2ntブログ

他人には理解されにくい自分の嫌いなもの

巡回している某まとめサイトに、そんな記事があった。
要は、理由は分からないがなぜか気持ち悪い・嫌だ・怖いと感じる、そういう光景というかモノというか。
詳しくは、不思議.NETという有名なサイトなので、そいで該当記事のサンプル画像を見てほしい。

さて、私にも実は子供の頃から怖くてたまらないものがある。
大人になった今でも、若干怖くて、出来ればそこへは行きたくない。

その場所というのは、団地などの最上階の部屋。
公団の団地の、階段の左右に部屋がある形式のやつ、わかるかな?
あれの最上階が、なぜか分からないが非常に怖い。
最上階というのは、それ以上は階が無いので、上り階段は当然ない。
そこで終わって壁になっており、しかも壁といっても天井まであるようなものではなく、身を乗り出せば下が見えるようなものだ。
そこから外の光景とかも見えたりする。
これが軽い高所恐怖症を起こすのかも知れない。

しかし実は、この階段が終わっているという事実や、高さがリアルに感じられ、さらにその高さから落ちないようにする壁が低いなどの事から感じる高所恐怖症的感覚のほかに、団地の最上階が怖い理由がもうひとつある。
どちらかと言えば、そちらの方が怖い。

それは、屋上へ出るためのマンホールの蓋上のようなものが付いてる階。
団地の屋上は、デパートなどの屋上と違って、一般人は立ち入る事はできない。
工事関係者とか管理会社が屋上に設置されてるであろう、アンテナとか貯水タンクとか、あるいは天井の状態確認、雨漏りとかヒビとか、その修理とかで上がるぐらいだろう。
よって、一般の人が簡単に上がれないように、マンホールの蓋上の出入り口と、そこへつながる梯子上の階段が、唐突にヒョコっと付いてる階がある。
全部の最上階にあるのではなく、何列か置きにそういうのがある。
この下から見上げた、中途半端に付いてる梯子上の階段の、その上にある丸くて重そうで暗いマンホールの蓋状の扉。
これがなぜか、非常に怖かった。
というか、今でも若干怖い。
そういう階にはなるべく行きたくないし、行かなければならない用事とか状況になったら、なるべく上は見たくない。

たぶんこれ、理由は分からないが「○○が怖い」みたいなトラウマ的なもの、誰しもあると思うが、それの一種だと思っている。
そしてその理由は、退行催眠とかいう若干オカルトが入る精神治療では、前世でそれが原因で死んだ等の理由が明らかになったりする事がある。
なので私は、恐らく前世というものがあるなら、井戸に落ちたとかマンホールに落ちたとか、あるいは意図的に落とされて閉じ込められて、殺されたのではないかと思っている。
だから現世で下から見上げるマンホールや筒が、理由も分からず怖いのではないかと。

というのも、その感じる恐怖というのが、このまま死んでしまうという焦りや、もうそこから外へ脱出する事はできないという絶望感のようなものだからだ。
なぜそんな事を感じるのか、幼少の頃にそういうとこに落ちたとかいうのであれば分かるが、そんな記憶はない。
親もそんな事故に私が会ったという話はした事がない。
まぁ本当に記憶から消してしまうほどの恐怖体験の事故なんて、本当にあっていたら、親としては思い出させないように話さない事もあるとは思うが、少なくとも周りからもそんな話は聞いたことがない。

なので恐らくは前世の記憶、トラウマから来るものだと思っている。
残念なことに、それを確かめる退行催眠を受ける時間も金も無かったので、解決できないでいるのだがw

こういう自己の体験からも、恐らく「前世」ってものはあると思ってるし、「生まれ変わり」というものもあると思っている。

ちなみに、手塚治虫の有名な作品である「火の鳥」シリーズは、一言で言えば「輪廻転生」がテーマの物語である。
私は「輪廻」の部分は若干疑っているが、「転生」の部分はあると思っているのだ。
だから「火の鳥」は非常に好きな漫画作品であるw

「輪廻」というのは、生まれ変わる際に、前世での行い等が影響するというもの。
たとえば前世で人を殺したり盗みを働いたりといった、一般的に悪い事とされるものをすれば、次に生まれ変わる際はその罰として、悲惨な環境に生まれたり、あるいはそもそも人間ではなくすぐ死んでしまう虫けらに生まれ変わるという思想だ。

私は「生まれ変わり」の現象である「転生」の部分は信じるが、「輪廻」は信じていない。
何に生まれ変わるかは、自由意志だと思っている。
なぜなら、この世で悪い事とされてるのは、人間が勝手に考えた事でしかないからだ。

お前は悪い事をして生きてきたから、次は罰として虫けらに生まれ変わらせるとか、そういう判断をするのは、神様なわけであるが、その神様の価値観と人間の価値観が同じだとは、どう考えても思えないからだ。

これは以前も述べたが、全知全能の神と呼ばれる存在が居て、それが殺人や窃盗は悪い事なのでしてはいけませんと言うなら、そもそもはじめから物理的にそれらが行えないように、世界や人間を作っているはずだからだ。
PKの出来ないネットゲーム(MMO)みたいに。
だが現実世界はそうなってない。
やろうと思えば殺人も窃盗も、誰でも出来るように出来ている。
実際、戦争なんかでは逆に多くの(敵側)の人間を殺した奴ほど、英雄として賞賛されるわけだしw

戦争が強かったり、大活躍した王様や武将は、現実世界の今でも英雄として賞賛されている。
上杉謙信とか武田信玄とか、あるいはアーサー王とかアレクサンダー大王とかチンギス・ハーンとか、彼らはみな罰として虫けらに生まれ変わったなんて言う人、居ないよね?
つまり、殺人や窃盗などの道徳的に、モラル的にダメとされるものは、所詮は人間が勝手に考えた、人間だけの価値観だって事だ。
もちろん、だからやって良いと言うわけではない。

殺人や窃盗はなぜやってはいけないのか?
それは神様がダメって言ったからではなく、生き残るためにはやらない方が良いからだ。
人間は群れで暮らす、というか群れでないと生きていけない弱い生き物だ、以前から何度も言っているが。
群れで生きていくために、「私はあなた方を殺しません、だからあなた方も私は殺さないでください」という契約を結んでいると理解すると、法律や人権ってのものをなぜ守らなければならないか、納得できると思う。
違法行為というのは、いわば「契約違反」なのだよ。
「私は群れのメンバーを殺したりしません」という契約によって、群れによって生命の安全を保障されているのに、その契約を破った。
だから人権というその保障を制限され、場合によっては「死刑」という人権そのものを取り上げられてしまうわけだ。

殺人犯や窃盗犯にも人権があるとかほざいている馬鹿が居るが、無いのだよ。
それらは群れとの契約や約束という形で、群れから与えられているモノにすぎない。
その契約を破れば、当然その代価である人権も取り上げられて当然なのだよ。

極端な話、私はお金は払わないけど、その商品をもらえる権利がある
なんてアホな主張をしているようなもんなのだよ。
お金を払って、商品を買うという契約を守らない奴に、商品を渡す馬鹿がどこに居るんだよって話w
まさにそれが「窃盗」というものなのだよw

話が逸れたが、なぜか分からないが、気持ち悪い・怖いという風景やモノってのは、前世のトラウマである可能性が高く、それゆえ、前世はあると確信できる証拠のひとつと言えるという、個人的な思想の話。

コメントの投稿

非公開コメント

カウンタ
プロフィール

ウホッ!いい男

Author:ウホッ!いい男
異世界転生を待ち続ける中高年のおっさん

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR