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移民政策について

日本では外国人労働者の受け入れ政策、アメリカでは中間選挙で再度トランプ大統領の象徴である、移民排除についてが注目された。

さて、そもそも移民とは何か?
移民とは、はっきり言ってしまえば、生まれ育った国で生活できなかったり、あるいは命の危険があったりするので、そうじゃない国へ移り住むって事だ。
よって難民も広義には移民に含まれる。

移民や難民を、かわいそうだから問答無用で全て受け入れろというのが、左翼の主張。
違法だろうが合法だろうが関係ないと。

じゃあ聞くけど、私はそんなに豊かじゃない家庭に生まれたわけだが、移民や難民がかわいそうとか言う左翼連中は、私が金持ちじゃない家庭に生まれたことによって、人生を失敗してニートになったのもかわいそうだからと支援してくれんのか?って事だ。

貧しい国に生まれた、内戦の激しい国に生まれた。
それは貧しい家に生まれたとか、親が厳しい家に生まれたとか、自分の出自で犯罪したり社会不適合者になったと主張する人達の言い訳と同じじゃないの?って事だ。

家庭については、そんなもん本人の責任、言い訳にならない、お前の努力が足りないか、まったくしなかったのが悪いと言われる。
でも国だった場合は、「まぁ、かわいそう」と他人の迷惑も顧みずに、税金で面倒見てあげるべきとか主張しやがる。

いったいどこが違うんだと言いたい。

今の日本で、かつてアメリカ大陸に大量に移民を渡らせた時のように、政府がどこかの国に移民すれば、すごい豊かになれますよーって言って、移民募集したって、誰も来ないだろう。
なぜなら、日本以上に豊かな国なんぞ無いし、明日食うのも困るほどの貧困に喘いでいる日本人なんぞ、そうそう居ないからだ。

日本がそういう国になったのは、別にアメリカ大陸に貧困層を騙して、口減らしのために送った当時の権力者や金持ちが、反省したからではない。
国民の一人ひとりが、豊かな国になるよう努力したからじゃないのか?
そういう努力を放棄して、逃げ出してきたやつ等を、どうして信用できんのか?
なぜ無条件に受け入れなきゃいけないのか?

生まれ育った母国でも、生活は十分にできるが、日本が好きなので移住してきました。
そういう人はまだいい。
というか、むしろ大歓迎だ。

国を変えようと、必死にそれこそ命がけで努力したけどダメでした。
なのでもう祖国は捨てます。
これからはあなたの国に忠誠を誓い、あなたの国の発展のために努力しましょう。
だから住まわせてくれませんか?
そういう移民・難民であれば、まぁ受け入れに反対はしない。

だが欧米の左派が言っている移民・難民の受け入れはそうじゃない。
だから反感を買ってるのだ。
そんなにかわいそうだとか、人権だとか、人道だとか言うなら、てめーの金でてめーが面倒みろやって事なんだよ。
てめーの価値観は否定はしないが、てめーの価値観のために関係ない異なる価値観の人間まで無駄な苦労をさせられるのは、ごめんだって事なんだよ。

私は別にトランプ大統領の支持者ではない。
言ってる事には賛同するが、じゃあそれを国の政策としてどうやるか?って、そのやり方が極端で強引すぎるからだ。

「不法」移民を国から追い出し、入国させないよう厳重に警備するのは当たり前。
だが「合法」な移民まで追い出したり、入れさせないようにするのは、やりすぎって事だ。
「移民」を認めないなら、まずわが国では「移民」という存在は認めませんという法律を、国民の支持を得て作るべきなのだ。
母国でも十分生活できるが、アメリカが好きで、そこに是非住みたいと言って来る「移住者」は排除しないとかね。

とにかく今の世界は、右も左も極端すぎるし、そういう極端な人間しか居ないんだよね、政治だろうがマスゴミだろうが。
だから中道の一般人はうんざりしてるんだよ。

アメリカ中間選挙で、上院でトランプ側が勝ったのは、既存のメディアや、日本で言うところのあやしげな市民団体への反発であり、下院でトランプが負けたのは、「とは言ってもトランプもやりすぎだ」という右派への反発なんだよ。
つまりトランプも左派メディアも、それぞれが勝利宣言してるが、どっちも勝ってなし、支持されてないんだよw
そこに早く気づいた方が、これからの世界で勢力を拡大するでしょうねって話です。

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