2ntブログ

ゾンビランド・サガ

私が今期で一番おすすめするアニメは「ゾンビランド・サガ」である。
ちなみに前期は「あそびあそばせ」であるw

ゾンビランド・サガは一応は佐賀県のPRアニメであるが、笑いあり涙ありのなかなかよくできた作品。

そもそも現代日本は、遺体はすべて火葬されるはずで、腐った死体が動くという「ゾンビ」は出来ないはずであるw
その事は、話の中でも触れられているが。
つまり、この物語の主人公とその仲間は死体ではない。
恐らくは何らかの物体をヨリシロとして、成仏できずに彷徨っていた霊を憑依させたものだろう。
この辺は最終話で明らかになるだろうが。

なぜそう思うかといえば、以前にそういう漫画原作のアニメがあったからだ。
「かんなぎ」というもの。
寂れて廃社となった神社の、切り倒されたご神木から作られた木人形に神様が宿って動き出すという設定。
これがヒロインの「なぎ」という、平安チックな容姿の美少女なわけだが。

なので過去のアニメの設定を参考にする事が多い、実際にそういったものをギャクとして出してきてる事からも、この設定は十分あり得ると思う。

また主人公の「さくら」は交通事故で死んだかのような演出がなされているが、多くのアニメファンがネットで推察しているとおり、恐らくは交通事故は直接の死因ではないのだろう。
私も、多くのファンが推察しているように、交通事故が原因で顔に大きな傷が出来てしまい、目指していたアイドルになれなくなった事に絶望して風呂で手首を切って自殺したという説を支持している。

この世に未練を残して死んだために、成仏できずに霊として彷徨うものは、その未練を解消してやれば成仏するというのが、日本で広く信じられている事でもある。
従って、アイドルになりたかったのになれなかった主人公の「未練」を解消して成仏させてやる事が、本アニメの主要人物の一人であり、唯一の生身の人間か、少なくとも「ゾンビ」では無いと思われる「たつみ幸太郎」の目的であろう事が推察される。
そのついでなのか、その目的のために、かつてアイドルだった人間や芸能人で若くして未練を残して死んだ他のメンバーを集めたと。
まぁサキは地元の若い女の子の霊という事でw
伝説のたえは、最後まで良くわからないままだろうw
花魁のゆうぎり姐さんは、やっぱり地元で明治維新の時代に死んだ。
明治維新に関わって死んだ人間の多くは、よりより未来の日本を目指したわけで、現代日本が良いかどうかは別として、少なくとも豊かで安全でそれなりにみなが幸せに暮らせてるわけで、それを見せる事によって未練が解消されるのだろう。
だから特に「ゆうぎり回」はファンの期待通りには作られないと思うw
軽く触れられる事は、最終話であるだろうが。

ちなみに、ヨリシロとなっている体は、おそらく粘土かなんかだと思う。
なぜなら、ばらばらになってもくっ付くからだw
「かんなぎ」のように「木」で作られた体であれば、車に轢かれるなど大きな衝撃でバラバラになったら元には戻らないw
ソンビィ達が動くたびに「グシャ」とか「グチャ」って鳴る効果音も、体が「粘土」であると考えれば、不思議はない。

肝心の「佐賀」はどこに?と思うかも知れないが、実際は「佐賀」はどーでもいいのだよ。
たまたま「佐賀県」がスポンサーだったというだけ。
これが「青森県」でも「鳥取県」でも、話自体は変わらなかっただろうw
アニメによるご当地PRってのは、実際にある場所がアニメの中に登場する、舞台になれば良いだけなのだからw
何も「佐賀」に関係ある昔話や言い伝えを素材にする必要はないのだw

まぁそんなネタバレ的考察も交えて、イチオシのアニメだという話でした。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR