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ダービースタリオンEX 攻略

ダビスタ

ダービースタリオンの攻略サイトは数あれど、PC98版のダービースタリオン及びダービースタリオンEXの攻略サイトはほぼ無い。
ダビスタシリーズは、他のシリーズもののゲームと違って初代から最新版まで基本仕様はほぼ同じなので、すごく困るという事は無い。
ただ細かな仕様の違いから、ダビスタEX向けではない攻略法なんかもあるので、EX向けの攻略などを。


種付け
ゲーム開始後はまず「種付け」から始まる。
この「種付け」はダビスタでは非常に重要で、これによって産まれる子馬が名馬になるか駄馬になるか決まってしまう。

名馬はお母さん馬(繁殖牝馬)とお父さん馬(種馬)に共通の先祖(同じお爺ちゃん馬やお婆ちゃん馬、あるいはもっと前の世代の同一馬)が多いほど、産まれる確率が高くなる。

種馬
↑のように、お父さん馬(種馬)の詳細情報を開いた時に、お母さん馬(繁殖牝馬)と同じ先祖馬が居た場合、その名前が赤色で表示される。
この赤字の馬の数が多く、かつ赤字の馬の名前が被ってないというのが、一番良い配合。
ただし注意すべきは、あまりに近い世代が共通していると、クロス配合の弱点である健康や気性の低さが強く出てしまう。
これを「危険な配合」と言うらしく、私も産まれた子馬がやたらと牧場のおっさんに「足が弱い」と複数の週に渡って言われた事があり、調べたら種馬が繁殖牝馬の実のお父さんだったというオチで、まぁ実の親子でセクロスしたら人間だってやばいよなぁと反省した事があったw
この辺は配合理論を永遠と述べたサイトも多いので、詳しくはそちらで。
なお、配合にもダビスタEX以降の作品で追加された要素があるので、必ずしもそれらのサイトで述べている事が全て当てはまるかは不明。
種付け馬を一覧から選ぶ画面にある「クロス」というソート機能を使うと、共通の先祖馬が居る種馬だけが表示されるようになるので、それを活用すると探しやすくなる。

なお共通の先祖が居ない種馬との子作りが、まったくダメというわけではない。
人間と同じく、馬も遺伝的に遠い者同士ほど本来は良い子が産まれる。
ただしこの場合の良い子というのは、競馬で勝てる馬というより、丈夫な子馬という意味。
スピードやスタミナは低いかもしれないが、健康や気性や安定が高い馬になりやすいという事。
これはこれで、重賞レースでは勝てないかも知れないが、長く沢山のレースをこなせる、コツコツと確実に稼げる馬になる。
ゲーム序盤は資金が少ないので、最初の馬が故障が多かったりしてロクに稼げないうちに予後不良でお星様になってしまったり、怪我や体調不良で頻繁に放牧しなければならず、それでロクに稼げずに引退とかだと、破産でゲームオーバーになったりする。

そもそも、いくら優秀な馬が産まれると言っても、100%ではない。
高い金払って種付けしても、妊娠しませんでしたって事だってある。
ならば最初の馬は、安くて丈夫な子馬ができる種付け馬の方が良いとも言える。
実際、唯一無料で種付けができる「マチカネイワシミズ」は、どのバージョンのダビスタでもそこそこの馬が産まれる確率が高い、初心者にやさしい種付け馬として紹介されているぐらいだ。

3歳になるまで
めでたく子馬が生まれても、3歳までは何もできない。
ただこの入厩(にゅうきゅう)前の期間は、子馬をクリックする事で牧場のおっさんが、その馬の適正や能力に関する重要なヒントを言ってくれる。
「順調に育ってる」とかどーでもいい事しか基本は言わないが、「スピード感あふれる走りを見せてる」とか「丈夫な馬」だとか、逆に「足が弱い」とか。
特に「素質が高い」とか、「抜群の勝負根性を持ってる」と言われた馬は、名馬である可能性が高い。

この子馬の評価は1週~4週まで、また偶数月と奇数月でもそれぞれ違う能力についての評価をするので、特に3歳の1月1週~2月4週までは、面倒でもスキップせずに1週ごとに子馬の評価を聞く。
それらと、その子馬のお父さん馬の現役時代の評価を合わせて、子馬の適正距離を性質を推測する。
この子馬の適正や性質を早い段階で正確に掴まないと、レースに勝てないし稼げない。

