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天下御免 攻略 問屋について

天下御免

「天下御免」には、10種類の問屋でプレイできる。
これらは、扱う商品によって、難易度が大幅に違ってくる。

なのでそれを述べたいと思う。



各問屋の難易度は、主に取り扱い商品の種類数と単価によって決まる。

1.海産物問屋
難易度 高
取り扱い品目 9種
平均単価 10両前後
現代の食品産業も同じだが、単価が低いので大量に売り捌かないと商売が継続できるような儲けが出ない。
常に大量の在庫を抱えておかねばならず、その分必要な蔵数が多くなり、また運用しなければならない船の数も多くなるなど、コストも掛かるし日々の運営の大変さもあるため、上級者向き。

2.小間物問屋
難易度 中
取り扱い品目 5種
平均単価 50両前後
小間物とは、現代で言えば化粧品やアクセサリーなどの事で、一見すると高級ブランド品とか扱っていて儲かりそうだが、単価はそれほど高くない。
また、化粧品やアクセサリーとはまったく関係なさそうな「たばこ」も扱っていて、これが結構売れる。
(しかし標準単価は20両と決して高くはない)

3.穀物問屋
難易度 高
取り扱い品目 7種
平均単価 10~15両前後
米や麦などの農産物を直接扱うのではなく、それらによって作られた味噌や醤油などの調味料を主に扱う、現代で言えば加工食品メーカーに相当する。
海産物問屋よりは、若干取り扱い品目数が少なく単価も高いが、海産物と違って生産地が全国各地に散らばっているので、その分難易度は高くなる。
(そもそも港がある=海がある=海産物がある なので海産物はどこにでもあるのでw)

4.油問屋
難易度 中
取り扱い品目 5種
平均単価 30~40両前後
火にまつわる商品を扱う。
現代で言えば石油卸に相当するが、石油ほど巨万の富を得られるわけじゃないw
取り扱い品目数も単価もそこそこなので、運用が簡単で儲かる初心者向け問屋に飽きた人へ。

5.酒問屋
難易度 大
取り扱い品目 2種
平均単価 10両以下
酒造メーカーではなく、酒造メーカーが作ったものを仕入れて店先で販売する酒屋みたいなもの。
現代では酒は高くて儲かるイメージがあるが、ゲーム中の単価は最低の部類に入る。
品目数が清酒と焼酎の2種類だけで、そのうち清酒は堺の港の産物でもあるため、運用は簡単なように見えるが、実際は単価が低い商品のため、常に大量の在庫を持っていないと品切れを起こす。
ただ仕入れ先がほぼ太平洋側の港に集中しており、日数をかけずに仕入れが行えるのと、焼酎は売れるスピードは食品系にしてはゆっくり気味なので、いくらか他の食品系問屋よりは楽かもしれない。
でも儲からないw

6.呉服問屋
難易度 中
取り扱い品目 5種
平均単価 30~40両前後
現代の「三越」の前身となった事で有名な問屋ではあるが、ゲーム中の呉服問屋ははっきり言って大儲けはできないw
高級なイメージがあるが、どちらかといえば「ユニクロ」に近い。

7.染物問屋
難易度 低
取り扱い品目 4種
平均単価 90両前後
現代ではインクなどの染色剤は、あまり儲かるイメージは無いが、ゲーム中では必ず長者番付トップになるのが染物問屋である事からもわかる様に、儲かる。
ポイントは、この長者番付トップの梅田屋が独占している「紅花」をいかに早く自分も仕入れられるようにするかである。
それさえ実現できれば、「抜け荷」なんぞに頼らなくても金持ちになれるw

8.薬問屋
難易度 最低
取り扱い品目 3種
平均単価 500両以上
ゲーム中で一番単価が高く、品目数も少ないくて運用も楽な、超初心者向け。
製薬メーカーは現代でもめちゃくちゃ儲かるが、衛生状態や医療が現代ほど良くない江戸時代の薬屋の儲かり具合はハンパないw
品目数が少ない上に、1日に売れる商品は少量であるため、仕入れ頻度も低くて済み、ぶっちゃけ暇なぐらい。
それでも1日に数百両の売り上げが出るなど、ゲームバランス的にどうなのこれ?ってほどである。
欠点は火事や地震が起こると、とたんに品薄になるぐらい。
初めてこのゲームをやる人は、必ず薬問屋で。

