思ってるんだろう。
だがあれだけ重装備でないと、ルールにのっとった正式なタックルでも怪我をするスポーツで、ルール無視で怪我をさせようとしたら、相手を殺す気でやらないと無理なのは素人でも分かる。
つまり監督がアホすぎると思う。
この人は自分で実際にプレイした経験が無いんじゃないかと疑いたくなるぐらいに。

アメフトは文字通り、アメリカという原住民を皆殺しにして広い土地を手に入れた、野蛮な白人が作った国で生まれたスポーツなのだろう。
だからだろうか、日本古来のスポーツである「武道」と違って相手への「敬意」や「思いやり」が欠けているのではないかと思う。

柔道も剣道も相撲も、すべて相手に勝つ事だけに拘ったプレイは忌避される。
本来、スポーツとはこうあるべきなのだ。
喧嘩や戦争と勘違いしてる馬鹿が多いけど。

謝罪会見に、実名顔出しで応じた、かろうじて成人と言われる年齢に達している彼は、古きよき日本人、まるで戦時中の日本の若者のように見えた。
坊主にした顔つきといい、堂々とした受け答えといい、自分は言われて仕方なくやっただけと監督やコーチにすべての責任を押し付けるのではなく、自分が悪かったのだという自己弁護しない姿勢も。
おそらく切腹という制度が現代も残っていたら、彼はそうしたのではないかと思わせるぐらい、これぞ日本男児という見本のような、少し時代遅れにも感じる印象を受けた。

もちろん、いくら指示され追い詰められていたとは言え、そして堂々と公の場にあらわれて、潔くすべてを話したとはいえ、彼の罪が消える事はないし、それで許される問題でもない。
だが少なくとも、のらりくらりと逃げ回ってる大学や監督やコーチ連中よりは、はるかにまともで立派な人間と言えるだろう。

あの会見を見て、自らを恥じる気持ちが生まれないとしたら、日大という大学も、監督も、コーチも終わりだ、人間として。
日大関係者だけでなく、すべての日本人が彼の姿勢を見習うべきであるとすら感じた。
あの会見の後で、日大アメフト部の合宿所に張り込んでたクズゴミ記者どもが、他のアメフト部のメンバーにしつこく付きまとって、「会見を見てどう思いましたか?www」とやってるのを見て、余計に人間として質というか格の違いを感じたw

反省すべきは日大関係者でなく、お前らマスゴミもだよw
まじでテレビに出てて恥ずかしくないのかね?w

加害選手の罪は消えないし、あの謝罪会見で許せとも言わない。
しかし一方で、自分の非を素直に認め、真摯に反省した人間は、どうしなければならないのかという立派なお手本を、腐ったマスゴミや政治や社会に対して、示したと思う。
彼には罪を償った上で、社会に復帰して活躍して欲しいと思う。

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