なお競走馬の基本能力は「スピード」と「スタミナ」なわけだが、スピードが高いと短距離向きとかにはならないらしい。
むしろ逆で、スピードがあってスタミナが低い馬が長距離馬で、スピードが低いがスタミナが多い馬の方が短距離馬になるらしい。
なので「スピード感あふれる走りを見せてる」って言われた場合は、中・長距離のレースで活躍できる馬だと思った方が良い。
お父さん馬の適正距離もそうだったのであれば、もう決まりw

その他、「抜群の勝負根性を持ってる」も、能力が低くても根性でそれをカバー(笑)して勝つ事ができるので、これも稼げる馬になる可能性が高い。

入厩してから最初のレースまで
とにかくひたすら「ダート 併せ 強め」の調教を行う。
三歳時のレースは短距離が多いので、スタミナがある馬ほど有利だからだ。
なのでまずはスタミナがアップし、なおかつ勝負根性というレースで重要なもうひとつの能力がアップする、「ダート 併せ 強め」なのだ。
ただしこれらは週1回(水曜日のみ)に行うこと。
サラブレッドは「ガラスの足」と言われるように、非常に足が繊細で故障しやすい。
1週に2回走らせる調教をするのは厳禁なのだ。
もしどうしても調子や体重が整わないのであれば、水曜日(週1回目の調教)で走る調教をして、2回目はプールにする。

調教師のおっさんに8月1週のレース開始時に、「重いっすねwww」って言われないようにするのを目標とする。
それに加えて、「ダート」調教した時に「なかなか良いタイムが出ました」みたいな、絶好調の手前ぐらいの評価が聞ける状態ならなお良い。

通常の状態(疲れたり、怪我してない状態)の馬は、毎週4~6kgぐらい体重が自然増加する。
「ダート 併せ 強め」は体重を-4kgする効果もあるが、それだけでは一向に減らない場合もあるので、その時は「プール」を2回目の調教で使う。
「プール」は体重を2~4kg減らす効果もあるので、1週で最大8kgの体重を減らす事ができる。

なお馬には「適正体重」という一番パフォーマンスを発揮できる体重があり、これは「重い」って言われなくなった時点での体重よりも更に低い。
(おおむねデブじゃない見た目になってから、更に-10kg程度だと言われている)
なので「重い」って台詞が出なくなっても、しばらくは体重を減らす事に重点を置いた調教を続けた方が良い。

デビュー後
馬の適正距離を見極めて、その距離近辺のレースに出馬する。
ただし先にも述べたが「ガラスの足」なので、連戦は禁物。
プロ野球の先発投手が「中三日」とかで登板するように、馬も「中3週~4週」でレースってのが基本って言われている。

つまり基本的には1月に1回しかレースは出来ず、それ以外の期間は「調教」による調子や体重の「調整」をする。
馬の基本能力である「スピード」は、レースに出れば必ず+1されるので、主にスタミナアップ系の調教で「調整」する。
スピードを上げる調教(芝や坂路)は、足への負担も大きいので、やらない方が良い。
またレース直前は「ダート 単走 馬なり」を1回するだけに留めるのが、良いとされている。

☆放牧について
「放牧」は疲労を回復する、怪我の治りを早くする効果があるが、代わりにスタミナの現在値がダウンする。
そのため、足の調子が悪くなったり、調教師のおっさんに「疲れが溜まってるので休ませた方が良い」と言われるまでは、多少調子が悪くても我慢して、放牧はしない方が良い。
また放牧後は、たとえ調子が良くても適正体重でも、1月以上は「ダート」や「プール」調教を十分に行って、落ちてしまったスタミナを回復させないと、レースに勝てなくなるので注意。

レースで勝つには
1.適正距離
まずその馬の得意な距離を見極めないとレースは勝てない。
適正距離は基本的にお父さん馬(種馬)のものを引き継ぐ。
なので種馬の適正距離は覚えておくこと。
(種付け後も牧場のメニューから種付け馬一覧が見られるので、忘れちゃった場合はそれで確認)
あとは過去のレースの成績や、レースに出した時に出る競馬新聞のような画面での評価で、最も得意な距離や適正から外れている距離を推測する。
競馬新聞
↑の◎とか△とか並んでる欄が、競馬新聞の記者というプロの目から見た、そのレースでの馬の評価になる。