9.紙問屋
難易度 低
取り扱い品目 3種
平均単価 50両以上
現代で言えば製紙メーカーというより、コクヨや大塚商会などの文具メーカーに相当する。
取り扱い品目数も少ないし、単価もそこそこ高いので、薬問屋ほどではないが、儲かるし運用も易しい。
ただ生産地が結構散らばっているので、揃えるまでは大変かも知れない。

10.材木問屋
難易度 中
取り扱い品目 4種
平均単価 10両以上
この時代の日本は、何を作るにも「木」であるため、需要は高いが単価は低い。
品目数が少ないので食品系よりは若干易しいが、食品系並に単価が低いうえに、火事が起こると品薄になるなど、運用は決して簡単ではない。
リストの一番下に配置されている事もあり、影が薄い不人気問屋w



このように、楽して手軽に儲けたいなら、薬問屋一択。
各種情報を駆使して、たくさんの船の買い付け運用スケジュールを細かく考えて、大変さを味わいたいマゾや、ゲームをやり込んで飽きてきた上級者は海産物や穀物問屋。
という具合になっている。
必要な港の寄港権を揃えるために、序盤にちょっとだけ「抜け荷」して資金を調達するなら、「難易度 中」の問屋でも早い段階で長者になれる。
「難易度 高」の問屋は「抜け荷」や「人参転売」を駆使しても、長者になるのは簡単ではない。

薬屋が他の問屋と比べて、超絶にやり易い理由は他にもある。
単価が低い上に扱い品目数が多い飲食料品系は、それだけ品切れを起こさないための頻繁な買い付けで多くの船や船頭が必要になるが、それだけではなく店舗での販売数も薬屋などとは比べ物にならないくらい出るので、店員の数も必要になる。
それらの人件費などのコストが、ただでさえ儲けが薄いのに薬屋より高くなる。
そして、コストを抑えるために少数精鋭にすれば、あまりのブラックさに(特に)店員(手代や番頭)がガンガン辞めていくw
給金アップや小遣いを頻繁に与えても、逆に「(十分稼がせて貰ったので)故郷に帰りますwww」と辞めていく。
人を多くして個々の大変さを抑えたところで、「薄給」なので辞めていく。
コストを無視して人を沢山雇って、がんがん給金アップや小遣いをばら撒いても「この店、そんなに儲かってないのに、こんなに金ばら撒いて大丈夫なのかよ・・・」と不安を感じて辞めていくw

現代の外食産業や食品メーカーも本社のデスクワーク以外の工場などがそうだが、薄給・重労働なので人の入れ替わりが激しい。
なのでこれらの問屋は、「お前の代わりなんていくらでも居る」と、某ブラック企業の代名詞である居酒屋チェーンの創業者のように、開き直って奴隷扱いするしかないw

逆に薬屋は、一日に売れる数が少ないので、小数の店員でも対応でき、そのうえ儲かるので、当然ながら高給にしたり人員を増やしても、問題なく運営できる。
仕事が楽なうえに給料も良いので、従業員も辞めない。
長期間の雇用で給金アップや小遣い渡しができるので、超有能従業員に育って、市場占有率を高いレベルで維持するのも簡単。

これが薬屋最強の、もうひとつの理由。

なので海産物や穀物、酒問屋は有能世話人と用心棒以外は、一切の給金アップも小遣いもなし、いつ辞めてもらっても結構、お前の代わりはいくらでもいるぐらいの経営をしないと、とてもじゃないが町娘が嫁に貰える長者番付入りなんて無理w
てゆーか花魁を娶るのさえ無理w
吉原で豪遊する金も、身請けするのに必要な裏金も、まっとうな商売してたら作れないしw

ちなみに大番頭だけは、どんなにこき使っても殆ど辞めないが、コストは高くなる。
(手代・番頭・大番頭にはそれぞれ最低賃金が設定されており、出世させた時にそれに満たない場合は、自動で最低賃金までアップされてしまうため)

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