左から順に距離(スピードかも)・スタミナ・勝負強さ・気性となっているらしいが、別のバージョンのダビスタの情報なので、ダビスタEXでもそうかは分からない。
4つの項目どれにも印が無い場合は、適正距離から大幅にかけ離れた絶対に勝てる見込みが無いどころか、入賞すらできない走るだけ損なレースである可能性が高い。

記号は ◎>○>△>▲>無印 の順で評価が高い事になる。
経験的に左2つの欄が無印の場合は、選択したレースの距離が適正でない可能性が高い。
あるいは今まで○が付いてたのに付かなくなったりした場合は、放牧などで落ちたスタミナが戻ってない。
右2つの項目は、根性や調子など精神系の評価だと思われ、適正距離じゃなくても調子が良かったり、根性あったり気性が良い馬だと○が付いてしまう事がある。
なお三歳の新馬戦は、距離が短めに設定されてるので、3歳後半以降の本格的なレースの場合は同じ距離が適正にはならない。
三歳新馬戦は1000m~2000mが設定されてるが、GⅠとか重賞レースは1600~3000mだからだ。
よって1000mで◎が付いてたら、実際は1800m未満の距離が得意な短距離馬。
1600mのレースで◎だったら、実際は2000m前後が得意な中距離馬
2000mだったら2500m以上の長距離が得意な馬と見るべき。

適正距離のレースでも、体重が適正でない、調子が悪いと勝てない。

2.騎手(ジョッキー)の選択
レースで騎乗してもらう騎手は、基本的には候補の中で一番評価の高い(一番上に表示されてる)人を選べば良いが、レースによってはあえて下の欄の人の方が良い場合もある。
騎手にはコメントに書かれている通り、それぞれ得意な分野があり、例えば関東の的場騎手はダートレースだと、別のバージョンのダビスタの情報だが、スタミナが+10されるらしい。

3.レースの作戦
競馬はゴール前の直線までは中段以降で抑えて、そこから一気に追い抜く「差し」と、最初から先頭の方を走ってそのままゴールまで突っ走る「逃げ」の、主に2種類がある。
勝負根性が高い馬は「差し」、気性が優しかったり大人しいと評された馬は、他の馬を蹴散らして駆け抜けるのが得意ではないので、「逃げ」の方が良いとされている。

競馬新聞の画面で、自分の馬をクリックすると、騎手(ジョッキー)にレース運びの方針を指示する事ができるので、もし◎が沢山ついてるレースに出走してるのに、どうしても勝てなくていつも2位以下になってしまう場合は、そこで走り方を強制的に変えてみるのも良い。
何も指示しない場合は、「騎手にお任せ」になり、今までのレース運びの実績や馬の能力などから、騎手が勝手に最適なレース運びをしてくれるので、基本的にはそれで良い。

4.レースのランクや開催場所
その週に開催されるレースならどれでも出れるわけじゃない。
自分の現在のそれまでの実績に応じたランク(オープンを筆頭に、1500万以下や500万以下、未勝利など)のレースと、場合によっては1ランク上のレースにしか出走はできない。
ただし、画面で見えているのは自分が所属している厩舎の地方のものであり、他の地区では自分にあったレースが開催されている場合もあるので、関東・関西の表示を切り替えて両方確認した方が良い。
関東-関西の移動を伴うレースの場合、移動のストレス(?)により、レース直前の体重が4~6kg減る事も考慮しておく。
なので別の地方へ遠征する場合は、少し体重を多目にしておいた方が良い。

自分にあったランクの適正距離のレースで、調子が万全でも必ずしも勝てるとは限らない。
最上位のオープンクラスまで到達できても、GⅠで勝てる馬というのはそうそう居ない。
GⅢのレースですら絶対に勝てない場合もある。
なので「実力に見合った」レースを選択するのも重要。
勝てないまでも、少なくとも入賞(5位以内まで入る事)できる可能性のあるものを選択する。
また、重賞と同時開催のレースは、強い馬がそちらへ行くので、勝てる確率が高くなるという計算もできる。
逆に重賞の2~3週前のレースは、強い馬が調整目的で出走する事もある。
特にその重賞の距離が、走ろうとしてるレースと同じぐらいだった場合は、要注意である。

賞金が高いからと、むやみに重賞レースに参加したり、賞金が高めの名前付き(○○記念とか)のレースに出たりせずに、確実に勝てるあるいは入賞が狙えるレースを選択する方が、稼げる事を覚えておこう。
それで稼いで、優秀な牝馬を買って、種付け料の高い優秀な種馬と交配して、優秀な子馬が産まれてから重賞レースに挑戦する方が良い。

なお、極まれにてきとーな馬でも勝ててしまう場合がある。
ぎりぎりGⅢで勝てるような馬でも、GⅠレース当日が雨・不良だったために他の馬が本来の力を出せずに、そういった悪条件に強い自分の馬が、ほとんど印が付いてなかったのに勝ってしまって大穴になったレースとかも経験した事があるので。
ただこれは、本当に「まぐれ」のレベル。
通常、牡の馬は引退すると単にさようならして終わりだが、GⅠで勝った経験のある馬は種馬として、高額で引き取られるので、おいしいw
たとえその勝ちが1回だけまぐれだったとしても、結果が全ての世界なのでw

・美浦と栗東のどちらに入厩すべきか?
牡馬だったら美浦、牝馬なら栗東がおすすめ。
理由は栗東(関西)には、牝馬が得意なジョッキーが居る事と、牝馬限定レースが多いから。
逆に牡馬にとっては、栗東は不遇とも言い換えられるので。

・短距離馬と長距離馬のどちらが良いか?
長距離馬の方が圧倒的に扱いやすい。
理由は、長距離に必要なのはスピードであり、スタミナと違って放牧しても落ちないから。
短距離馬はスタミナを上げて維持するのが大変。
また長距離馬は晩成型である事が多く、長く活躍して稼いでくれる。

・早熟と晩成の違い
早熟系は3歳になった時点でのスピードやスタミナの初期値が高いと言われるが、個人的にはあまり感じられない。
この早熟はステータスの初期値が高く、調教ですぐに限界値まで持っていけるという情報は、他のバージョンの攻略サイトで言われていた事なので、ダビスタEXには当てはまらないのかも知れない。
また、早熟系は能力が自然低下しはじめる年齢も低く、5歳で放牧すると、本来は落ちないはずのスピードまで一緒に下がる。
晩成型は、6歳7歳になっても放牧で落ちる能力はスタミナだけで済む。

以上の理由から、晩成・長距離型の馬の方が扱いやすいし稼げると言いたい。
またGⅠレースのほとんどは、中・長距離である事も大きい。
天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念・菊花賞・エリザベス女王杯・宝塚記念など、有名どころのGⅠレースは全て2000m以上の距離である。
対して短距離のG1レースはマイルチャンピオンシップ・安田記念・スプリンターズステークスしか無い。
しかもマイルチャンピオンシップや安田記念は1600mなので、場合によっては中距離馬も参戦してくるなど、不利である。
リアルの競馬の世界でも、名馬と呼ばれる馬はほとんどが中・長距離馬である。

・dsexmon
ダビスタEXをnp2などのPC98エミュレータで動かしてる場合、「dsexmon」という本来は見えない子馬の能力を数値で表示するツールがあるw
これを使うと、ヌルゲー化してしまうが、ゲームの仕様を確認するには良いw
他のバージョンのダビスタもそうだが、基本的にスピード・スタミナ・勝負根性・気性は1~100の数値で内部的には管理されている。
よってA評価でも10~30近い数値の差がある。
またこのツールで産まれた子馬の能力と、その基本となる種付け馬の能力評価、更にはその後の実際のレースでの実績を見ると、スピードが高い=長距離馬、スタミナが高い=短距離馬という理論は、ダビスタEXでも同じであるらしい事がわかる。
さらに、いくらスピードやスタミナが高くても、勝負根性が低い馬はレースで勝てないという、これまた他のバージョンのダビスタの攻略情報も、ダビスタEXでも同じだと分かる。
また馬の適正体重も、「デブwww」って言われなくなった直後の数値でも、まだ重い事が分かる。
さらにこのツールを使うと、調子の調整がいかに難しいか分かるw
調子が数値で見えていても、目的のレース時に絶好調や好調にするのは難しいw
あと引退の時期も分かる。
具体的には、限界まで上げていたスピードの現在値が下がりだしたら引退を考えた方が良い。
そして早熟系の馬は、このスピードが自然低下しだす時期が早いのも分かる。

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